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膨大なイワシの死骸は巨大地震の前触れなのか
房総沖“大異変”は巨大地震の兆候か!イワシ大量死のナゾ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120606/dms1206061132007-n1.htm
2012.06.06 夕刊フジ
6日早朝、千葉県沖を震源とするM(マグニチュード)6・3の地震が発生したが、その直前の5日には、同じ千葉県の房総半島沖で、約200トンにおよぶ大量のイワシの死骸が見つかっていた。イワシの大量死は地震の予兆なのか。
気象庁によると、6日午前4時31分ごろ起きた地震の震源地は千葉県東方沖で、震源の深さは約20キロ。茨城県の取手藤代や千葉県の館山、勝浦などで震度3、東京や横浜、さいたまなどで震度2を観測した。
この地震と関連があるのか、千葉県いすみ市の大原漁港で5日、約200トンにも及ぶ大量のカタクチイワシの死骸が発見された。
同市などによると、漁港内でイワシの群れが確認されたのは3日午後。4日朝には大半が死んで、船着き場に死骸が打ち上げられる状態だった。漁業関係者や市職員ら約100人が片付けに追われたが、「こんなことは初めて」と口々に語っていた。死骸は漁港内の敷地に埋められるが、「海中に沈んでいる死骸もあり、全体量は分からない」(関係者)という。
鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」の村松政之学芸員は、「クジラのような天敵に追いかけられ、漁港に迷い込んだ群れが窒息したのではないか」と推測。ただ、2011年2月のニュージーランド地震の直前には70頭のクジラが打ち上げられるなど、地震の前に海洋生物の異変が起きることはこれまでにもあった。今回のイワシ大量死についても、一部で「地震の予兆ではないか」との声もあがっている。
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