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本当の弱肉強食社会というのは、もっと恐ろしいものだ。その社会では、強者ですら安心して生きられない。いつ命を失うかわからないからだ。またそういう状態の中間管理職も安泰ではない。要するに誰も安心して生活はできない。日本は平和ボケしているとされるが、歴史を振り返ればわかるように、昔は長い戦国時代があった。そこはもう戦乱が日常的であり、常に戦いの連続だった。有名な戦国武将の伝説は残っているが、弱者や底辺層の住民のことはほとんどわかっていない。かなり悲惨だったとされている。そこは法も秩序もなく、理由無き虐待や殺人が日常的であり、その日を生きることも難しいことだった。現在の日本は、いじめが支配している。いじめによりどういう被害が出ても、それは調査もされないし、きちんとした対応もされない。管理責任者も罪に問われない。知らぬ存ぜぬということで済む。そして中間管理職は自動的に出世するし、高給取りで高待遇だ。今の日本はいじめによる弱肉強食社会と言える。しかし、いつかはこれも修正されるだろう。いじめ実行犯はある日突然に制裁を受ける。しかし、このいじめ実行犯も、いじめサイクルに取り込まれていることが多い。つまり、別のいじめにさらされている。どういう社会でも、何かおかしいことがそのまま放置されていると、健全な発展はできないものだ。それはマフィアの暗黒時代と同じように、表面的には繁栄しているようでも、長続きしないのである。それに結局は全て消え去ることになる。弱肉強食社会ではほんの一部しか強者になれず、またその強者も失墜するかわからない。
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