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列島ズブ濡れ「春の嵐」は大地震の前触れ
2012年4月7日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
<そう言い切れる学者によるさまざまな根拠>
3日は、超大型台風に匹敵する「爆弾低気圧」が日本列島を直撃。300人超の死傷者が出る惨事となり、ズブ濡れになって散々な目に遭った人も多いだろう。だが、恐ろしいのはこの先だ。多くの地震学者らの研究によると、今回の「春の嵐」は大地震の前触れと言わざるを得ないのだ。
日本地球惑星科学連合の大会などで「最大瞬間風速からの地震予知」を発表した猿渡隆夫氏は、大低気圧と大地震発生の連動性を推察している。地震発生に作用する力として、「風力」を挙げ、過去の大地震の直前には台風並みの強風があったと指摘。94年の北海道東方沖地震(M8.2)や95年の阪神大震災(M7.3)など巨大地震の発生1週間から2カ月前には、大低気圧が存在したこと、広範囲の地域において最大瞬間風速が約20メートル以上を観測したことを列挙した。
1923年9月1日の関東大震災前の8月5日にも、太平洋沿岸地域に暴風警報が発令されていた。震災当日も、東京では早朝から暴風雨だったことが分かっている。
一方、ロシア国立水理気象学大のビクトル・ボコフ博士(地震予知科学)は、かつて「震源が地上付近の気圧を下げる」という理論を展開。「気圧変化と太陽の磁場活動」を地震発生の兆しと発表した。
今年3月には、太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」の影響で、地球がこの5年で最大規模の磁気嵐に見舞われた。そこに、今回の異常気圧……。条件が揃ったことになる。
昨年末、豪雨の後に大地震が来ることを発表したのは、米マイアミ大学のシモン・ウドウィンスキ准教授(海洋地質学・地球物理学)とフロリダ国際大学の研究チームだ。過去50年間に台湾とハイチで発生したM6以上の大地震についてデータを分析。活断層を上からおさえていた地表の地盤が豪雨や土砂崩れで押し流されることで重みが取り除かれ、地震が誘発されると結論付けている。
暴風直前の1日朝方には、不気味な“地震雲”も現れた。北陸地震雲予知研究観測所の上出孝之所長が言う。
「地震雲と同じく、1日には、太陽の光によって柱が出現するサンピラー現象が起こりました。これは大地震の前などに現れる現象です。11日までに東京、千葉、茨城あたりで震度4〜5(M5.5前後)の地震の可能性があります。用心してください」
嵐の後が要注意だ。
(日刊ゲンダイ2012年4月4日掲載)
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