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南海トラフ地震で新想定、津波34mも
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4991837.html
「153もの市町村で震度7の恐れがある」。日本が備えなくてはならない巨大地震と津波についての衝撃的な政府の推計が公表されました。
きっかけは東日本大震災。政府や多くの地震学者らも想定していなかった反省から研究者らが重ねてきた議論の結果です。
「大規模な震災に見舞われても揺るぎない日本を作っていく」(中川正春 防災相)
31日午後、地震、津波、防災などの研究者らによる検討会は東海・東南海・南海の3連動地震による震度と津波の高さを公表しました。想定される震源は東海沖から九州の沖へと続く南海トラフと呼ばれるプレート境界で起きる地震。政府は9年前に想定した地震の規模を大きく見直しました。その結果は・・・。
最悪の場合、名古屋、静岡、津、和歌山、徳島、高知など10の県の153市町村が震度7の揺れに襲われます。巨大地震が引き起こす津波はわずか2分で和歌山の沿岸に達するといいます。
静岡県の伊豆半島や高知県でも揺れの発生後わずか2分で津波が到達。最も高い津波が推計されたのは高知県です。高知県南西部の黒潮町。沿岸で想定された津波の高さは34.4mでした。
さらに、静岡県御前崎市にある浜岡原発。大震災後に計画された防潮堤のかさ上げ工事。その高さは18メートルですが、御前崎市の津波の高さは最大で21メートルを想定しています。
「3メートルオーバーですよね。それはちょっとこわいですよね」
「原発の再稼働、無理じゃないかな」(御前崎市民)
首都圏への影響はどうなのでしょうか。高層ビルなどを大きく長時間揺らす長周期地震動。政府の検討会は、これから南海トラフの巨大地震が引き起こす長周期地震動の検討に入るといいます。
「揺れている最中に避難しないと、津波に巻き込まれる。ソフトの対策の強化に努めていただきたい」(検討会座長 阿部勝征 東大名誉教授)
来るべき時への備えが急がれます。(31日17:00)
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