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「予知」の用語、使い方見直し 地震学会「誤解生む」:地震「直前予知は困難」 学会シンポ
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/564.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 10 月 19 日 17:54:39: Mo7ApAlflbQ6s
 


「予知」の用語、使い方見直し 地震学会「誤解生む」

 日本地震学会は17日、地震予知という言葉が誤解を生んでいるとして「予知」という用語の使い方を見直す方針を決めた。地震直前の現象をとらえて警報を出すのは現在の研究水準では困難と認識。まずは同学会内の「地震予知検討委員会」が予知ができると連想させるとして名称を改める。
 北海道函館市で開催中の秋季大会で明らかにした。

 今後、中長期的な地震発生確率などは予知とは言わずに予測ととらえる。また地震研究の現状を社会に対して広めていく努力もする。

 東日本大震災が想定外だったことで、地震研究に批判の声があがっていた。

[日経新聞10月18日朝刊P.34]


地震「直前予知は困難」 学会シンポ
防災効果など評価の声も 会長「議論の第一歩」

 日本地震学会の2012年度秋季大会が16日、北海道函館市で始まった。国が地震予知研究を進めるきっかけになった提言書から50年という節目の年でもあり、予知に批判的な専門家も招き、予知の是非を問う特別シンポジウムを開催。大地震がいつどこで起こるかを正確に言い当てる「直前予知」は実現困難との見方でおおむね一致したが、予知研究の防災効果などを評価する意見もあがった。

 地震予知の研究を巡っては、専門家の間でも賛否が分かれており、双方が同じ場で議論することは珍しい。地震学会の会長を務める加藤照之・東京大教授はシンポジウムの最後に「今日がキックオフ。今後も地震予知をどうしていくかを議論していきたい」と話した。
 昨年の東日本大震災で地震学者らは「想定外」を繰り返し、日本の地震研究への信頼は失墜した。地震学会は今回、問題点を洗い出す狙いでシンポジウムを開いた。

 批判の急先鋒(せんぽう)に立ったのは東京大学のロバート・ゲラー教授。「(予知研究に取り組む契機になった)提言書の真の目的は観測網の設置で、予知は予算獲得のスローガンにすぎなかった」と主張し、マグニチュード(M)9.0という巨大地震でも前兆現象がなかった点をあげ、観測網の充実は予知につながらないと指摘した。
 カリフォルニア工科大学の金森博雄名誉教授も「地震の発生過程は極めて多様で、予知の実用性は今もって不明」と述べた。

 一方、提言書の作成に加わった元気象庁地震火山部長の津村建四朗氏は、津波予報の高度化や地震情報の迅速化などにつながっている点をあげ、「予知計画の予算は予知だけに役立っているわけではない」と反論。東京大の平田直教授も静岡県の伊豆東部の地震はマグマ活動から予測できるようになった点を指摘した。
 予知研究で日本は毎年数億円から数十億円の予算をつぎ込み、観測網の整備を進めてきた。


震度想定の公表は年明け 首都直下地震で内閣府

 内閣府は16日、首都直下地震で想定される震度分布や津波高の公表時期が、当初予定の今秋から年明けに遅れるとの見通しを明らかにした。東日本大震災を受けて有識者検討会が検証対象に加えた「相模トラフ」沿いを震源とする地震の議論に時間がかかっているため。

[日経新聞10月17日朝刊P.38]

 

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コメント
 
01. 2012年10月19日 18:13:06 : 3nTXkp9TvA
解っていたこと、
1 いつ•どこで•どれだけの規模で発生するのかをはっきりさせなければ役には立たない。
2 外れた場合の批判が大きいだろうと予想される事。
3 仮にかなりの精度で予知出来たとしても政府が発表を許し、避難を積極的に呼びかけるとは思えない事。

成果と実用性とが疑わしい研究に年間100億ともいわれる予算を組む事は今や許されない時代となったのだろう。


02. 2012年10月19日 18:44:00 : FbmNeHyo0g
地震予知研究がなぜいけないのか、全く理解不能です。目標として、とても立派で世の役に立つものではありませんか。

成果がなかなか出ないというなら、ガンの撲滅、核融合発電、核廃棄物の処理、増殖炉、さらに経済・社会までテーマを広げれば、円高の是正、冤罪の防止、いじめの撲滅・・・などなど、一向に目標到達が見えてこない研究テーマはいくらでもあり、これらをすべてやめるならともかく、地震予知研究だけを取り出して批判するのは片手落ちです。

成果が上がっていないことで批判するなら、研究ではなく行政として東海地震予知を可能なものとして、「大規模地震対策特別措置法」が制定されていることでしょう。病気に例えれば十分な臨床試験もなしに、いきなり新手法の治療が行われているようなもので、これを批判すべきではないでしょうか。30年ほど前に制定されたのですが、研究が進展することを前提にしての見切り発車だったように思います。地震予知が現在ではまだできないというなら、この特別措置法を見直すべきです。

