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南海トラフの巨大津波 “定期的に”
動画 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014340931000.html
12月21日 4時18分 NHK
南海トラフ付近で発生し西日本各地に大きな被害を及ぼす巨大津波が、過去6000年の間に15回程度起きていたことが、高知大学の研究グループの調査で初めて分かり、研究グループは、津波を伴う巨大地震が古い時代から定期的に起きていたことが裏付けられたとしています。
高知大学の岡村眞特任教授らの研究グループは、巨大津波による堆積物が残っている高知県土佐市の海岸近くにある池で、底に積もった砂などを採取し、過去の津波の痕跡について詳しく分析しました。その結果、巨大津波によって運ばれたとみられる堆積物が、6000年前の地層にかけて15ほどの層に分かれて残されているのが見つかりました。
分析の結果、巨大津波は、江戸時代に起きたマグニチュード8.6クラスの地震とほぼ同じ規模のものが300年から500年ほどの間隔で起きたとみられるということです。
研究グループによりますと、南海トラフ付近で起きる巨大津波については、2000年から3000年ほど前までのデータしかなく、6000年前までさかのぼって具体的な回数が明らかになるのは初めてだということです。
岡村特任教授は、「より古い時代にさかのぼっても巨大地震が定期的に起きていたことが裏付けられた。江戸時代の巨大津波からすでに300年が経過したことを考えると、次に南海トラフで起きる地震は巨大津波を伴う可能性が高いと考えられる」と話しています。
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