http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/346.html
Tweet |
(回答先: 三陸はるか沖でM5以上の地震が続発 投稿者 taked4700 日時 2012 年 5 月 21 日 23:15:00)
三陸はるか沖でM5以上の地震が続発
三陸はるか沖でM5以上の地震が続発しています。http://www.hinet.bosai.go.jp/recentmap/20120522120000.png
でそれを見る事が出来ます。
多くは逆断層型地震であるようです。つまり、圧縮力が働いて起こる地震です。太平洋プレートが西へ動いているという事のようです。東日本太平洋沖地震(311の地震)後は正断層型の地震が多く起こってきたので、逆断層型の地震が起こっているのは311の地震で東側にたわんだプレートがかなり以前と同じような圧力を受けるほどにまた東側から押されてきたという事かもしれません。
これらの地震はかなり沖合いで起こっているため、陸地での震度が感じられていません。そのため、地震速報にも出てきていません。しかし、同じ事は311の地震の前日にも起こっていました。
このところ、かなり大きな地震が世界各地で起こっています。
現地時間で5月21日、イタリアでM6、震源深さ4kmから5kmの地震が発生しています。これは、現地の1000年ほどの歴史がある建物を破壊したという事で、現地では過去1000年ほどは同様の規模の地震が起こっていなかったということだと思います。
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/states/seismicity/
に1973年からのアメリカでの地震の地図があります。これを見ると、カリフォルニアだけでなく、アメリカ東部にも地震が起こっていることが解ります。カナダとの国境付近はかなり地震が起こっているのです。1929年11月にはマグニチュード7.2の地震がニューヨークからあまり遠くない海域で起こりました。1944年9月にはモントリオールとオタワの中間ぐらいの地点でマグニチュード5.8の地震が起きました。このぐらいならたいした影響を受けないのが日本の建物ですが、日本とは地盤が異なり、また、建物も異なるので被害状況は日本とはかなり趣を異にしているようです。
http://www.earthquakescanada.nrcan.gc.ca//historic-historique/events/19440905-eng.php
に写真が載っていますが、木々が傾いたり、建物が崩れているのが解ります。
更に、アメリカでは1811年から1812年にかけてマグニチュード8クラスの地震が起こっているのです。ニューマドリッド地震と言います。これはほぼアメリカの中央部で起こっている地震です。
三陸はるか沖でかなり大きな地震があればアメリカでやはりかなり大きな地震があるかも知れません。
更に、当然の事ながら、311の地震で揺れ残った311の地震の上下の部分、つまり、青森県東方沖から北海道の下側や房総半島東方沖での地震が起こりやすくなるはずです。また、福島県沖でアウターライズ型の地震が起こるかもしれません。
どちらにしても、311の時の地震の起こり方はある程度大きな地震が10個も20個も連続して数日の間に起こり、その次に311のマグニチュード9の地震が発生しました。その意味で、三陸はるか沖地震のことを見ておく意義はあるように思います。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1108>>
TC:37693,BC:156076,PC:?, Mc:?
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。