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株式日記と経済展望
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好きでもないことをやり続けていると段々腐ってきます。スティーブ・ジョブズも
伝説のスピーチで言っていました。自分の人生の主人公は自分自身なんです。
2013年1月2日 水曜日
◆不幸な人生をおくる10の方法 1月1日 松井博
http://blogos.com/article/53302/
Personal Excellence っていうサイトに出ている、「確実に不幸な人生を送る10の方法」(How To Be Unhappy: 10 Surefire Ways To Be Unhappy in Life)という記事がなかなか秀逸なので、適当に意訳して紹介したいと思います。
(と言って適当に書いたものを読み直してみたら、原文とは似ても似つかないほど適当なものになりました。別物だと思って読んでください)
誰もが幸せになりたいと願いつつ、知らず知らずのうちに「不幸になる生き方」をしているものです。私自身もこれを読んでみたらけっこう思い当たるフシがありました。中には自分には当てはまらないと思っていても、無意識にやっていることもあるかもしれません。それではリストご紹介です。
1.不平不満を漏らす
期待通りに物事が進まないと、ついブーブー言ってしまうものです。仕事が多過ぎる、上司が最悪、天気が悪い、道が混んでいる、時間通りに電車が来ない……。ネタなんていくらでもあります。
スムーズにすべての物事が運ぶなんてハッキリ言って稀ですから、適当に流したほうがどう考えても楽です。でもね、口癖のようについ文句を言ってしまう。そんなことありませんか?私なんてしょっちゅう言っています。
2.抱えている問題から目を背ける
本当は取り組まなければ問題から、眼を背けてしまう……。よくあることなのではないかと思います。他の用事に手を付けたり、ガールフレンドを乗り換えたり、問題そのものを先送りにしたり……。
しかし問題から目を逸らしたところで、別に問題が消えてなくなるわけではありません。そしてその問題はずっと追いかけてくるんです。あの時に勉強しなかった自分、面倒くさい人間関係から逃げ回ったあの頃……。結局は逃げ回ったことに捕まり、後で倍も苦労しました。身につまされます。
3.自分を他人と比較する
あいつのほうが出世している/金持ちだ/才能がある/運がいいなどなど、ついつい自分と他人とを比べてしまうものです。
他人と比べたところで別に自分を取り巻く状況が良くなるわけじゃありません。どっちかっていうと惨めになるがオチです。でもね、ついついやってしまいがちですよね。
4.まだ起きてもいないことに気を揉む
まだ起きてもいないことをついつい心配することってよくあることです。ビジネスに失敗したら? デートがうまくいかなかったら? プレゼンがうまくいかなかったら? 受験に失敗したら? 合コンで相手にされなかったら?
人類はこれまで悲観的な予測を立て、未然に備えることで繁栄してきたような部分がありますから、ある程度は本能のようなものでやむを得ないでしょう。ただ何事も過ぎたるはなお及ばざるがごとし。必要以上に悲観的な予測をたて、行動そのものをヤメてしまったりしたら、元も子もありません。
5.抱えている問題に押しつぶされてしまう
問題を抱えていない人なんていません。一見成功しているように見える人でも色々と問題を抱えているものです。ただそうした人は、問題の適切な処理方法を身につけていることが多いのではないでしょうか?
問題を乗り越える方法は色々ありうるでしょう。自分自身が成長する/助けを求める/解決方法を学習する/問題をひとつずつ処理する/大きな問題は小さな問題に分解して攻略する……などなど。
問題を必要以上に大きなものとして捉えないことが大きな鍵なのかもしれません。
6.好きでもないことをやる
好きでもないことをやり続けていると段々腐ってきます。スティーブ・ジョブズも伝説のスピーチで言っていました。
「毎朝鏡を見るとき、自分に問いかけるんだ。今日がもし人生最後の日だとして、今日これからやろうとしていることをやりたいだろうか?」
「答えがノーの日が何日も続くようなら、他にやりたいことを探すべきだ。」
自分の人生の主人公は自分自身なんです。私はこのスピーチを聴いて、転職の決意ができました。
7.ためにならない人間関係を続ける
残念ながら、ためにならない人間関係ってあります。つるみたくもない相手と惰性でつるんでいたり。こうした関係は風通しを悪くし、やがて足を引っ張り始めるものです。
自分の価値を下げる人間関係
あなたの意見を尊重しない人たち、あなたの好意を当然のことだと思っている友人など。こうした人たちと果たして本当につるむ必要があるのか、よくよく考えてみたほうが良さそうです。
マイナス要素を引き寄せる関係
サゲマン/サゲチンみたいなもんでしょうか?関係を続けると運が逃げていくような相手。エネルギーを吸い取っていくパートナー。こういう関係は要注意です。
ゴールを遠ざける関係
真面目にゴールに向かって努力しようとしている時に、チャチャを入れたり足を引っ張ったりして、かえってゴールを遠ざけたり、やる気を失わせる友だちや恋人。考え直したほうがいいかもです。
もはや愛し合えないパートナー
あなたのことをもはや愛していないパートナー、あるいかつてのように愛せないパートナー。一緒にいてもお互いの不幸感を高め合うだけかもしれません。
続けていると度々腹が立ったり、ガッカリしたり、楽しくなくなったり、失望させられたり、フラストレーションがたまる関係は、一度見直してみるべきではないでしょうか?
