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(CNN) ペルー沿岸で5000羽以上の海鳥が死亡した問題で、ペルー政府当局はペルー沖の海水温の上昇が原因と結論付けた。
ペルー国立エルニーニョ現象研究センターが今週はじめに発表した報告書によると、今年2月以降、世界中の海で発生する海流の影響でペルー沿岸に大量の暖かい海水が流れ込み、海洋生態系に変化をもたらしたという。
この暖かい海水の影響で、海面に生息していたアンチョビなどの魚が、海のより深くまで潜ってしまい、さらに南方に追いやられた。その結果、それらの魚を餌にしていたペリカンなどの海鳥が餓死してしまったという。
同報告書は「この状況が続けば、秋に入っても(ペルー)沿岸の他のエリアに影響が広がり、死亡する海鳥の数は増え、他の海洋生物にも影響をもたらす」と指摘する。
ペルー環境省は、今のところ魚介類は食べても安全としている。またペルー当局は先週、ビーチでの遊泳に対し警告を出したが、ビーチで身動きの取れなくなったペリカンやイルカなどに触れなければ健康上問題ないとした。
ペルーでは今年初めから約900頭のイルカが死亡しており、当局が原因を調査している。現在、ペルー保健省は、以前イルカの大量死の原因となった麻疹ウイルスを探すための分子解析の結果を待っている。
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