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株式日記と経済展望
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多くのブロガーに、将来ブログを書いて食っていけるかもしれない、という想いが、
どれほどの難易度の話なのか分かってしまい、金銭的な希望を失っていった。
2013年2月15日 金曜日
◆なぜブログを書く人が減ってきたのか? 1月31日 イケダハヤト
http://blogos.com/article/55268/
長いもので、僕がブログを書きはじめてからもう8年になる。
僕はちょうどブログ・ブームみたいな時に書きはじめた。
2005年辺りである。
いまの大御所のブロガーも大体2004年〜2006年ぐらいの時に書きはじめているような気がする。
それ以前にも、自前のシステムでブログを書いていた人たちもいたのだが、ライブドア・ブログなど、一般人が簡単にブログをはじめられる環境が整ったのが、だいたい2004年ぐらいだったと記憶している。
さて、ブログである。
僕が思うに、最近、ブログを書いている人が減ってきていると思うのだ。
大御所はいまでも書き続けているし、実は前よりもますます書いていたりするのだが、ふつうの人がブログを書くことが減っていると思う。
正確に統計を取ったわけでないし、統計を正確に取れるわけでもないのだが、とにかく実感として、最近はブログを書いている人が少なくなったとような気がするのだ。
少なくとも、僕は大御所のブロガー以外、ほとんど読まなくなってしまった。
そこで今日はそのことについて考えたい。
まず、僕が思うのは金銭的なインセンティブである。
2004年〜2006年辺りは、何だかんだいって、ブログを書いていれば将来食えるようになるかもしれない、という薄っすらとした希望が、ブロガー界隈に漂っていたように思える。
ブログを書き続けていれば、ページビューが増えて行き、アフィリエイトなんかでそれなりに利益が出るんじゃないか、という希望をふつうのブロガーまでが共有していたと思うのだ。
いまは月のアフィリエイト収入が3000円ぐらいでも、このままインターネットが成長して、自分のブログも成長していけば、30万円とまではいかなくても、ひょっとしたら15万円ぐらいは儲かるかも、という淡い期待があった。
だから、儲かってないブロガー、つまりほとんどのブロガーも夢を抱いて、けっこうがんばってブログを書いていたような気がする。
それが2007年とか2008年辺りで、ブログの収益性というのがだんだん明らかになってきた。
2009年とか2010年辺りで、確かに、ブログで食っていける人がちらほら出てきたのだけれど、そんなものは100人に1人どころか、1000人に数人レベルの話であることが、多くのブロガーにわかってしまった。
こうして多くのブロガーに、将来ブログを書いて食っていけるかもしれない、という想いが、どれほどの難易度の話なのか分かってしまい、少なくとも金銭的な希望を失っていったのかもしれない。
ふたつ目は、SNSの流行である。
ブロガーがもしかして儲かるかもしれないという淡い希望を抱いていたのは、多分真実だとして、それでもそれ以外にブログを書くインセンティブはあった。
同じ興味を持っていると人と知り合いたいとか、そういうことだ。
また、単に、自分の言いたいことを言いたい、という欲求もあったはずだ。
しかし、こうした用途には、ブログよりもFacebookとかTwitterの方が、向いていることがわかり、ブロガーを書いていたふつうの人たちは、ブログの更新頻度を減らし、どんどんSNSの方に向かっていったのだと思う。
みっつ目は、大御所ブロガーの固定化である。
ブログ・ブームから10年近い年月が立ち、各分野のアルファ・ブロガーがほぼ決まってしまったような気がする。
こうしたアルファ・ブロガーはすでに多数のファンを抱えており、安定したページビューがあり、さらにブログをきっかけとして雑誌などに連載したり、本を書いたりして、安定した収入源になっていたりする。
つまり、ひとつ目の理由であげた、1000人のなかの数人の人たちの話だ。
この人たちは、ブログを書けばたくさんの人に読んでもらえて、多くのフィードバックがあり、その上で、金銭的な報酬まであるのだ。
だから、ブログを書くということが持続するし、むしろますますインセンティブが強化されるのである。
もともと強い人がもっと強くなる。
基本的に、自由なマーケットでは、勝者はもっと勝者になり、格差はどこまでも開いていくのだ。
こうなると、ふつうのブロガーはますますインセンティブがなくなる。
1970年台なら、家のガレージでコンピュータを作ってビジネスにしようと思えたかもしれないけど、いま家のガレージでコンピュータを作っても誰も相手にしてくれない。
それでも僕はブログを書くことを薦めたい。
まず、ブログはいまでもネットワーキングにとても役に立つからだ。
たとえば見ず知らずの人に会うとして、やっぱり変な人だったら怖いのだけど、その人がブログを書いていて、ちょっとメールのやり取りでもしていたら、ぐっと安心感は高まる。
つまり、ブログを書いていると会いたい人に実際に会える確率ははるかに高くなる。
それにブログを書くということは、自分の頭にあるコンセプトをしっかりと文章にしないとけないわけで、ここでものすごく理解が深まる。
つまり、仕事でも趣味でも、ブログに書くことによって、非常に学習効果が高まるのだ。
最後に、ブログは、需要のある専門分野なら、まだまだ儲けることができる。