8.他人を変えようとする
他人を自分の思う通りに変えることなんてそうそう出来ません。自分の子供や配偶者ですらほとんど不可能です。仮に変わるとしても、その本人が変わろうと思ったから変わるわけで、他人がとやかく言ってもなかなか変わるものではありません。
他人を変えようとすればするほど、フラストレーションが溜まり、イヤな気持ちになっていきます。
だいたい自分を変えるのですら至難の業なのに。他人を変えようなんておこがましいにもほどがあるような気がします。
9.他人を満足させようとする
他人を満足させようとするぐらい虚しい事はありません。例えば親を満足させたいとしましょう。
いい成績をとれば親が満足するかな。と思って一生懸命勉強すると、次にはいい学校に入れと言い出します。さらに一生懸命勉強していい学校に入ると、今度はいい会社に入れです。そしていい配偶者を貰え、早く孫の顔見せろとか。
こうして自分の幸せや価値観を他人の手に委ねていいものでしょうか? そもそも他人を満足させるなんて不可能ですし、こんなことをしているうちに誰の人生だか分からなくなってしまいます。
勉強をしたけりゃ自分で自分のためにすればいいんです。言われてやることじゃありません。
10.自分の価値観を、ゴール/結果/物事/社会的地位/他人と一体化させる
世の中不変のものなんてありません。
いい会社で偉くなって高い地位に就いても、会社が倒産したり、リストラに遭えばタダの人です。そんなときに自分の価値を会社や地位につよく結びつけていると、ショック倍増です。社会的地位なんてまあ飾りみたいなもんだと言う醒めた感覚、非常に大事なのではないでしょうか?
またどんなにカネを稼いでもあの世に持っていけるわけではありません。信頼するパートナーだって不変の愛情なんて存在しませんし、また死別するかもしれません。将来の夢などにあまり自分を強く結びつけると、それが叶わなかった時に惨めなものです。
諸行無常ですね。夢を持つのが悪いとは思いませんが、そういったものに依存しすぎないよう、醒めた感覚も大切なのではないでしょうか?
以上が「不幸な人生を送る10の方法」でした。
私にとってはなかなか身につまされる項目が多かったです.みなさまはどうでしょうか?
