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組織社会は崩壊前夜
人々はより自由度の高い結びつきを求め出している
そしてその力はどんどん増していく一方であるように感じられる
物事の自然な流れとして当然のことだと言えるろう
すでにこれまでのような社会的組織と云った繋がり<鎖>では
思考の多様性を押し進める一方である人々を支えていく力はない
在ると言うならそれは単に歪められた横暴な考え方であり
その考えは人が人を支配する為になくてはならないものだ
目の覚めた人々はより関心度と自由度の高い方へと惹かれて
新たな繋がりを模索しつつある
もちろんそれは組織管轄下の宣伝網になど絡めとられる事のない
本当の「絆」と呼べるものだ
既に官民共に「組織なるもの」の現状を観察すれば
何処を切ってもその様相は如実に伺えるというものだ
「人の上に人を作らず」とはよく言ったものだが
賢い人々は既に「対等な立場」と云うものを理解し
人々の間に新たな絆を作る為に動きはじめている
これまで組織が人々の求心力となってきたのは
日々の暮らしを支える将来性であった筈だが
今日の組織的枠組みは
そのような従来通りの依存過多性の人々の
期待を維持していく為に機能してはいない
期待に応える義務などとっくに放棄しているのである
柱を支える力が擦り減れば自ずとすべては崩壊する
何度でも書くが既存の組織とはまず組織ありきで
そこに会わせた人々が格納されているだけで
それを維持する為には組織を支える者に
その為の十分な「力」を与えさえすればいい
だがすべては人の創ったアメとムチだ
幻想が崩壊すればあなたの経験したい事だけが残る
したい事をせずに言いたい事も言えずにただ自身を抑制し
裏では人を批難の目で見つめ監視し陰口を叩く
あなたは何故それを経験しているのか
あなたは何を経験したいというのか
何故それを否定し続けるのか
本来縦社会と呼ばれて来た社会観の中心に在ったものとは
信頼と忠義(好意)である
それはそこに惚れる対象があるからこそ
人々はこぞってそれを真似し
仕える者はそこに力を出し切ることができたのである
上に立つ者に惹かれる(惚れる)と云う事とは
そこに合わせる自身の行動に充足感を得るという行為である
つまりそこにあるのはそうした
「自身に酔いしれる」と云う行為でもあるのである
しかしそれだけでは終わろうとしないのがあなたという存在なのである
あなたはあなたの全てをいつでも終わらす事が出来る
そしてまたそこからが本当にあなたにとっての始まりなのである
そこに人々ひとりひとりの価値があるのである
組織と云うものが何故こうも人を人と看做さない様にだけ働いているか
そしてそれが社会全体にとってどれだけ損失であるかを
あなた方はまだ気付こうとしない
組織であることが絶対だとする考えは単なる偶像崇拝と同じである
今日の組織と云う組織には真に人々を束ねる力はなく
あとは斥力の働くままにただ崩壊を待つだけである
個人が活かされていない今はまさに崩壊前夜である
人を束ねる役職の者は更に上の役職へと自身の果たすべき責任を棚上げし
その上の者もまた下に対し統率の為の取り締まりの強化だけを
ただ無造作に生み出すだけで何かを果たしたつもりになっている
恐怖を植え付け人々を互いに監視させ
向き合う人の目で互いを縛り上げるという
恐怖政治さながらのやり方を未だに信奉している
というより知恵を捨てているのである
本当に全体の在り方と云うもののを考えていない為に知恵がないのである
その中に本当の社会を創り上げようと云う気概が何処にも見当たらない
だからこそ従来の組織の維持だけを見つめようとしてしまうのだ
自らの行動をもって組織の為に真剣に取り組もうとすれば
人の繋がりの在り方を変革するヒントは
自身の心と経験の中にきちんと学んで来れている筈である
自由を求める力によってのみ人は己を生きる
そうした人々はこのたった一生で濃密な人生経験を一気に得ている
たったここわずか十年の内にも世界は
非常に多岐に渉る多くの経験を得て来た筈であり
人類史上類を見ない程に知恵と力の目覚めを学んだ時代だと言えるのだ
これから数年先もどんどん変革は進んでいく
あなた方の本当の真価を見出す時が間近に迫っている
未来を可能性あるものに変える為の答えは
既に多くの個人が持って居り
組織的な支配になどもはや何一つ期待する答えなど求める事はない
当然ながら既存の社会的組織の一団の中に
改革の声が響く事などないからだ
あなた方が組織を変える力を持っている
対等な目を通して人は自由に立ち回り動く事が出来るのだ
その力を剥奪されたと感じる者に一体何の力があるというのだろうか
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