http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/883.html
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(回答先: マレーシア機を撃墜したというパイロットの件はどうなったのか?〜ネット世界には「愉快犯」というのもいるのではないか 投稿者 仁王像 日時 2014 年 8 月 16 日 18:04:53)
(ロシア軍部の言い分〜母系社会さんから借用)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/566.html#c103
>ロシアは、考え得る可能性の一つとして、ウクライナ軍機が攻撃した可能性も示唆していますが、一方では、ウクライナ軍のブクが撃墜した可能性も示唆していますので、ロシアはウクライナ軍機が攻撃したと主張している
のではありません/母系社会
>7月21日のロシア軍の記者会見で、ロシア陸軍参謀総長のアンドレイ・カルトポロフ中将と空軍参謀本部主任参謀のイゴール・マクシェフ中将が行った質問について、「ROCKWAY EXPRESS 」から引用する。
<引用開始>
1.なぜ、マレーシア航空MH17便は国際的航路を外れたのか?
「この航空機はドネツクに到達するまでは航路を維持していたが、それから北に航路を外れていった」とカルトポロフは語った。
2.MH17便は操縦上のミスで航路を外れたのか、それとも乗務員はウクライナのドネプロペトロフスクの航空交通管制官の指示に従ったからなのか?
「航路の左はしからの最大離脱距離は14kmである。それから、この航空機は正式な航路に戻ろうとしているのが見えるが、マレーシア人クルーはそれを達成するまでいかなかった。17時20分にこの航空機はスピードを失い始め、17時23分にロシアのレーダーから消滅した」と彼は語った。
3.反政府民兵らは航空機は所有していないのに、なぜ大規模な防空システムが反政府民兵の地域付近に展開したのか?
「我々が知る限りでは、ウクライナ軍は墜落当日、ブク地対空ミサイル・システムを装備している3個ないし4個の大隊をドネツク近郊に持っていた。このミサイル・システムは高度22km、射程35km内の標的を打撃できる能力がある」
4.なぜ、ウクライナ政府はブク・ミサイルシステムを墜落直前に反政府民兵支配地域のすぐ横に展開したのか?
「我々はこの地点の衛星写真を持っているが、そこではウクライナ軍が防空部隊をウクライナ南東部に展開しているのが分かる。最初の3枚の写真は7月14日に撮影されたものだ。最初の写真はブク発射台がルガンスクの8km
北西にあるのが分かる。一基のTELARと二基のTELが見える。2枚目の写真はドネツクの5km北のレーダーを示している。二基のTARが他の装備と建物等と共に見える。3枚目の写真はドネツク北の防空システムを示している。
TELAR発射機と60台の軍関係車両、車両用テントとその他の建物が見える。
「これは同じ地域の7月17日の写真である。発射台が撤去されていることが確認できる。5枚目の写真は同じ日の、ドネツク東50kmのザロシュチェンスコエ村とシャフチョルスク南8kmにあるブク・ミサイル発射台を示している。6枚目の写真は、同じ地点の7月18日のものである。見るとおり、発射台は撤去されている」
5.墜落が起きた日、ウクライナはブク・システムのキーとなる構成部分であるクポル-M1 9S18レーダーの活動を活発化させた。なぜか?
「7月17日には、ウクライナのクポル-M1 9S18レーダーの活動が活発化しているのが分かった。この図で分かるように、7基のレーダーが7月15日に作動していた、16日には8基のレーダー、17日には9基のレーダーが作動して
いた。そして18日からレーダー活動は急速に減少し、今では2基ないし3基のレーダーが作動しているだけだ。この理由はまだ説明されていない」、
6.民間航空機用のルートで軍用機は何をしていたのか?
「この空域には当時3機の民間航空機が通常の飛行をしていた。17時17分、コペンハーゲンからシンガポールへのフライト、17時24分、パリから台北へのフライト、そして同時刻、アムステルダムからクアラルンプールへの
フライトだ」
「更に、ロシアのモニタリング・システムはウクライナ空軍ジェット機、恐らくはSu-25が上昇しマレーシアのボーイング機に接近してくるのを記録している」
「このSu-25はマレーシア航空機から3-5kmほど離れていた。Su-25は短時間で高度1万メートルに到達できる能力がある。その標準装備はR60空対空ミサイルを含み、これは12km先の標的をロックし打撃することができる。
これは5kmの距離の標的を確実に打撃できる」
7.なぜ軍のジェット戦闘機は民間航空機にそれほどまでに接近したのか?
「17時21分35秒、ボーイング機のスピードは毎時200kmまで落ちた時、新しい飛行物体を探知するマークがボーイング機の破壊の点に現れた。
この新しい飛行物体は4分間に渡ってドネツクとブツリンスカヤのレーダー基地で継続して探知されていた。管制官の一人はこの新しい飛行物体の正体が何か尋ねていたが、そのパラメーターに関する解釈を得ることは出来なかった。恐らくはこの新しい航空機は第二監視レーダトランスポンダを装備していなかったためで、これは軍用機の特徴である」とマクシェフは語った。
「新しい航空機の探知はその航空機が上昇し始めたので可能となった。この飛行物体の位置の変化はボーイング機の墜落現場をホバリングし、偵察していたことを示している」
「ウクライナ高官は先に、ウクライナ軍用機は墜落空域には存在しなかったと主張したが、見ての通り、それは真実ではない」
8.ミサイル発射台はどこからきたのか?欧米メディアによってブク・システムはウクライナからロシアに移動したことを示すというビデオが出回った。このビデオはキエフ当局が支配する地域で撮影されたのだから、発射台はどこから輸送されたのか?
https://www.youtube.com/watch?v=L4HJmev5xg0&feature=player_detailpage
「ここに紹介してきたこの情報は客観的かつ信頼できるデータを元にしたもので、ロシアに対する根拠の無い非難とは違う」とパルとポロフは語った。
「例えば、ブク・システムがウクライナからロシアへ移動したことを示すというビデオを欧米メディアは流した。これは明らかなインチキである。このビデオはクラスノアルメイスク町で撮影されたものだ。背景に見える自動車特約店の広告板の住所がドネプロペトロフスク通り34番地である事を示している。クラスノアルメイスクは5月11日以降はウクライナ軍が支配している地域だ」
9.今それはどこにあるのか?なぜ、いくつかのミサイルは発射台からなくなっているのか?ミサイルが最後に発射されたのはいつか?