◆福沢心訓七則
一、世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つということです。
一、世の中で一番みじめなことは、教養のないことです。
一、世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
一、世の中で一番みにくいことは、人の生活をうらやむことです。
一、世の中で一番尊いことは、人のために奉仕して決して恩に着せないことです。
一、世の中で一番美しいことはすべてのものに愛情を持つことです。
一、世の中で一番悲しいことは嘘をつくことです。
(私のコメント)
今年の正月は1日から営業している店舗が多くなり、日本の暦からは盆も正月も無くなって来ました。昔は参賀日はどこも休みで東京はゴーストタウンになっていましたが、デパートすら元日から営業を始めるようになりました。だから年末も買いだめする必要も無くなり、普段と同じように生活が出来る。だからやる事は初詣くらいしかありませんでしたが、今はテレビ番組くらいでしょうか正月らしいのは。
「株式日記」も年中無休ですが、貸しビル業は朝と晩くらいしかする事が無いから、ネットで時間をつぶしがてら「株式日記」を書いています。これも他人の為に書いているのではなく、自分が面白いと思う事を吉田兼好のように書き綴っています。現代版の「徒然草」のようなものですが、「徒然草」は学生時代からの愛読書です。後は福沢諭吉の「心訓」なども額縁に入れています。
「心訓」は福沢諭吉が書いたものではないようですが、シンプルで分かりやすくて心の羅針盤になります。「確実に不幸な人生を送る10の方法」も共通するものがありますが、社会や家庭や学校の荒廃などを見るにつけて不幸を自分で選んで生きているような人が多くなりました。人間は生まれた限りは楽しく生きるべきであり、つまらない人生は意味がありません。
しかし本当に自分で好きな事をして人生を楽しんでいる人はどれくらいいるのだろうか? むしろ「確実に不幸な人生を送る10の方法」を実践している人のほうが多いのではないかと思える。福沢諭吉の「心訓」にも「一、世の中で一番みにくいことは、人の生活をうらやむことです。」と書かれていますが、最近の世の中は勝ち組と負け組みに別れて、新自由主義経済が蔓延しています。
だから格差が拡大して、豊かな人はますます豊かになり、貧しい人はますます貧しくなってワーキングプアになってしまいます。だから豊かな人から税金を取って貧しい人に分けるのが正しい行いだと思うのですが、最近の日本人でも富裕層は「税金を高くするなら海外に行く」と言ってはばからない人がテレビで出ています。企業も法人税を安くしなければ海外に移転すると言う企業が多くなってきました。
年末年始の討論番組を見ても、日本企業や高齢者は金融資産を抱え込んで使おうとしない。金は使わなければ意味が無いから金を貯めこむほど浅ましい事は無いのですが。金をいくら貯めこんでも天国には持っていけません。企業にしても利益が出たのならどうして従業員に分配しないのでしょうか? オリンパスのように財テクに投資して大きな穴を開けたりするのは経営者の考え方が間違っているからだ。
公務員にしても平均給与が730万円なのに対して民間の給与は470万円ほどで200万円以上もの差があるのは、公務員として恥ずかしくないのでしょうか? にも拘らずう財務省の役人達は増税を強行して貧しい人から税金を巻き上げる事ばかり考えています。税金は豊かな人に支払ってもらうべきものであり、嫌なら日本から出て行ってもらえばいい。
昔は日本では所得の再分配が上手く行って中産階級が増えましたが、今は新自由主義経済で格差が拡大しています。福沢諭吉の「心訓」でも「一、世の中で一番尊いことは、人のために奉仕して決して恩に着せないことです。」とあるように、基本的には豊かな人は貧しい人を助けて生きていくのが正しい生き方だ。アメリカのウォール街で働いているファンドマネージャーは数億円も年収で稼いで来ましたが、博打で稼いでいるようなものであり、博打で負けたら政府に尻拭いをさせた。
飛ぶ鳥落とす勢いだったファンドマネージャー達も今では、記事にあるように、「いい会社で偉くなって高い地位に就いても、会社が倒産したり、リストラに遭えばタダの人です。そんなときに自分の価値を会社や地位につよく結びつけていると、ショック倍増です。社会的地位なんてまあ飾りみたいなもんだと言う醒めた感覚、非常に大事なのではないでしょうか?」と、時代が変わった。
だから2008年のリーマンショックでアメリカに天罰が下りましたが、政府が間違った政策を行なうと国民の生活まで狂ってしまう。アメリカのウォール街よりもっと酷いのが中国共産党幹部達であり、温家宝一族は2000億円もの蓄財があるそうですが、海外の銀行に預けて子供達も海外に留学させていつでも逃げ出せるようにしているそうです。
中国や韓国は、国民の不平や不満を日本に対して向けるように子供の頃から教育されていますが、まさに「確実に不幸な人生を送る10の方法」を実践している。中国や韓国は何でも日本と比較しては喜んだり悲しんだりしていますが、国民は過酷な労働を強いられているからだろう。日本はまだ過去の蓄積があるから、日本の高齢者は一人当たり1500万円もの金融資産を残して、亡くなって行くそうです。
生涯働けて稼いでいれば貯蓄に励む必要も無く、稼いだだけ使ってしまうのが正しい生き方だ。「心訓」でも「一、世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つということです。」と福沢諭吉が言っているように、生涯好きな事をして働く事が出来る事が人生の勝ち組なのだ。
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