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本当に怖いのは南海トラフ巨大地震より「富士山噴火」?
地震には発生する“順番=シナリオ”がある
2012年11月13日(火) 渡辺 実 、 原 如宏
内閣府発表の「南海トラフ巨大地震」被害想定を受け、静岡県下田市の防災関係機関や街の人々を緊急取材した“チームぶら防”。どこか雲をつかむような南海トラフ巨大地震とその被害想定に対してメスを入れてきた、防災の鬼こと防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が最後に語ったのは、最悪でありながら現実味を帯びた、ある“シナリオ”だった。
寝姿山の展望台から臨む下田湾。幕末の1854年12月23日に起きた安政東海地震では、推定6〜7メートルの津波が押し寄せ、下田の街を壊滅させた。果たして、そんな苦い歴史は繰り返されるのか…
静岡県下田市を訪れ、これまで3回にわたって内閣府が発表した「南海トラフ巨大地震」の被害想定がもたらした衝撃と、その真の狙いについて追究してきたチームぶら防。下田編の最後となる今回は、2つの話題を取り上げてみたい。
1つは「南海トラフ巨大地震は実際に起きるのか?」。そしてもう1つは「今、切迫性が高まっている本当の“危機”は何なのか?」という疑問だ。あえて根本的なテーマに立ち返った理由は、街を歩きながら話を聞いた下田で暮らす人々の多くが、「そんな巨大地震は起きるの?」といった素朴な疑問を抱いているから。そして何より、「もう諦めちゃうよ」と笑い飛ばす表情の裏に、どう備えるべきかといった防災の基本を見失いかけている心情が垣間見え、渡辺氏はより強い危機感を募らせたからだ。
今回発表された南海トラフ巨大地震の想定震源域に近く、津波や地震によって大きな被害を受けると考えられる地域に住んでいれば、誰しも「ホントにそんな巨大地震は来るの?」と疑いたくなるのは当然だ。特に東海地震の危険性について子供の頃から教え込まれてきた静岡県民なら、東海地震を今回想定の南海トラフ巨大地震に置き換えて考えてしまう方も多いだろう。
下田市内を散歩する観光客の多くが足を止める蔵のような建物。そこは、明治20年創業という下田市内でも老舗の酒屋、「土藤(つちとう)商店」。こちらで南海トラフ巨大地震に対する思いを伺った
進む高齢化、お年寄りは逃げ切れるのか?
すぐ近くが漁港という、下田市内でも海側にある土藤商店。同店の金澤順子さんは津波からの避難について、非常に高い関心を持っていた
チームぶら防は、古くから下田をよく知っている人の話を聞くため、今年で創業125年を迎えるという老舗酒屋、「土藤(つちとう)商店」を訪れた。あいさつもそこそこに、南海トラフ巨大地震の話題でもちきりとなった。取材に応じてくれた金澤順子さんは、「耐震補強をしているとはいえ、建物は大丈夫なのか。地震が来たときに、5分で本当に逃げられるのか……」と不安に思っているという。
そして「揺れがそれほど強いと感じなかったときの対応が難しいですね。店を放って逃げられないかもしれません。せめてシャッターだけは閉めたくなるでしょう。でも、すぐに津波が来るといわれているので、手間取ると命にかかわります。実際のところ、その時の判断は難しいでしょうね……」(金澤さん)と胸の内を明かす。
どこへ行っても、建物の耐震性や津波からの避難が話題になった下田市内のぶらり。防災の鬼を出迎えてくれた土藤商店の金澤さんも「先生、本当のところ、どうなんですか?」といって、巨大地震の可能性についての話に……
高齢化が急速に進んでいるという下田市。「近所にも、一人暮らしのお年寄りが多いですよ。うちにも祖父がいます。90歳を超えていますが、まだ元気で『地震が来たら真っ先にバイクに乗って逃げるんだ』と話しています」(金澤さん)とも語ってくれた。元気なお年寄りはよいとしても、地域としてどのように助け合えばいいのか。日本各地で同じような問題に直面することになるだろう。
また金澤さんご一家のように、普段からどうやって避難するかについて家族内で話し合い、何度も避難訓練を重ねていても、本当に地震が来たときに予定通りの行動がとれるかという不安は残る。こればかりは、いざとなってみないとわからないのかもしれない。
