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緊急地震速報「役立つ」が約65%
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121216/t10014214871000.html
12月16日 4時36分 NHK
地震発生直後に強い揺れが予想される場合に発表される「緊急地震速報」について、気象庁がインターネットでアンケートを行ったところ、役に立つと答えた人は、およそ65%でした。
気象庁は、地震発生直後に震度5弱以上の揺れが予測された場合、強い揺れが予想される地域を発表する「緊急地震速報」を、5年前の平成19年に導入し、これまでに130回発表しています。
この緊急地震速報について、気象庁はことし10月から先月にかけてインターネットでアンケート調査を行い、全国の20歳以上の男女5490人から回答を得ました。
それによりますと、緊急地震速報が役に立っていると答えた人は全体のおよそ65%に上り、理由を複数回答で聞いたところ、▽「身構えられる」が73%と最も多く、次いで▽「机の下にもぐるなど危険回避の行動がとれる」が45%でした。
これに対し、役に立たないと答えた人は全体の35%で、理由を複数回答で聞いたところ、▽「気づかなかったことが多い」が38%と最も多く、次いで▽「揺れが始まってから見聞きしても対応できない」の34%でした。
気象庁は、「揺れが始まってからでも、室内であれば机の下に潜ったり、屋外であれば倒れやすい塀などから離れたりすることで被害を減らせる可能性がある。あらかじめ自宅や職場などでどうしたら身を守れるかイメージしてほしい」と話しています。
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