ブログを書いて、たとえば月に数万ページビューまで行けば、そこそこのアフィリエイト収入(数万円ぐらい)になるだろうし、有料メルマガなど、最近ではマネタイズできる方法もいろいろある。
そこまで行くのはそこそこ大変だけど、その過程でネットワーキングにもなるし、自分の学習にもなるのだから、悪い話じゃない。
(私のコメント)
「株式日記」は以前にも書いたように、人に読んでもらうと言うよりも、自分自身の為であり、自分自身がどれだけの事が出来るかという挑戦の意味でも書き続けています。書き始めたのは1997年の5月からであり、当時は数行の文章を書くだけでも1時間近くもかかる事がありました。そんなに時間がかかったのは自分の考えが纏まらないからであり、長い文章が書けるようになるためには、時間がかかります。
最近では、書く主題が決まればスラスラと文章が書けるようになりました。毎日毎日書くとなるとネタ探しが大変です。毎日同じ事を書くわけには行かないし、書く材料も尽きてしまいます。だから昨日は経済ネタを書いたから今日は政治ネタにしようかとか、外交ネタにしようとかローテーションで書くことが飽きない工夫になります。
最近では3,11の東日本大震災が大きなネタになりましたが、菅民主党政権の対応の悪さに批判記事を連日のように書きました。枝野官房長官の報道管制にも批判して真実を突き止めようと連日書きました。もちろん私一人では取材するわけには行かないから、新聞記事やブログなどを紹介しながら書いて行く訳ですが、一番ネタになりそうな記事を見つけるのに時間がかかります。
ネタになる新聞記事やブログなどを載せて、それを元に私の感想を書いて行く訳ですが、ネット上にある記事やブログは時間が経つと共に消えていってしまいます。だから途中からコピペして残すようにしていますが、「株式日記」はそれだけでもかなりのデーターベースになっています。もし株式日記を書籍化するとしたら電話帳のような本が数十冊分になるでしょう。
以前はこのようなブログも、いずれかは有料化されていって収入になると言う考えがありましたが、未だに小額課金制度が出来ない為にブログの有料化は難しいようだ。一回5円の購読料を取るのに50円の手数料がかかったのでは意味がありません。最近ではアフィリエイトなどで稼ぐのが主流になっていますが、芸能人やタレントを使ったアフィリエイトが問題になりましたが、金が絡むと叩かれやすいのが難点だ。
「株式日記」は自分のために書いているのであり、広告もアフィリエイトも載せていません。だからいくらアクセスが増えたところで何の得も無く、読者のコメント欄には、私を誹謗中傷したり「知ったかぶりの事を書くな!」と言った批判コメントが毎日のように来ます。つまらなかったら「株式日記」を読まなければいいと思うにですが、株式日記」を書いた人を侮辱することでストレスの解消しているのでしょうか。
イケダハヤト氏の記事にもあるように、短時間にブログを書かなければならないから、文章も「てにおは」や漢字の変換ミスなど読み直すことも無く、そのままアップすることが多い。素人の無料のブログなのに、いちいち難癖付けられるのも不愉快になりますが、著名なブログにはコメント欄のないものがほとんどであり、せっかくのネットの双方向性が生かせないでいる。
イケダハヤト氏は、「なぜブログを書く人が減ってきたのか?」と言う記事を書いていますが、有料化の難しさやSNSの普及などの影響もあるようです。要するにブログを書く人の固定化が進んできて、すばらしい記事を連発するような新人ブロガーが出にくくなってきました。私も毎日のようにブログ記事をググッテ来ていますが、新人ブロガーが少なくなり特定のブログに固定化して来ている。
「株式日記」の批判の対象は、主に財務省や日銀などの官僚たちの無能さであり、政府日銀は円高に対して直接介入に拘り続けた。しかしアベノミクスで円安株高に触れたように、インフレターゲット政策をすればもっと早く円高デフレを回避できる事が証明された。東大法学部をでた財務省の役人はバカばかりであり、消費税を増税を強行してデフレを酷くしようとしている。白川総裁も東大の経済学部を出てもインフレターゲットの有効性を理解できなかった一人だ。
マスコミ記者もバカばかりであり、財務省や日銀の官僚の受け売り記事ばかり書いて来た。しかしノーベル賞学者のポールクルーグマン教授がアベノミクスを絶賛していますが、インフレターゲット政策はノーベル賞級の頭脳が無いと理解が出来ない。未だにインフレターゲット政策はハイパーインフレになると警告する人がいますが、日本が焼け野原にでもならなければハイパーインフレになりようが無い。
このように「株式日記」は、霞ヶ関の高級官僚向けやマスコミの記者向けに書いて来ているのであり、一般人には難しくて面白くも無いだろう。プロの新聞記者がブログを書かないのも不思議な現象ですが、ブログを書いている記者は田村秀男氏などごく一部だ。つまりブログを毎日や毎週書くということはプロの新聞記者でも難しい事であり、大手新聞紙などは、霞ヶ関の官僚が書いた記事を新聞に転載しているだけなのだ。
大きな事件などがあると「株式日記」のアクセスが増えますが、9,11事件など訳の分からない事件などではネットでしかその真相は書けない。中国や韓国の反日デモなども、日本の左翼新聞が煽ってきたからですが、ネットのブログなどの批判記事で左翼新聞も、90年代の「従軍慰安婦」などのように上手くは行かなくなって来た。このように「株式日記」で真相を暴露し続けてくると、日本を動かしているのは私ではないかといった誇大妄想になる時もありますが、毎日ボロクソにコメントを書かれると、自分自身しか賞賛してくれる人はいないようだ。
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