http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/653.html
Tweet |
関東で大地震の確率上昇 30年以内の震度6弱以上
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122101001522.html
2012/12/21 17:00 共同通信
政府の地震調査委員会は21日、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を地図上で示す「全国地震動予測地図」の2012年版を発表した。東日本大震災を受けた最新の研究結果を盛り込み、前回の10年版と比べ、水戸市で31ポイント増となるなど、関東地方で上昇が目立った。
調査委は「茨城沖などでこれまでに知られていない大きな地震の可能性を考慮した」と説明している。
大震災前は「一部地域で震度が大幅な過小評価になっていた」との反省を込め、次回以降、過去に起きた地震の規模にとらわれない想定も検討するなど作成方法の見直しをする方針も示した。
◇
「地震動予測地図」2年ぶりに公表
動画 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5213560.html
21日15:42 TBS
今後30年以内に、震度6弱以上の地震に見舞われる確率を示した地図が公表されました。東日本大震災があったために2年ぶりの公表ですが、震災の前と後とで確率が大きく上がった地域がありました。地震を引き起こす海の底で、いったい何が起きているのでしょうか。
21日、政府の地震調査委員会が公表した「地震動予測地図」。今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示したもので、濃い赤色ほど確率が高くなります。
東日本大震災の影響で去年は公表されず、2年ぶりの公表となりましたが、今回、震災の前に比べ確率が大幅に高くなった地域があります。茨城県水戸市。2010年版では、震度6弱に見舞われる確率は31.3%でしたが、最新版では62.3%。2倍に跳ね上がったことになります。
「(水戸は)大きな地震来ないと言われていたが、そういう数字出ると心配ですね」
「(Q.30年以内に60%の予測?)いやだ、60%?(Q.最近よく揺れますね?)昨日も地震ありましたよね」(水戸市民)
このほか千葉市でも、確率は12ポイントあがって75.7%。東京や横浜なども軒並み上昇しました。なぜ、これほど確率が上がったのでしょうか。
地震調査委員会によりますと、その原因は、東日本大震災そのものだといいます。
去年3月11日の巨大地震は「日本海溝」と呼ばれる海の底のプレート境界で起きました。海側のプレートに引きずり込まれていた陸側のプレートが大きくずれ、跳ね上がるように動いたためです。しかし、どの程度ずれたかを見ると、宮城沖を中心に非常に大きくずれてエネルギーが解放されたのに対し、茨城沖では、ずれは小さく、千葉沖では全くずれていません。つまり、茨城、千葉沖では、ひずみを解消するためのエネルギーがまだ、たまったままなのです。
「余震域、その周辺域で比較的規模の大きな地震のおそれが十分にあるので、そのことについては常に注意していかなければならない」(地震調査委員会 本蔵義守委員長)
茨城県の防災担当者は・・・
「単純に不安をあおるだけではいけないので、防災意識を高めるということを普段から備えていただくことも大事」(茨城県防災・危機管理課 嶋田一郎課長)
今月7日、再び宮城沖を震源とする地震があり、東北や茨城などで震度5弱を観測。津波警報や注意報も出されました。
「こちらで(港を)監視して、早めに避難させることができる」(北茨城市防災安全係 金澤利幸係長)
沿岸部の北茨城市では、津波に備えて2つの港に監視カメラを設置し、まさに7日に運用を始めました。その、わずか数時間後の津波注意報。その時の映像がこちらです。
「若干作業されている方が、いたんですけども、消防とか現地に待機しているので、連絡を取って、注意を呼びかけて」(北茨城市防災安全係 金澤利幸係長)
いつ来るか分からない地震や津波。確率の数字をただ恐れるのではなく、十分な対策を取って、備えることが求められています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。