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“南海トラフ地震”死者40万人に異論!安易に悪い数字言うな
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120707/dms1207071450007-n1.htm
2012.07.07 夕刊フジ
南海トラフでの巨大地震で死者が最大40万人規模になるとした関西大、河田恵昭教授の見解が波紋を広げている。人々が逃げられない真夜中の発生を想定し、東日本大震災の被災地より人口が6・3倍というのが死者40万人説の根拠。あまりに衝撃的な数字に対し、研究者の間には疑問の声も上がっている。
河田氏は東海・東南海・南海地震の被害想定と対策を検討している中央防災会議「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」の取りまとめ役。6日、大阪市内で行われた講演後の記者会見で死者40万人説を解説した。「在宅率100%の真夜中に地震が発生すれば、津波による逃げ遅れで死者が最大になる」と河田氏。在宅率30%の昼間に発生した東日本大震災の死者・行方不明者1万9000人を基準に、同震災が夜間発生していた場合の死者を6万3000人と算出した。
この推定値を用いて、東日本大震災の被災地人口750万人に対し、その6・3倍にあたる西日本の3地震の死者数を約40万人とした。
国立の総合研究大学院大学の神沼克伊名誉教授(固体地球物理学)は、「入り組んだ三陸海岸は避難が難しい一方、地形が複雑ではない高知県の海岸沿いなどでは三陸より容易に逃げられるはず。最近の研究者はとりあえず悪い数字を言っておけばよいという傾向がある。研究者は安易にサイエンス・フィクションを口にすべきではない」と指摘している。
南海トラフでの巨大地震について、これまで国の中央防災会議では最大死者数が2万5000人と推計している。確かに、死者40万人はちょっと大げさなのか。杞憂に終わればいいが…。
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