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http://gendai.net/articles/view/life/148566
理恵子さん(43)は、5歳下の夫と結婚して7年になる。共働きで、平日は食事をともにすることがほとんどなかった。休日は理恵子さんが夫の好みに合わせて作ったり、外食したり。
ところが、2年前に父が心筋梗塞で急逝したことをキッカケに、平日でもなるべく時間を見つけて料理を作るように。外食するときはメールで連絡を取り合って、2人で食事。妻として夫の体を気遣ってのことだった。
「父は細身で健康だと思っていたのですが、母によると、血圧や血糖値は高かったみたい。夫にはそうなってほしくないから、家でも外食でも一汁三菜を取るように心掛けたのです。夫のためだったのですが、もうやめました。自宅で一緒に食事した後、『ちょっと散歩』と出かけたら、コンビニでフライドチキンを買って帰ってきたりするし、買い置きした焼きそばを食べることもあるからです」
理恵子さんが鶏ガラで中華スープを作ると、「顆粒の方がうまいじゃん」。旅行で「地元の和食屋さんに行こうよ」と誘うと、「何があるか分からない店より、居酒屋全国チェーンのほうが落ち着く」と返されてガックリ。「ダイエットだ」と言って理恵子さんの食事を残した夫は、「別腹だ」とアイスをペロリ……。ちょっとした好みの違いでは済まなかった。食の不一致に気づくようになってから、考え方の違いも目につくようになったという。
デートできるうちが華?/(C)日刊ゲンダイ
■「“食の不一致”離婚は急増する」と専門家
結婚・離婚カウンセラーの山崎世美子さんはこう言う。
「70年代以前の日本は、大体どこでも同じような和食が食べられていましたが、70年代からファストフードやファミレスなどのチェーン店が進出して、食事が多様化しています。一方、ヘルシー志向が広がっている。味覚は、一人一人の環境に深く影響するので、何を選ぶかによって、大きく違ってくるのです。しかも、ファミレスをよしとする人と、オーガニックレストランを望む人では、背景にある考え方がおのずと違ってくる。つまり、食事とイデオロギーの傾向がある程度、リンクするのです。食の不一致による離婚はこれまで5〜10%でしたが、現在40代以下の人を中心に確実に増えるでしょう」
「フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人」(速水健朗著)によると、大ざっぱな分類ができる。ジャンクフードやB級グルメなど量や安さを重視する人は「フード右翼」、チェーン店に批判的で、健康志向の強い人は「フード左翼」と呼んでいる。イデオロギーとしては、フード右翼はグローバリズム、フード左翼は地域主義の傾向が強いという。
これが関係しているのか、地元の飲食店を好むフード左翼の理恵子さんはTPP反対で、ファミレス大好きの夫はTPP賛成だそうだ。理恵子さんが言う。
「それぞれの考えを押しつけちゃいけない。折り合いが大事なのは分かっています。時には、夫に好きなものを食べさせ、ガス抜きするのも必要でしょう。でも、食事は死ぬまで続くこと。人の気持ちを分かっていながら、ハイカロリーなものをバンバン食べる夫と食卓を囲み続けるのは、ちょっと無理。だってお互い仕事を辞めたら、毎日ですよ……」
食の不一致に気づくのは妻が多い。味の好みで離婚まで……。そんなバカなと思うが、それが現実だ。
(投稿者コメント)
食い物の話だけでは終わらない。原発問題や放射能汚染食品についてはどうだろうか。
知人の主人はとりあえず食い物そのた諸々には何もコメントしないが、外食するコンビニ食も平気。
あげく子どもを放射能の危険性がある東京ディズニーランドに連れて行く、放射能汚染寿司を食わせる、放射能汚染の外食をさせる。国が策定した100Bqの放射能汚染検査しかできない、すなわち汚染されている食品を使った給食。
どうするんだろうね。
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