「明日起きても不思議ではないというが、本当のところは違う。特に過去に一度も起きたことがない今回想定の南海トラフ巨大地震は、起きる可能性は極めて低い」と金澤さんの質問に答える渡辺氏
そして本題である南海トラフ巨大地震については、不安と疑念が入り交じったまなざしで「先生、本当に起きるのでしょうか?」という質問を防災の鬼へぶつけた。突然、これまで静岡県が想定していた高さの3倍以上という大津波が来るといわれても、従来取り組んできたこと以外に新たにできることは無いというのだ。
下田市のぶらり取材で、何度となく尋ねられたこの質問。渡辺氏の答えはいつも「今回想定した最悪ケースの南海トラフ巨大地震は、今すぐに発生するような類の地震ではない」と明快だった。対策についても、「今まで通り、長年やってきたことをまずは着実に続けていくことだ」とアドバイスする。
巨大地震の前には内陸の地震活動が活発化する
「お前たち、これ以上南海トラフ巨大地震に触れるな!!」と天が怒ったのか、突然降り出した土砂降りの雨。しかし渡辺氏と金澤さんは、そんなことなど全く気にする様子もなく、静岡県による東海地震の被害想定と国が出した南海トラフ巨大地震の被害想定の違いなど、より深い内容で盛り上がっていた…。
もちろん下田市民も、心の奥底には「こんな想定外の地震なんて、起こらないのでは?」という気持ちを持っているかもしれない。だが、ぬぐいきれない不安感から、「本当に起きますか?」という質問を防災の鬼にせざるを得なかったようだ。いや、誰かに「そんなの起きませんよ」と言ってもらいたかったのかもしれない。戸惑いや諦めともいえる、何とも混迷した様子が、会話の端々から感じ取れた。
さて、今回公表された南海トラフ巨大地震の被害想定に対し、最初は「怖い怖い! こいつは困ったなあ…」とぼやきを連発していた、チームぶら防のお気楽プロデューサーS。渡辺氏と金澤さんとの会話を聞いているうちに、「結局のところ、あまり心配しなくても大丈夫ってことなんですね。それならこれにて一件落着、安心して東京へ帰りましょう」と脳天気なコメントを発するまでに…。すっかり不安は解消されたようだ。
しかし、そこは「脅しは防災の基本」と言ってはばからない防災の鬼。甘い言葉だけでは終わるはずがない。
話を終えた後は店内でお酒を物色…という防災の鬼。しかし、ここでも鋭いチェックが入った。「ほら、ここ。地震で酒瓶が棚から落ちないように、柵があるよ。前側だけでなく、後ろ側まで柵を作っているのがすばらしいね」(渡辺氏)
渡辺氏の指摘に、金澤さんは「昔、地震で商品が落ちて割れたとき、店内ににおいがしみついて大変だったと、祖母から聞きました。いろいろなお酒が混ざるので強烈なにおいがしたそうです」とエピソードを語る
「とんでもない! 勘違いしないでほしいのは、最悪想定の南海トラフ巨大地震は起こらなくても、100年から150年周期で発生する、マグニチュード8クラスの東海地震は必ず起こるということだ。これは歴史が証明している。でもね、そんな東海地震が起きる前に、僕らは大きな地震を経験する可能性があるんだよ」と、またまた新たな恐怖を突きつけ始めた渡辺氏。
「リスクを挙げたらきりがなくなるけれど、地震の揺れ、強大な津波、大規模な火災、そして富士山、さらには原発も…。静岡県には山のようにリスクがある」と、行く先々で恐怖をばらまく防災の鬼
さらに「静岡県には地震が起因となる、もう一つ大きな“リスク”を抱えている。何か分かる? 実は、それもちょっと心配になってきたんだよね…」と、悪魔のようにささやいた。
防災の鬼が語り始めたのは、単なる脅しではないようだ。それは歴史的見地から考察するという、これまで言われてきた地震の予測だった。「地震(歴史)は繰り返す…と考えるならば、海溝型の巨大地震が起こる前には、内陸側で大きな地震が起こるのが常だ。ぶら防で真っ先に取り上げた『首都直下地震』は、そんな内陸で起こる大きな地震の一つといっていい」と渡辺氏は話す。
店内で、幕末に下田へ来航したペリーやハリスに献上酒として出されたという「保命酒(ほうめいしゅ)」を見つけた渡辺氏。「まさしく、これが命を助ける力となってくれればいいね」と、最後はにこやかに締めくくった
…つまり、海溝型南海トラフ巨大地震の前に別の内陸の巨大地震が控えている。「首都直下地震」も“その一つ”なら、もっと別の巨大地震も存在するということになるが…。もう、日本の未来は地震でボロボロになってしまうのではないか?
