02. 2014年1月22日 00:33:02
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>日本ではなぜかシリアの殺人鬼バシャル・アサドの人気が高い。日本の一部政略家や陰謀論系の人気ブログでは、アサド支持、シリア政府支持と受け取られる論陣を張っており、このようなブログが偶々、政略家や陰謀論系ブログの中では本格的な感じのする文章なので、アサド人気が流行っているように錯覚しがちですが、 NHKを始め、大手メディアは、おおむね、アサド批判派です。これは、大手メディアが情報源とする中東政治の専門家が大方、アサド批判派だからです。以下のように、秘密警察が市民を監視・支配する恐怖国家、という認識です。 シリア秘密警察 日本人軍事ジャーナリストにスパイ嫌疑 〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット) http://dot.asahi.com/wa/2013090400023.html 「そんな国だから、2011年3 月に民衆デモが蜂起したとき、彼らの気持ちは痛いほどわかった。あの国で政権に異議を唱えるということが、どれほど危険を伴う行為かを知っている筆者からみると、立ち上がった人々の勇気は賞賛に値する。」(引用) >それはアメリカへの敵意、イランへの同情心、プーチンへの憧れが入り混じることでおこる混迷であることを指摘した上で、
この指摘は正しく、日本の一部陰謀論系の人気ブログは、欧米サウジの支援を受けた自由シリア軍への陰謀論的批判に徹しています。単なる「混迷」ではなく、政略や陰謀論に徹した思想的確信に基づく誘導の論調です。 また、ロシア寄りの特徴があり、ロシアが、「ユダヤの陰謀」を打ち砕くことに期待しています。以下の情報源の関係者たちかもしれません。もちろん、日ロ関係は良好とされるので、ロシアと敵対することはなく、シリア問題を含め、どのような外交を築くかは、安倍政権が考えています。 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌 http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb500.html >日本人が陥った落とし穴であることを断言する。 「日本人」というか、テレビ裏の一部に野党、あるいはネオコン・アレルギーの旧反小泉派・今反安倍派のリベラル派や平和主義者がいて、彼らが、いわゆる反ネオコン陣営を張っているわけです。 だから、ご指摘の件は、その雰囲気からでしょう。 先に、シリアを巡り第3次世界大戦が計画されていると煽っておいて、後に、シリアを巡る紛争の発展が回避されると、ここぞとばかりに積もりに積もった溜飲を下げ、安倍ネオコン政権の負け、リベラル派や平和主義者の勝ち、と宣伝し始めたわけです。 それで、NHKの表の顔は呆れてしまい、わざわざシリア批判とロシア批判を強化してみせたことがあります。 つまり、シリア政府支持・アサド支持と見られるテレビ裏の雰囲気は、必ずしもシリア問題自体について真剣なのではなく、野党の信念というか、安倍政権批判、ネオコン批判の一環で、それを勢いとして次に繋げたいのです。 テレビ裏は、ロシアだけでなく、中国、オバマ大統領らを支持しているという話ですが、詳しくは知りません。 |