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今日は昨日と比べて少し冷え込んでいる。オートバイにまたがり、肌寒いなかを薫風ならぬ寒風を受けて出発。目指すは宝塚市武田尾にある桜の園「亦楽(えきらく)山荘」。
西神戸を北上して三木市に入り中国道の吉川インター付近から、北神戸のJR道場駅に向かう。道場には練習用の岩場が2カ所あって若い頃はよく登りに行った。駅の近くに不動岩があり、少し鉄道とは離れたところに百丈岩があったはずだが、何十年も経つと記憶も怪しくなる。
武庫川右岸を武田尾駅に向かってオートバイを走らせて行くと、至るところに工事中の個所がありダンプカーが砂塵を巻き上げながら走ってくる。えらいところに来てしまったわいと思ったが、もはやあとの祭り。先へ行くしかない。やがて道はほとんど簡易舗装の林道状態になる。2、30分走るとやっと福知山線の武田尾駅に着いた。
休憩もそこそこにオートバイを通行の邪魔にならないところに路上駐車して、旧JR福知山線の廃線跡を生瀬方向に歩いていく。歩き出してすぐに公衆トイレがあり、そこに満開のオオシマザクラが数本あった。
廃線跡をたどっていくとひとつ目のトンネルが見えてきた。
少し歩くとふたつ目のトンネルが見える。
このトンネルを抜けると、桜の園「亦楽山荘」の入り口だ。武田尾駅からおよそ1000bということだ。
階段を登っていくと周回コースの標示があって反時計回りをたどることにした。整備は行き届いているが急な登りが続き高度を稼ぐ。
コースを上り詰めると平坦なところに出た。
サクラのほか随所にこんな花も咲いている。コバノミツバツツジである。
ときおりヤブツバキの花がボトリと音を立てて落ちてくる。
途中どこかにヤマブキも。
ヤマザクラを楽しみいくつか砂防堤をやり過ごして下っていくとこんな建物が。隔水亭と名付けられている。
母校の大先輩である笹部新太郎氏はここに陣取ってサクラの品種保存や接ぎ木などの研究を続けたのである。
詳しくは水上勉の小説「櫻守」を読んでもらえばよく分かるだろう。笹部新太郎氏は小説では竹部庸太郎という名前で登場する。
隔水亭近くにおかれた木製ベンチの隙間からいろはモミジの赤ちゃんが芽吹いていた。
ここから先は「さくら道」と呼ばれている。残念ながらエドヒガンはすでに散っていた。東屋は団体さんが占拠していて休憩できず。
どんどん下っていくと…。
ヤマザクラのトンネルを抜けると終点だ。
こちらは生瀬方面につづく廃線跡。
ところでササベザクラはどうなった?って。ちゃんと撮りましたよ、廃線跡ハイキングがはじまってすぐの休憩所にひっそり咲いていた。
もと来たJR道場駅への道はパス。三田方面に出てもっとキレイで楽な道を走ることにした。
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