行政でなく地震予知研究だけを批判するのは、研究ムラの予算分捕り合戦の方便に聞こえ、本丸を外しているように思えます。


03. 2012年10月19日 19:11:47 : cqRnZH2CUM

まあ、ゲラーが指摘するように、これまでの地震予知研究のかなりの部分は、ひどすぎたということだな

>>02

厳しいのは地震予知に限らない

民主になって山中教授のiPSや、世界1のスパコンすら削られた

そして生活保護など中国人や朝鮮人が喜ぶ庶民的な政策は充実したわけだw


04. taked4700 2012年10月19日 22:47:53 : 9XFNe/BiX575U : hyKztYk916
>>03

>民主になって山中教授のiPSや、世界1のスパコンすら削られた

民主になったこと自体が原因ではなくて、すでに公的債務が積みあがりすぎていて予算を切り詰めるしかなかったからです。だれもiPS細胞研究やスパコン開発の予算を切れとは思っていません。

また

>生活保護など中国人や朝鮮人が喜ぶ庶民的な政策は充実したわけだ

こちらもそれだけ仕事がなく、高齢化もあって生活が成り立たない人々が多くなってしまっているからです。

まあまあ民主党として頑張って予算編成はしてきたと思っています。

そして、地震の直前予知ですが、意外と簡単にできるのではないかと思っています。そして、ここで問題があるのですが、正断層、逆断層、横ずれ断層のそれぞれの断層型で予知の方法が異なると思うのです。ところが、現実の予知として話に上がるのはみんないっしょくたにした予知で、これではうまく行くはずがありません。きちんと場合分けをして、予知に取り組むことだと思います。


05. 2012年10月20日 04:26:35 : DJB2Ov80dk
地震予知には【長期予知と短期予知】があります、それぞれアプローチが全く異なります

現在、『地震予知は不可能』と云って、マスコミを騒がせている東京大学地震研究所のゲラー博士は地震学者です。一般に地震学者と呼ばれるプレートテク研究・地質断層など調査研究している学者は、長期(何十年以内何%確立)の予測をしています。我々が最も知りたい、『何カ月以内に来るの?、後何日で来るの?、明日来るの?』と云う、いわゆる短期予測ではありません。地震学者には短期予知は不可能です。

短期予測は、物理・電磁・電波・先端リモート計測・その他分野の専門学識者が、特に、神戸大震災直後から積極的に取り組んでいます。

特に、このFBページに掲載されている寺田龍馬の講演資料(抜粋版)は、短期予知が高精度で可能になる先端テクノロジーについて要約しています。現在、世界最先端技術の実用型全方位3軸電界センサを用いて海底地震の前兆に発生する超微弱なナノレベルの電界変動をリモートで観測する先端技術です。

結論から云えば、南海トラフ巨大(海底)地震の短期予知は可能です。

◆長期予知の地震学者は医学者、短期予知の学者は医療検査医師の様なものです。

医療検査医師は、血圧・血糖値・脈拍・血液検査・内視鏡・断層写真等などの検査結果で、入院要・手術要・手術は手遅れ・寿命はあと半年とかを判定しますが、これは丁度、地震での短期予知の専門家と同じです。

※地震とは岩石に力が加わり滑るトライボロジー[電圧発生のメカニズム・圧電効果〕を意味します。 地震発生前兆に電界は大きく変動します 

※地震発生前、≪前兆≫、岩石に力が加わり滑るトライボロジー[電圧発生のメカニズム・圧電効果〕について。

☆多くの結晶化合物は、応力下で圧電効果を示す。圧電効果を示す結晶には:石英(水晶)、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)がある。結晶に働く応力は、分極した表面電荷に変換され電圧が発生する。

☆岩石中は小さな結晶:石英粒が無秩序に並んでおり、そのため多くの単結晶の電界は互いに打ち消しあっているが、岩石中の石英は、力が加わると、電圧を発生する。

☆【放射】は、電荷の放出、岩石の破砕の時電荷が動くことで電界が形成される事です、地中および地上での地震雷光を含め電気的撹乱の事例が多くあるのはこの為です。

最先端の南海トラフ地震の短期予知に関しては、寺田龍馬の技術レクチャー講演の抜粋版は、Facebook科学(海底地震予知)随筆家ペンネーム寺田龍馬のページをお読みください 