ウクライナの内務省のビデオからの映像は、ウクライナから移動されたと思われるブク・ミサイルシステムが3発の内の2発のミサイルと共にあることを示している。
2発のミサイルが見える、3発目、4発目は? MH17便の撃墜に使用された?
10.アメリカは、反政府民兵によって発射されたミサイルでMH17便が撃たれたと主張する内容を示す証拠となるものを、何故示さないのか?
「アメリカ高官らは彼等はマレーシア航空機が反政府民兵によって発射されたミサイルによって撃墜されたことを示す衛星写真を持っている、と主張した。しかし、今のところ誰もそれを見た者はいない。我々が知る限り、
確かにアメリカの衛星がモスクワ時間で7月17日17時06分から17時21分までウクライナ南東上空にあった。
「この衛星はさまざまな射程のミサイルの発射をモニターし追跡するようデザインされた実験システムの一部である。もしも我等のアメリカの仲間が衛星からの映像を持っているのならば、詳細な検証のために国際社会に向けてそれを公開するべきだ。マレーシア航空機が墜落した丁度その時、アメリカの衛星がウクライナ上空にあったというのは、偶然であろう。
この航空機墜落問題において疑問点を持ち出したのはこれが初めてではない。ロシアが攻撃の黒幕にいる確かな証拠を持っていると主張するキエフ当局がテープを公開しただけで、なんらの説明もなされていない。
自衛勢力(反政府民兵勢力)を非難しているアメリカは、情報関係資料を公開することを拒否している。21日国務省副スポークス・パーソンのマリー・ハーフはロシアの声明を「プロパガンダと偽情報」であると表現したが、記者らがアメリカ政府は情報と衛星からのデータを公開するのか、と尋ねられ、ハーフは「するかもね」としか回答しなかった。今までのところ、アメリカは自分達の主張をソーシャル・メディアと「コモンセンス」で擁護しているだけだ。
(引用終わり)
誰も書いていないようなので、極めて凡庸な私見をここに記しておきたい。
上の言い分を読んで、筆者が感じるもう一つの解釈は、ウ軍機の不可解?な行動が、誤射を誘発したのではないかと暗に言っているようにも見える。こう書くと、ロシアに肩入れしている多くの阿修羅人は否定するだろう。だが、予断を持たずに読めば、この解釈も十分有り得ると思う。実際、キエフ政権が親ロ派がマ機を撃墜したと発表したときにも、プーチンはそれを直接否定することはせず、単に事故の責任はウクライナにある、と発言したにとどまりその姿勢はその後も変わっていない。
ウクライナ政権としては、上の指摘に応える義務もないし、答えられないだろう。
第一に自国の軍事作戦の手の内を晒すようなことを言うことはできない、と突っぱねることは正当なことだ。
第二に、みっともなくてとても口が裂けても言えることではない(筆者の解釈を前提)。マ機を背中に背負いその下側をコバンザメのようにまとわりつきながら、ウ機が偵察活動をしていた、などという幼稚で安直な作戦を世界に晒して大恥をかくばかりか、これが誤射を誘発したということが明白になれば、轟々たつ批判を浴びポルシェンコ政権はひとたまりもなく崩壊するだろう。
もちろん親ロ派の誤射自体も批判は免れない。
ひるがえって、ウクライナがマ機を撃墜しなければならない動機がない。ウ軍機による30ミリ機関砲説を熱烈に支持する阿修羅人も不思議なことに動機については、一言も指摘していない。この動機については、親ロも立場も同じで、この事は何人かも指摘している。あえてウクライナがマ機を意図的に撃墜したとすれば、それは親ロ派に濡れ衣を着せて政治的に優位に持って行こうとする動機が考えられるが、あまりにも乱暴で危険性のある謀略である。誕生して間もないポロシェンコ政権が指導権がしっかり確立していない段階で、このような危険な賭けに元チョコレート王がゴーサインを出すだろうか。政権の基盤ががっちり固まっていない段階では、この種の謀略はたやすくバレバレになる危険性が高い。誰かがチクれば、政権はただちに瓦解する。
ロシア軍部の回りくどい言い分を西側の軍事筋がみれば、ロシアが何が言いたいのかすぐピンとくるのではないかと思う。つまりウクライナの下手くそな作戦に誘発された誤射である。ロシアはウ軍機の不可解?な行動として知らんふりして問題を投げかけているが、ウ軍機の軍事目的は先刻お見通しのはずである。それでなければ軍事のプロとは言えない。
ここでは、マ機の墜落の態様から、素人同士が30ミリ機関砲に違いないや、ブークに違いないと盛んに決めつけあっているが、現場検証も十分にできていない断片的な写真類からあーだこ−だ決めつけあっているのは、甚だ片腹痛くてしょうがない。
以上、陰謀の臭いがしないので、つまらないだろう。陰謀らしい臭いを嗅いだ方が真相らしく見えるものだ。
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