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沖縄地方でM8級 津波痕跡から浮上
2012/06/18 SANKEI http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/569537/
鹿児島沖から沖縄地方に連なる南西諸島沿いの海溝で、マグニチュード(M)8級の巨大地震が繰り返し起きている可能性が最近の研究で分かってきた。国が大地震を想定していない「空白域」だが、津波の痕跡などの調査で過去の活動が明らかになりつつある。想定外だった東日本大震災の教訓を生かそうと、研究者は調査の強化を訴えている。
南西諸島の南東沖には、水深7千メートル級の南西諸島海溝が延びている。東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の延長線上に位置し、長さは台湾までの1千キロ以上に及ぶ。
琉球海溝とも呼ばれるこの場所では、フィリピン海プレート(岩板)が陸側プレートの下に沈み込む。その仕組みは南海トラフと基本的に同じにもかかわらず、巨大地震は起きないとされてきた。
理由の一つは歴史記録の乏しさだ。同諸島では17世紀以前の自然災害の記録がほとんどない。琉球王国の都が置かれた首里(那覇市)は、海溝の反対側に位置するため津波の被害記録が残りにくい。しかも、古文書の多くは明治時代に東京へ運ばれ、関東大震災で焼失。残りも1945年の沖縄戦で大半が失われた。
こうした事情から、政府の地震調査委員会も「大地震が繰り返し発生する場所が特定できない」として、一部を除いて発生確率を「不明」としている。
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