http://www.facebook.com/terada.ryoma


06. 2012年10月20日 05:47:59 : cqRnZH2CUM

>南海トラフ巨大(海底)地震の短期予知は可能

電磁波が地殻歪による圧電効果で発生したとしても、それが即、巨大地震の前兆だとは限らない

結局、これまでの”予知”と同じで、どう閾値を設定するかで、判断に迷い

今の地震速報と同じレベルの信頼性しか得られない可能性もある


07. 2012年10月20日 05:51:51 : cqRnZH2CUM

>>04 だれもiPS細胞研究やスパコン開発の予算を切れとは思っていません

結局、短期的な成果がでなければ切る、でれば増やすという場当たりで何の思想もないのが民主党ということだが

まあ、民主党や大衆・マスコミというのは、皆、そんなものだ

予想通りという感じだな


08. 2012年10月20日 10:04:55 : ZqxTn2Tr3g
≪寺田龍馬の電界リモート計測システムの精度≫

現在、世界最先端の全方向3軸電界センサ計測〈nVolt/m/rootHzレベルリモートセンシング)システムは、まず海底を伝搬するコモンモ―ド電界変動ノイズを除去できる、突出信号は追随検知する性能をもっている、仮に、海底での地震前兆・すべり面で圧電効果の電界変動が生じれば、まず時系列的に,2、3ヶ月より兆候があり1ヶ月より顕著になる。GV/DC-EF:徐々に変動上昇する直流電界,計測周波数帯域(0-0.7Hz)で予報は出来る。通常、コモンモード・ノイズは、ナノ系超低ノイズ3軸≪全方位≫電界センサを2システム使用して除去できる。特に、大地震前兆シグナルの追随は問題はない。磁気ノイズと電界変動値、シューマン磁気変動と電界変動値などは別に解説する。


09. 2012年10月20日 10:25:14 : ZqxTn2Tr3g
≪寺田龍馬の電界リモート計測システムの精度≫
http://www.facebook.com/terada.ryoma

南海トラフ巨大地震【特集】 世界最先端の海底大地震・短期予知 寺田龍馬の講演資料より抜粋

※地震発生前兆に電界は大きく変動します 

(地震前兆と電界計測)

海底地震の震源域からの地震前兆に発生する微弱な電界変動のリモートセンシング要素について。

※震源域からの電界方位(X−X‘、Y−Y’,Z−Z‘)、電界強度の変化、及び、周波数の時系列変化 ☆補正:電界と磁界は相互誘起変動するため、全方位の磁界変動の計測も同時に行う。

◎世界最先端を意味する基幹技術は全方位ナノレベルを追随する電界センサです、その特性とは:(技術真髄ノウハウ)

※ナノレベル単位での超低ノイズ(地震前兆シグナルに超高感度)
※長期安定性能(海中でも半永久に基本性能を維持)
※3軸・2軸(震源域からの電界シグナルを全方向で追従する安定性能)
※コンパクト(設置施工が容易)
※実用型である事(研究試作では無い事)
※長期実績 最低15年以上のメンテナスフリーでの運転実績と絶対的な信頼性がある事。
※津波など高速潮流にて生じる電界変化をリアルタイムで追随できる安定性能を有している事 
<陸上観測基地からリモートで津波をモニターできる>

◎海底地震震源域から伝播する時系列の電界周波数分析と強度変化データの解析出来ること。

●コモンモードノイズの除去について:

 ≪磁気と電界ノイズ信号の相関性≫

下記は実際の性能実証サイトでの世界最先端技術の超低ノイズ(nVolt/m/rootHzの全方向方3軸電界センサ―を使ってリモート計測したデータである(参考までに)

<自然環境ノイズ>

※フレミングの法則 磁界と電界※

自然界の現象はその殆どが電界変動を伴っている、そこには常に地磁気が存在する。、

★地球は計測される緯度に特有の水平方向と垂直方向の大きな固定磁界を有す。
この固定部分は時間に対して非常にゆっくりと変化している。

イギリスでは南北成分は約20000nT (ナノテスラ)、垂直成分は約44000nT (ナノテスラ)です。 ※ 1nT(ナノテスラ)=1 x 10(-9)Vs/m2

★地球磁界中での導体移動:
 海水・地下水の移動 ・水分を含んだ大気の移動・地下の熱水 ・マグマの移動 等。 自然界に起こる現象は、大気:水:土壌など媒体に電流を誘起させ、その電流は磁気の変化の速度に比例する。

★地磁気の中で、物体が水中(導体)を移動する自然現象、潮の干満・潮流〈津波〉等、電界変動が計測される。

★地球の(垂直成分)磁界を通って海水が動く場合、
1m/s(水の速度)は44000nTの垂直磁界に対して約44μV/mの電界勾配を与える。

◎海岸に近い土中では海水の干満の水位変動が大きな電界変動になって現れる。
◎潮の干満による電界は、海から数キロメートルの内陸の地点でも計測される。
◎潮の干満の流れからの電圧は、潮の干満速度に対応、殆んど正弦波。

★地中における誘起電場の変化は、10μV/m程度、※ 1 uV/m=1 x 10(-6)V/m その誘起電場は、磁界の変化の速度と磁界の変化の周波数での大地のインピータンスに依存する。

★地磁気・電離層の信号による誘起電界
固定磁界成分(英)南北:20000nT 垂直:44000nT での海水の動き による誘起電界は、1m/sに対して44 uV/m

★磁気嵐  10 μV/m
★シーマン共振: 7.8Hz 14.3Hz 21Hz 28Hz  数 μV/m
★雷: 数 Hz 〜10KHz  数 Volt /m
★海水や河の水の動きよる誘起電界
 海水速度 1m/sに対して 地球固定磁界(垂直成分)英国の場合は  44000nT 誘起電界は44μV/m

(注)
海岸線の陸上(土中)に埋設した電界センサでは、海水の干満は流速に対応し誘起電界は内陸部の数Kmまで伝わり、正弦波で計測されるが、特に、津波などの高速流は、電界強度は非常に大きいシグナルとなる。



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