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津波防止には頑丈な防波堤が出来ればいいと、大勢の人が考えていますが、未だ組織的な着手が出来ていないのは残念です。
多分、そんなことは不可能と諦めているのではないでしょうか?
私もこの件について、論を作りA4で8Pぐらいにまとめて見ました。、全部はここでは書けませんので、概要だけを書いておきます。
大分考えましたが、この案は私としては実現可能な感じがしております。細部まで検討しているつもりですが、疑問点、意見など真面目に投稿お願いします。
1、行政は津波防波堤用地として、海岸(状況によってはやや内陸)に幅100mの用地を確保する。(これが必須条件)
2.100m幅の防波堤は将来の理想の防波堤が完成するときの用地である。高さが25m底辺100mの防波堤と言うか、ゆるやかな丘陵は頑丈なもので、未来永劫に亘って使えるものと確信する。
3、しかし当面はそんな立派な防波堤(丘陵)は、出来そうにない。当面は底辺50mの堤防を造る。あとの50m分は主として「堤防用の土石採取地」として、掘って土砂を採取する。こうすることで、遠方から堤防用土石を運搬する必要がなく、すぐ近くの土砂を運搬するのだから、費用と時間を大いに節約できる。
4、底辺45m、高さ20m、長さ10kmの堤防では500万立方メートルの土石が要る(細かい計算は省略)
5、例えば宮城県では1000万トン以上のガレキがあるようである。木片は堤防として不向きであるので、なるべくなら使わず、他のもの(コンクリートの破片、土砂、ヘドロなど)で堤を造る。それが堤防の芯となる。その上に50mの空き地から土砂を取ってガレキの上へ盛る。
仮にガレキを15m高盛ったとする。それが底辺35m、高さ15m、長さ10kmとすると、容積は300万立方米となる。
従って、その上に土砂を5mの厚さにに盛れば、底辺45m、高さ20m、長さ10km、必要土砂は200万立方メートルとなる。
ガレキで堤防を作る、といっても木片は好ましくない。ガレキを「選別」しながら15m高に積むのに殿ぐらい時間と手間がかかるのか?推測に困難があるが、まあ2年とする。
最後の「更に5mの土を盛る」これは200万立方米の土を運ぶ訳だが、常時10人程度の作業員が働いて10年で出来る作業量だ。合計12年。
わずか10km長の計算をしているだけだが、これを「不可能」と見ますか?
私には「可能」と思えてなりません。
それでも大工事に違い有りませんが、土で拵えた堤防は、時折の補修は必要でしょうが、「老化」はありません。不可能でなければ実行すべきと確信します。
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