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東京直下大地震 危ない地下鉄と駅はここだ
http://gendai.net/articles/view/syakai/135534
2012年3月9日 掲載 日刊ゲンダイ
荒川の氾濫水が一番の大敵
文科省の研究チームが東京直下大地震の震度を、従来想定の震度6強から震度7に見直した。3・11の震度5強でパニックになった都民にとっては想像を絶する状況だ。
サラリーマンが気になるのが通勤時である。内閣府の「鉄道・地下鉄の浸水シミュレーション」によれば、大地震で危ないのは、東京湾に近い路線や駅だけとは限らないのだ。詳しくは別表の通りだが、銀座線「青山一丁目〜浅草」、丸ノ内線「赤坂見附・四ツ谷間のトンネル部〜淡路町・御茶ノ水間のトンネル部」といった“危険地帯”を頭の中にたたき込んでおいた方がいい。
「東京湾北部が震源地の直下地震では、津波の逆流によって荒川が氾濫(はんらん)し、地下鉄の路線内にどくどく氾濫水が流入してくる。地下鉄のトンネル内には出入り口がないため、閉じこめられたら致命的になる。それで浸水想定が作られたのです」(関係者)
大地震発生時、どこの駅にいるかは運にもよるが、心得ておくことはある。防災評論家の大山輝氏がこうアドバイスする。
「自宅周辺の駅、通勤範囲の駅の地上に何があるか把握しておくことが大事です。都心の場合は、地上に上がったところで、火災旋風に巻き込まれる可能性があります。車も火災の原因になるため、交通量の多いところであれば外に出ることもリスクがあります。また、落下物もチェックしておいた方がいい。電車内でのケガを避けるため、乗車する際はギュウギュウ詰めでなく、余裕のある車両を選ぶのも手です」
逆に、東京湾に近い海抜ゼロメートルエリアの駅には、防水扉が設置されている。東西線の門前仲町、木場、東陽町、南砂町駅や有楽町線月島、豊洲、辰巳駅、半蔵門線の清澄白河、住吉、錦糸町、押上駅、新宿線の大島、西大島、住吉、菊川駅などだ。
あくまで比較論だが、危なそうな駅の方が備えがあり、時間稼ぎはできるのである。
内閣府「地下鉄等の浸水シミュレーション」による対象路線・区間
http://gendai.net/img/article/000/135/534/1f8c540661789e68edc718a0c58625aa.jpg
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