「じゃあ、もっと切迫性の高い“危機”について考えていこうか」(渡辺氏)
東海地震前には「神縄・国府津―松田断層帯」が動く
「最後に、もう一度海側から下田を見てみよう…」といって、湾内を巡る観光船へ乗り込んだチームぶら防
土藤商店に別れを告げたチームぶら防。今度は一転、ぶらりの場所を船上へと移し、予測される地震のシナリオについて考えることに。
先ほどの意味深な渡辺氏の言葉だが、首都直下地震と南海トラフ巨大地震は、直接的には連動しない。けれど「地球規模の地震活動という広い視野で考えるならば、海溝型の地震と内陸側の地震という関係が成立する」と渡辺氏。そして今の状況(切迫性)を加味すれば、「まず首都直下地震など内陸側で大地震が起きる、と考えるのが自然だ」と私見を述べた。
「過去の歴史と、今の状況(地震の発生確率)などを照らし合わせれば、首都直下地震のほかにも神縄・国府津―松田断層帯などの内陸地震が発生する可能性がある」と渡辺氏は見る。1854年に起きた安政東海地震の前年にも、小田原市付近でマグニチュード6.7と推定される地震が起きているのだ
また、渡辺氏は「首都直下地震のほかにも、内陸での地震は起きる可能性がある。特に懸念されているのは、静岡県の北東部から神奈川県の南西部(丹沢山地南縁〜神奈川県小田原市)にかけて走っている『神縄・国府津―松田断層帯』だ」と指摘する。
文部科学省に設置された地震調査研究推進本部の地震調査委員会は、同断層について今後30年以内の地震発生確率を最大16%と推定している。これは国内の活断層において、トップクラスに分類される危険度だ。「このような大きな地震が内陸を襲ってから、東海地震がドカッ! と起きる。これが過去の歴史から考えられる、東海地震へと至る道筋、順序といわれている」と防災の鬼は指摘する。
東海地震の前に活動すると渡辺氏が指摘した「神縄・国府津―松田断層帯」。全長が約25キロメートル(静岡県の駿東郡小山町から神奈川県足柄上郡山北町、松田町、大井町を経て、小田原市に至る)の断層帯だ(出典:地震調査研究推進本部事務局(文部科学省研究開発局地震・防災研究課))
「全国地震動予測地図」に掲載された、「主要活断層帯の評価結果」。図内では陸地と海域での地震に対して、今後30年以内に地震が起こる確率を示している(出典:文部科学省、2010年発行)
特に東海地震については、四半世紀前から『前回、1940年代には起こっていない』という学説を前提にして、国と県は地震対策を進めてきた。明日起きても不思議ではないといわれながら、幸いにも現在に至っている。しかし油断は禁物だ。
渡辺氏は「21世紀を迎え、前回は地震が起きた東南海地震(1944年、マグニチュード7.9)、東南海地震(1946年、マグニチュード8)においても、再来周期に入ってしまった。従来から指摘されている南海トラフ沿いの巨大地震は100〜150年周期(前回は約90年後に発生)として考えれば、次は21世紀前半には起きなければおかしい」という。
「自分の年齢を考え、21世紀の前半ならまだ生きている…という人は、必ずや南海トラフで起きる巨大地震に遭遇する。だからこそ、コラムの初回に『今の若者はあと2回、巨大地震を経験する』と述べた。そのうちの一つが首都直下地震で、もう一つが南海トラフ沿いで起こる巨大地震ということになる。おそらく私は、南海トラフの地震までは生きていないかもしれない。もし生きていてもリタイアしているだろうから、“遺言”だと言ったのだ」(渡辺氏)
下田の海を見つめながら「首都直下地震までは経験するだろうが、南海トラフ巨大地震までは生きていないかもしれないなぁ…」としみじみ話す渡辺氏
本当の最悪なシナリオは「富士山噴火」か!
