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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5GUU86JTSE801.html
5月12日(ブルームバーグ):
「荒野の七人」など多数の映画に出演し、アカデミー賞を受賞した故ユル・ブリンナーさんが米国パスポートを在スイス米大使館に返上してから約50年。米国市民権を放棄する海外在住の米国人が増えており、今年1−3月は前年から47%急増した。
2日付の米連邦公報によると、海外在住の米国人で市民権を放棄した人の数は1−3月期に1001人。前年同期の679人を上回る。内国歳入局(IRS)のデータによると、2013年全体では前年比3倍の3000人に達した。
ユル・ブリンナーさんはベルンで米国市民権を放棄する前に、IRSとの係争を抱えていた。海外在住の米国人推定600万人のうち、7月に発効する資産公開規制の強化をきっかっけにパスポート返上を検討する人が増えるとみられている。またスイスの銀行106行が脱税ほう助での刑事訴追を避けようと、米国人顧客のデータ引き渡しに前向きになっていることも、米国人でいることのうま味が薄れる原因になっている。
スイスに10年以上住んでいる米国人、ジョン・アネン氏(46歳、数学者)は「政府と銀行の戦争に巻き込まれている感じだ」と語る。「私の生活スタイルを脅かす最大の要因は米国政府だ」と述べた。
経済協力開発機構(OECD)加盟国で唯一米国は、居住地にかかわらず米国市民に課税している。スイス最大の銀行、UBSは2009年に7億8000万ドルの制裁金を支払い、約4700口座のデータを引き渡した。米国はそれ以降、脱税の取り締まりを強化している。
外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)は米国人預金者の氏名を明かさず情報を引き渡さない外国の銀行への送金などを対象に、30%の源泉徴収を米金融機関に義務付けている。
(更新前の記事は出演映画名が間違っていたため訂正済みです)
原題:Yul Brynner’s Tax Spat Augurs Rush to Give Up U.S.Passports (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:チューリッヒ Catherine Bosley cbosley1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.netDylan Griffiths, Zoe Schneeweiss
更新日時: 2014/05/13 07:33 JST
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