http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/263.html
Tweet |
件名:交通事故で両目摘出、信じられない回復手術 (PRESIDENT Online)
出典:http//news.biglobe.ne.jp/economy/1111/pre_121111_3008810526.html
件名:Robochick - Cheri Robertson - Bionic Woman - Dobelle Vision
出典:http//www.youtube.com/watch?v=dWY-4GdCyNM
--------------------------------------------------------------------------------------------
脳刺激タイプの人工眼装置をつけて家のそばの海辺にたたずむシェリー。
「すごい……明るいわ!」彼女の口から、感動のつぶやきがもれた
人間の感覚で最も重要とされる視力。その視力を、事故や病気などで失う人は大勢いる。もしその力を、テクノロジーの力で取り戻せたら——。
アメリカ・ミズーリ州に住むシェリー・ロバートソンは、19歳のときに交通事故にあい、両目を摘出する大けがを負った。それから15年たった2004年、彼女は光を取り戻すため、大きな賭けに出た。失った眼球に代わる新しい人工の「眼」を、体に埋め込む実験に志願したのだ。
失われた視覚を補う「人工眼」には、いくつかの種類がある。眼球の中に電極を埋め込んで、網膜を電気で刺激するもの、眼と脳をつなぐ視神経を刺激するもの、脳の視覚をつかさどる部分(視覚野)を刺激するもの、などなど。シェリーが実験に参加したのは、脳を刺激するタイプの人工眼だった。
システム全体は、サングラスに取りつける超小型のカメラ、腰のポーチに入れるコンピュータ、そして数百個の電極を配置したプレートからなる。まずは外科手術で、大脳の後頭葉にある視覚野の皮質の上に、電極を配置したプレートを左右1枚ずつ置く。さらに、それぞれのプレートにコンピュータからの信号線をつなぐためのソケットを、耳の後ろに設置する。
カメラがとらえた映像は、コンピュータで電気信号に変換され、ソケットから電極板へと送られる。視野の中でどこが光っているかという脳の感覚と、実際の光の位置が一致するようにコンピュータを調整したあと、シェリーは装置を身につけて家の外へ出た。
太陽が降り注ぐ海辺に立ったシェリーは、装置のスイッチを入れ、サングラスのカメラを覆っていた左手を恐る恐るずらした。シェリーの口から、思わず声がもれた。
「すごい……明るいわ!」
このときは初期の調整段階だったため、数百個ある電極のうちのわずか10個しか使用していなかった。それでもシェリーは、大きく輝く2つの光の点を、15年ぶりに「見る」ことができた。今後残りの電極も使えるようになれば、よりはっきりとした視覚を取り戻すことができるかもしれない。
通常のカメラの代わりに赤外線やX線をとらえられるカメラを装着すれば、暗視カメラやレントゲンの働きをする「眼」を持つことも、理屈のうえでは可能だ。人工眼の研究は、日本を含む世界各国で、今も進められている。
--------------------------------------------------------------------------------------------
//Memo
(以下はWikipediaより引用)
-形態による分類-
■非侵襲型
人体の外部に取り付けて動作するタイプ。取り外し可能な義手や義足、パワードスーツなど。侵襲型のような危険性がないため、比較的実用化しやすく、倫理面での問題もクリアしやすい。
■侵襲型
人体の内部に埋め込まれて動作するタイプ。人工心臓やペースメーカー、人工眼球、人工内耳、脳深部刺激療法など。これらのタイプは、故障や誤動作の際に使用者に危険が及ばないように、十分な対策を取る必要がある。このタイプのものをインプラントと呼ぶことがある。装置の接続のために人為的に人体を傷つける(侵襲)ため、感染や拒絶反応を起こす危険があり、技術的課題や倫理的問題が多い。
■危険性や倫理上の問題
組織生体工学の発達により、生体の失った、あるいは弱体化した機能を補完するために、身体に機械を組み込んだ人間は今後とも増えるとみられるが、これはさまざまな危険性を抱えている。生体内の異物は感染のリスクが高く、一度感染すると重症化しやすく治癒しにくい。さらに、機械には自己修復性がなく、故障時は致命的事態になりかねないなどの問題があるからである。
また、脳刺激療法では患者の本来の性格を変えてしまいかねないという倫理的問題もある。素材そのものに対する危険性も否定できない。現段階では体内インプラントRFIDチップに発ガンの危険性が指摘されている。これらの技術は人間の尊厳を犯す可能性が指摘されており、研究者達は倫理的な面でも議論を進めている
■軍事利用の可能性
アメリカ合衆国では、サイボーグ技術の軍事利用への研究もDARPAを中心にして活発に行われている。兵士の身体能力を大きく強化する、戦闘において手足を失った兵士に義手義足を適用することで素早い戦場復帰を可能とする、ブレイン・マシン・インタフェースの導入により戦闘機パイロットの脳と戦闘機のコントロール機能を接続することで、反応速度の向上を図る、などが考えられている。他にも、小動物の脳を制御し、遠隔操作で偵察・自爆を行わせたりする動物兵器への応用や、ブレイン・マシン・インタフェースによる無人航空機・無人戦車などの無人兵器(軍事ロボット)を遠隔制御する、などの研究も進められている。
//Memo
昨今、人と機械との距離がますます近くなっています。
近未来には誰しもの体内に、ある種の機械が入っているのかもしれない。
ポケットの中には、いつも携帯電話が入っている。
私はもうこれを手放すことができません。
ユビキタス社会への変化は、すでに始まっている。
今はまだ胎動期ですが、これからも進んでいく。
近い将来大きな変化が、やってくるようです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。