「富士山の真下にマグマがたまり、もうパンパンだという調査結果が出始めた」と怖い指摘をする防災の鬼
今回もまた、救いのないような話が飛び交うこのコラム。居ても立ってもいられなくなったスタッフ、ライターHが「地震をあと2回経験するのは仕方がないとして、まだ“リスク”があるといっていましたよね。それはいったい何なんですか?」と聞いた。
「日本を代表する山といえば、もう分かるよね。富士山だよ。東日本大震災の後、2011年3月15日に静岡県富士宮市で震度6強の地震が起きた。気象庁は震源を静岡県東部と発表しているけれど、これはね、富士山の真下で起きた地震なの。この知らせを聞いたとき、我々のような防災の専門家たちは背筋が寒くなったのだから…」と、渡辺氏。
巨大地震と富士山の噴火。過去の歴史を見ると、「関係性がある」というのだ。例えば火山灰が成層圏まで達したといわれる「宝永大噴火」では、まさしく東海・南海・東南海が連動した「宝永地震」(1707年10月28日)から、49日後に噴火活動が始まっている。安政東海地震(1854年)後にも、富士山が小噴火したという文献もある。また、2004年スマトラ巨大津波地震など、これまで世界で起きたマグニチュード9クラスの巨大地震の後には火山が噴火している。
「懸念される富士山の噴火も観測網が発達した今は、火山性微動など事前に検知できる。噴火活動は、ある程度の予測が可能」と渡辺氏
こうした背景のある中で、渡辺氏は「富士山の地下にあるマグマだまりが、もうパンパンになっているという調査結果が出始めた」ことを懸念する。富士山が噴火するような状況というのは、地震も起こりやすい環境になっているといえる。「噴火する前には、必ず火山性微動が起きて、その微動が一定期間継続する。現在の観測網で噴火の前兆はとらえられるから、今後どうなるのか、ぶら防としても動向を見守る必要がある」(渡辺氏)と、そう遠くない将来に起きるであろうもう一つのリスクに対して念を押した。
歴史的見地から学ぶ――地震研究には欠かせない視点だが、東日本大震災ではこうした前提が大きく崩れた。想定外の震源域を持つ巨大地震が起こり、結果、“前提”を大きく飛躍させるような議論をせざるを得なくなったからだ。
これまで防災の鬼が下田で語ってきた南海トラフ巨大地震に対する見解。これらをベースに8月29日の南海トラフ巨大地震の被害想定発表会見を見直してみると、「こんなことをいっていたのか…」と発見と文言に対する冷静な判断ができる。
「大きすぎる話に戸惑うことなく、できることから身を守る対策を進めていこうじゃないか」とここ下田で決意を新たにした防災の鬼だった
今回、南海トラフ巨大地震被害想定会見の冒頭、中川正春内閣府特命担当大臣(防災、「新しい公共」、男女共同参画担当)は、想定した地震の規模について「数千年、数万年クラス(の地震)」と、極めて発生頻度は低いとしながら、『(想定外だった)東日本大震災を踏まえて言えば、この巨大地震が明日起こるかもしれない。そんな可能性も秘めた形をもって対策をやっていかなければいけない。切迫感を持って、あらゆる施策をまとめていきたい』と発言している。しかし、「この会見後、政府からは何も具体的な対策や施策は出されずに、政局、政争に奔走しているのが現実だ」と怒りをあらわにする渡辺氏。
冷静な目を持ち対策の手を緩めないことが大切
南海トラフ巨大地震の実態をつかむために、静岡県下田市までやってきたチームぶら防。結局のところ、市民レベルでやれることは今までと何ら変わらない。これまでの対策を信じて、自信をもって、さらに積み重ねていく努力こそが求められる
“前例にない対策”を推し進めるのは良いとしても、肝心の対策がまだ全く示されていない…。その点を踏まえて渡辺氏は「今回、情報の出し方に問題があった」と指摘する。もちろん「最悪の数字をことさら強調して報じたマスコミの責任も大いにある」(渡辺氏)が、見出しに踊った死者数や津波の高さしか記憶に残らず、早期避難すると被害を8割も減らせる、防災・減災の必要性という被害想定の真意が的確に伝わらなかった点は、今後の防災報道の課題として重く受け止めるべきだろう。
なんだかんだと恐ろしいこばかり言っても、久しぶりに訪れた下田のぶらりを思いっきりエンジョイした防災の鬼、渡辺氏であった…。
実際には過去一度も連動したことのな巨大な震源域で策定した今回の被害想定だが、そんな巨大地震を政府は記者会見で「明日起きるかもしれない」と国民に対して明確に示した。国民に緊迫感を持ってもらうための発言だったなら、ある意味では成功だったのかもしれない。しかし、被害想定を出しっぱなしで、そこでストップしてはダメだ。南海トラフ巨大地震に関するワーキンググループはまだ動いている。今後も引き続き、ライフラインや日本経済全体に与える被害想定、長周期振動による影響など、様々な想定が発表されていく。渡辺氏が強調するように、それらの発表を注意深くチェックしなければならない。
これからも新しい想定が示されるたびに、各種メディアは大きく報じるだろう。その際、数字だけを額面どおりに受け取り一喜一憂するだけではなく、自ら冷静に資料を見て、そうした数字が“生まれた”背景まで考えてみる習慣を身につけるべきだ。どんな天文学的な数値になろうが、市民一人ひとりができること、今やるべきこと、現実的な当面の対策は結局のところほとんど変わらない。絶対にあきらめてはダメ。防災・減災は積み重ね。立ち止まることなく着実に進めていくしかないのだ。
“ぶら防”に参加した学生による
防災ラジオ番組も絶賛放送中!
