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2012/12/11　日刊ゲンダイ　：「日々担々」資料ブログ

なぜ､今すぐ原発を止めないのか

今月7日､三陸沖北を震源としたM7･4の大地震が発生､首都圏も大きく揺れてギクリとした｡M7以上の地震は11年7月以来｡震源の深さは10キロで､東北地方は震度5弱､東京は震度4を記録した｡

今回の地震は3･11の余震のひとつと考えられ､さらに大きな余震が懸念されているが､見過ごせないのが､防災科学技術研究所の岡田義光理事長の発言だ｡8日の朝日新聞で｢M9の東日本大震災の余震なら､M8の地震が起き得る｡今回の地震はその警告として受け止めるべきだ｣と言ったのである｡岡田氏といえば､｢日本の地震地図――東日本大震災後版｣(東京書籍)の著者で知られる｡地震学､地殻変動を専門としていて､東大大学院理学系研究科修了後､東大地震研に助手として就職｡その後､防災科学技術研究所地震調査研究センター長などを務めてきた地震研究の第一人者だ｡それだけに衝撃が走っている｡

元東大地震研准教授の佃為成氏も今回の地震直後､本紙で｢過去の例をみると､本震がM9だとM8の余震が起こっている｣と指摘し､今後の危険に警鐘を鳴らした｡それなのに原発を止めない政府｡｢止める｣｢止めない｣が選挙の争点になるニッポン｡つくづく不思議な国だ｡

コメント
01. 2012年12月12日 10:50:47 : lqOPOFnyLE ＞過去の例をみると､本震がM9だとM8の余震が起こっている どの例をいっているのだろう。（マグネチュードで１程度低い余震の可能性については、すでに言われていることで可能性としては当然。余震のある期間としても３年程度は当然）であるが、貞観の地震では、そのような大きな地震は見当たっていない。少なくとも大きな被害のあるものとしては。そして、それが比較的良好な傾向の捉え方というものであろう。
02. 2012年12月13日 17:04:47 : OTOSIyOeKE ０１さん 日本だけを考えているのではないと思います。スマトラ沖地震、地理地震などを念頭に言われているのではないでしょうか？ →outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/inducedeq/
04. ニック・ジャガー 2012年12月13日 21:19:18 : plHVnuwXkDvNQ : SKuxdlJRCw 政府は1000兆円の借金地獄で返済する意思を無くしている。 だから巨大地震が起きたら原発を爆破し日本国民が死ぬように考えている。 しかし、お偉方はアメリカに非難し悠々自適で暮らしていくとのこと。 今度の地震で日本は消滅するということです。
05. 2012年12月14日 01:55:30 : mskoCICSTI 原発は小さな地震大国日本になくても電力が足りること、コストが一番大きいこと、原発マネーの実態、自民党によってここまで必要もない危険な原発がひどく増えたこと。 震災後な汚い真実が浮き彫りになった。 １０万年も放射能を保管することは不可能。 今さえよければいい政治家、官僚では日本は確実に終わる。 いつまた大きな地震がくるかわからない。
07. 2012年12月15日 10:07:43 : lqOPOFnyLE >02 ０１です。とても有益なページを示してくださってありがとうございます。 しかし、ここでもスマトラについては「2005年3月のMw8.6の地震は2004年12月のスマトラ島沖地震の最大余震ととらえるか，別の地震ととらえるか議論があった．ここでは別の地震として赤の吹き出しで示したが，2004年の地震の影響を受けて発生したことは否めない」、またチリ地震では前震としてはＭ８がありますが、余震にはありません。 なお、マグネチュードがＭｗに変わったことがあり、アラスカ地震では余震のＭ７がＭ８相当であったかどうかは素人にはちょっとわかりませんので、さらに調べることが必要だと思っています。 　ということで、必ずしもＭ８が余震としてあったとは言いがたいようです。 では、周辺域でのＭ８の可能性ということになり、これがアウターライズでしょうが、なんともいいがたいというところではないでしようか。
08. 2012年12月15日 14:54:24 : lqOPOFnyLE ↑（続き） 日本地質学会によれば、「カムチャッカ・アリューシャン・アラスカ地域では、1952年にカムチャッカ沖でM9.0，1957年にアリューシャン列島中部でM9.1，そして1964年にアラスカでM9.2と，（西から東へM9クラスの超巨大地震が5〜7年間隔で起き），更に翌1965年には再び列島中部でM8.7の超巨大地震が発生し，その震源は1957年の震源と200 km程度しか離れていない」となっている。ここで、アラスカとアリューシャンではおよそ千キロ程度は離れている。しかし、人によれば１９６５年のこの地震を前年のアラスカ地震の余震のようにいうこともあり、間違いのもとになっているのではなかろうか。 もとより前述資料にいうように「アリューシャン列島中部でM9クラスの超巨大地震が1957年と1965年に8年の間をおいて繰り返し起きたことは注目に値する。」は注意すべきことではあろう。 資料：http://www.geosociety.jp/faq/content0365.html
09. 2013年2月03日 00:39:17 : fkN92rLzIw 地震学の権威！ みんな笑うところになってるって新聞は知らんのかね？

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