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大震災1年…余震7千回が示す首都直下の足音
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120309/dms1203091133009-n1.htm
2012.03.09 夕刊フジ
日本を囲むプレート
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20120309/dms1203091133009-p1.htm
東日本大震災の発生以降、余震が7000回を突破するなど活発な地震活動が続いている。マグニチュード(M)7級、最大震度7の首都直下型地震も30年以内に70%の確率で発生するとされるが、確率で言えば、いまこの瞬間に起きても不思議ではなく、地震学者は「東京直下でもありえる」と警告。震災から1年を前に緊張感が高まっている。
昨年3月11日以降、地震が激増している。気象庁によると、青森県から千葉・房総半島沖の海域を中心とした南北約600キロの余震域で起きた地震(震度1以上)が、発生から約1年で7224回(7日現在、震度7の本震を除く)に達した。
3・11の本震は、国内観測史上最大のM9だったが、M7以上が6回、M6以上が97回、M5以上になると599回を観測。最大震度4以上の余震は231回に上ったという。
同庁では「M7以上の余震の可能性は低くなったが、発生地点によっては最大震度5弱以上の揺れや津波の恐れもあり、引き続き注意してほしい」と警戒感を強めている。
余震としてのM7の可能性は低くなったのは何よりだが、問題なのはM7、最大震度7の首都直下型地震だ。
東京大学地震研究所などを中心とする文部科学省のプロジェクトチームでは、30年以内に70%の確率で発生するとしている。ただ、確率論のため、いまこの瞬間で起きてもおかしくなく「場所も特定できない」(プロジェクトチーム)とし、極端なことを言えば、「東京直下でもありえる」(同)と警告。八重洲や丸の内、新宿の真下で発生してもおかしくないというのだ。
国の中央防災会議が想定するM7・3、東京湾北部地震(震源地は江戸川・江東区近辺)では、死者約1万1000人、被災者は日本の人口の約5分の1にあたる2500万人(東京・埼玉・千葉・神奈川4都県)、85万棟の建物が全壊し、総額112兆円の経済被害が出るとしている。だが、都心の直下で発生すると、この比ではない。
プロジェクトチームでは、予知はできないため、「(最悪の事態を想定し)対策を構築するのが必要」としている。
起こらない確率30%にかけたい。
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