この連載に登場した国際ボランティア団体「IVUSA」に参加する岩村友香里さん(日本大学4年生)、生田目有美さん(法政大学3年生)、石井将さん(国士舘大学3年生)ら、現役の大学生。現在、彼らは防災番組『大学生が防災ラジオをはじめました』を制作している。この番組内では、連動企画として「渡辺実のぶらり防災・危機管理」も放送されている。ぜひ、お聴きください!
番組は全国25局あまりのコミュニティFM局で放送中。順次拡大していく予定だ。お近くの地域に該当するコミュニティFM局のある方は、こちらのラジオ番組もお楽しみに。なお、一部のコミュニティFMはPCやスマートフォンでも聴けます。
・FMびゅー(北海道室蘭市) (土)17:30〜18:00
・ラジオふらの(北海道富良野市) (水)16:00〜16:30
・ラジオカロスサッポロ(北海道札幌市) (日)12:30〜13:00
・AIRてっし (北海道名寄市) (木)11:30〜12:00
再放送(土)13:00〜13:30
・e-niwa(いーにわ)FM77.8(北海道恵庭市) (月)18:00〜18:30
再放送(土)16:00〜16:30
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・FM AZUR(青森県むつ市) (月)10:00〜10:30
・エフエムゆーとぴあ(秋田県湯沢市) (火)14:00〜14:30
※サイマル放送あり
・おおふなとさいがいエフエム(岩手県大船渡市) (月)14:00〜14:30
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※サイマル放送あり
・南相馬ひばりエフエム(福島県南相馬市) (金)13:00〜13:30
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・SEA WAVE FMいわき(福島県いわき市) (日)10:30〜11:00
※サイマル放送あり
・KITAKATA CITY FM(福島県喜多方市) (日)15:30〜16:00
※サイマル放送あり
・RADIO AGATT(新潟県新発田市) (木)13:00〜13:30
・FM OZE(群馬県沼田市) (月)14:30〜15:00
・いせさきFM(群馬県伊勢崎市) (日)18:30〜19:00
・かつしかFM (東京都葛飾区) (火)9:30〜10:00
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・伊豆伊東なぎさステーション (静岡県伊東市) (木)14:30〜15:00
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・Hits FM (岐阜県高山市) (日)21:00〜21:30
・FMジャングル (兵庫県豊岡市) (月)13:30〜14:00
※サイマル放送あり
・FMマザーシップ (和歌山県有田郡湯浅町) (金)21:00〜21:30
※サイマル放送あり
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渡辺 実(わたなべ・みのる)
防災・危機監理ジャーナリスト。株式会社まちづくり計画研究所所長、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。日本災害情報学会理事。国内外の被災地へ即座に入り、都市・地域防災へのアドバイスやマスメディアの災害報道への協力をはじめ、さまざまな角度から防災・減災に取り組む。全国の講演・研修活動を通じて各自治体や企業、市民の防災への取り組み方や課題も伝え続けている。著書『都市住民のための防災読本』『大地震にそなえる 自分と大切な人を守る方法』『高層難民』他多数、防災アプリ『彼女を守る51の方法』も監修。
原 如宏(はら ゆきひろ)
ゲーム雑誌、インターネット雑誌、パソコン雑誌の編集者を経て、2005年7月からフリーライターとして活動。パソコン、インターネットの話題から、車、経済、食べ物まで、ジャンルにこだわらず手がける。主な連載は、日経トレンディネット「クラウド調査隊」、Yomiuri Onlineの「トラブル解決Q&A」やフロム・ナウ「ライターHの“デジモノ放談”」など。Twitterの公式アカウント(@raitanohara)にて、最新のクラウドサービスや機器のテスト状況、記事の後日談などをつぶやいている。
渡辺実のぶらり防災・危機管理
正しく恐れる”をモットーに、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が街に繰り出し、身近なエリアに潜む危険をあぶり出しながら、誤解されている防災の知識や対策などについて指摘する。まずは東京・丸の内からスタート。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121112/239296/?ST=print
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