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もう少し補足しなければわかる訳ないですよね。失礼しました。
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/712.html
投稿者 日 日時 2014 年 2 月 20 日 04:25:54: IR1H95zbmUf8k
 

(回答先: ↑これは今回関東近辺を襲った2度の豪雪の次に来る、未知未曾有災害への警報です 投稿者 日 日時 2014 年 2 月 18 日 10:52:55)

補足1

>黒澤映画の8話オムニバス「夢」が、現実と化した時、
不明だったその8話の順序と根底にあるテーマが、一瞬にして明らかになった時の驚きと後悔に似ています。

当初、黒澤映画にしては駄作、老いぼれた、奇を衒った、小手先、訳がわからない、とか酷評されていた記憶があります。
けれど彼の全作品にはどれも観る側の成長時期によって観返す度に、新たな発見や感動をもたらす深みがあり、
常に彼の全力での気迫を感じずにはおれませんでした。

彼の作品に駄作は無い。

そう信じればこそ、この「夢」は謎でした。
実はこれこそ予言だったわけで、全8篇を通して、反原発を訴えていた事に気付いた時、驚き、後悔したのです。

起きてしまった事は、せめて次の惨事を未然に防ぐ教訓としなければならない。

書物に学ぶ事はあっても、それを現実の行動に活かさなければ、それは書物に遊んだだけに過ぎません。
そういうインテリ多いですねえ。頭でっかちで、全身全霊でないから、黒澤映画も理解出来ないのかなあ。

しかし、世界的名声を得たかも知れないが、彼は映画以外に何を成しただろうか?
「どん底」や「どですかでん」などで、無知無能の極貧の世界を優しいまなざしで描きながら、
高級マンションに住むとはどういう事か?

それを自らの戒めにして、彼を超えるつもりで、実話オムニバスを書きました。
けれど形式からして彼の真似ですから、笑ってしまいますが。

補足2

妻は単純で善良、明るく、猪突猛進タイプで、
20年ほど前に単行本「ただの主婦にできたこと」(山田 征)という本に感動して著者に会いに行き、
本人は不在だったのですが、そこで出会った取次ぎの婦人が失礼ですが「老婆」です。
波乱万丈の人生を送って来たその婦人に魅了され、著者本人との出会いを果たせなかった事はどうでもよくなり、
しばらく親しくお付き合いをしたそうです。

その婦人が語った「予言」の話を何度か聞かされていたのですが、
どうでもいい変な予言だな、どうせなら大地震とかを予言してくれよと思っていたわけです。
ただ、だからこそ純粋、不思議でもあるなと、心の片隅では気になる予言でした。

とうとうその日がやって来ました。
すると当日、関東地方では前代未聞の大雪に見舞われました。
こりゃ、ひょっとするとと思いました。

日付は予言日を過ぎましたが、後日雪に埋もれた男女の死体が発見されニュースになり、
日本中がそのことについて考える事態になれば、予言的中です。

ではまだその可能性がまだ残っている段階ではある。
黒澤映画のせっかくの予言を活かせなかった蹉跌から、それでも動かぬ己に矛盾を感じ、投稿した次第です。

予言は外れたようですが、未知未曾有の大災害を想定し、覚悟と準備をしておく事は無駄では無いと思います。
その集大成の目次が

今すぐ出来る事を今しなければ!最悪のシナリオを回避するための取り組み
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/430.html

です。

これはまだ日の頭の中にあり、目次を個別に質問されたら、忙しい中でもひとつずつ仕上げられるかも、
興味がある所だけでも引っかかってくれたらと書いた投稿です。

   

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コメント
 
01. 2014年2月20日 21:58:28 : 2D6PkBxKqI
>彼の作品に駄作は無い。

黒澤でいいのは初期の作品だけだというのが定説だけどね


02. 2014年2月20日 23:19:30 : TjZBybKwYg
定説?それはひとつの権威への盲従に繋がるものです。
あくまで個人判断です。
しかしまあ確かにそう言われてみれば「乱」以降は当方もあまり繰り返しては見ませんね。
ちょっと過大評価したかな?
冷静なご意見でした。有難う。

03. 2014年2月21日 09:50:42 : b9cOVEjjvE
デルスウザーラが一番面白かったわ 他はどーでもええけど

04. 2014年2月21日 12:30:17 : TjZBybKwYg
なんか映画コーナーみたいになりましたが、それもいいかな。
せっかくなのであまり誰も知らない剣豪ネタだと思うんですが、ひとつ。
「椿三十郎」のラストでの決闘シーン。目にも止まらぬ抜刀術があります。

両者は懐手であまりにも近過ぎる距離で向かい合っている。
腕は互角。だからどう見ても先に動き、先に剣を抜いた者が勝つはず。
しかし後から抜いた椿の剣が先だった。

その秘密を達人に取材して学び、演じたのでしょう。が、
ちゃんとした修練を積んだ訳でもないはずの一俳優に
何故そんな早抜き、早切りの芸当が出来るのか不思議でした。

その瞬間の手元の映像がどうなっているのか、
ビデオを何度も繰り返し巻き戻し、一番遅いスロー再生にして見るのですがそれでも見えない。
最後に静止画像のコマ送りで1コマずつ送って行き、ようやくその秘密が見えました。
見えないはずです。その映像はたった1コマの中にしか捕らえられていなかったのです。

ビデオも無い時代に誰も気付き得ぬようなそんな細部にまでこだわり、手を抜かぬ映画を彼は作った。

近過ぎる距離。
切る空間を作ろうとした者と、その狭さを利用して切る者との差でした。

相手は瞬速で剣を抜き、その剣に全力を込める。それは両手です。
左足を引き、剣を抜き手首の返しで弧を描き、ワンアクションで上段からの袈裟懸けで振り下ろした。

椿は一瞬遅い抜刀でも、左足を逆に前に踏み出しながら、直線動作で、剣を抜く動作と切る動作を合体させた。
これは剣が抜ききれていない状態で、両手では握れていない状態。
切る力を得るために、もう一方の手は剣の峰に添える。
この時手の平では角度的に無理。手の甲で押す。
その手の甲で押す静止画像が、たった一コマ映り込んでいます。


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