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私は、一週間前に、政治板で、政治の記事を書くことは引退し、
今後、書きたいことがあったら、雑談板で社会問題などを書くと、宣言したので、
約束したとおり、これからは、この雑談板のみに書くことにします。
最近の雑談板のアクセス数は、多くても200くらいらしいですが、
まあ、それはしょうがない。
社会問題といっても、けっきょく今回も政治の話しになりますが、
まあ、読んでくださいまし。
3党合意によって、野田首相は「近いうちに解散する」。ということを約束したわけだが、
やはり、政治家というのは、昔も今も、信用のできない御仁たちだ。
政治家より信用のできない人種はいないのです。
とりわけ、この野田という2枚舌男は、大変性格が図太く、とてもこの3党合意の約束を守りそうもない。
厚顔無恥という言葉は、この男ために作られたようなものだ。
結論からいって、次の衆議院選挙は、7月の衆参ダブルか、4月のどちらかだろう。
どうせ大敗するなら、一日でも長く政権与党にいたいというのが、民主党議員の本音だ。
民主党の議員達は、できるだけ長く政権与党にいたいわけだが、衆議院議員の任期は来年の8月までだ。
参議院選挙もあるので、長く引っ張っても、来年の7月の衆参ダブル選挙が最長になる。
民主党議員の本音としては、7月の衆参ダブルまで引っ張りたいわけだが、
しかし、選挙が7月となると、これはもう任期満了と同じになる。
いくら、厚顔無恥の野田首相としても、
「近いうちに解散する」と言ったのだから、さすがに任期満了まで選挙をしなかったとなると、
「野田は約束を一切守らず、3党合意を完全にホゴにした」と、汚点を残すことになるので、
まあ、4月選挙あたりが、落としどころと、考えているのではないのだろうか。
3月までに、2013年度の予算を通して、解散。
4月に総選挙。
私はそれが一番可能性が高いと思っている。
じゃあ、自民党としては、それでは怒り心頭なのでは。
と思ってらっしゃる読者の方もいるかと思いますが、
私は、そうじゃないと思っている。
自民党としても、本音では、総選挙は、遅ければ遅いほうがいい。と思ってると、
私は思っているのだ。
野田は、今年の8月に、「近いうちに解散する」と言ったのだ。
だったら、常識的に考えたら、年内に解散するのが筋だ。
有権者の方も、そう思ってる方が多々だろう。
しかし、その常識を守らずに、
それを、引き伸ばして、4月や7月に選挙をやる。なんてなったら、
ただでさえ低い民主党の支持率は、さらに低くなるだけだ。
よって、大マスコミが、選挙までに、自民党のネガキャンなどをやらない限り、
自民党の好調の支持率は、維持する、またはさらに上昇する。
と考えるのが、ふつうだ。
もう一つある。
これは、他の識者も指摘してるように、
下手に12月選挙、1月の特別国会で、安倍新政権が誕生したとしても、
また、それから、「安倍さんは4000円の高いカレーを食べてる。」などとマスコミのネガキャンが続けば、
7月の参議院選挙で、自民・公明が過半数議席を獲得できない可能性もあるのだ。
12月に選挙をして、衆議院選挙で、自民・公明が大勝しても、
その約半年後の参議院選挙で、過半数議席を取れなければ、
衆参は「ねじれ」になり、それは安倍新政権にとっては、非常にやっかいなことになる。
だから、それを避けたい自民・公明にとっては、
衆議院でも、参議院でも、できるだけ多くの議席を取り、
どちらも過半数議席を獲得できる、「4月選挙」や「7月の衆参ダブル」のほうが、
自民・公明にとっては、得策であり、
私は、自民・公明の議員は、野田の解散の先送りを、
本音では、逆にそれを願っているのではないか。と思っているのです。
衆議院でも、参議院でも、過半数議席が取れれば、
3年間は安泰で、法案がすらすら通るからです。
まあ、仮に、7月の衆参ダブル選挙になったら、
それは、衆参ダブルというより、
都議選も加わって、トリプル選挙になるので、
公明党にとっては、複雑な心境だと思いますが。
どうでしょう。
野田としても、4月選挙が落としどころと考えているはず。
公明党も、トリプル選挙は避けたい。
となれば、やはり、「4月選挙」が濃厚。と考えるのがふつうか。
で、話しが長くなって、申し訳ないのですが、
大事なことがあるのです。
それは、4月選挙になっても、7月の衆参ダブル選挙になっても、
来年の初旬あたりに、野田首相が、勝手に1人で、TPPを締結してしまう可能性があるのです。
私が、年内に解散総選挙をやってもらい
一日でも早く、野田政権を終わらせたい理由は、
そういう危惧があるからなのです。
これは、政治板でも、何度か言ったことなのだが、
TPPが締結されてしまえば、
日本の農業は破壊される。
日本の農業は破壊されて、
300万人の新たな大量失業者が出る。
そのうえ、アメリカやイギリス、フランス、ドイツなどの食料自給率が、70〜130%に対して、
日本の食料自給率は、10%ほどまで下がってしまう。
そして、抗生物質や成長ホルモンなどで飼育された、わけのわからない牛肉や豚肉が日本に入ってくる。
もっとも、これらの肉はスーパーなどで並べられても、非表示だ。
遺伝子組み換え野菜にしても、そのことを表示するステッカーを貼ってはいけないのです。
つまり、日本の消費者は、これらの危険な肉や野菜を選択することができなくなるのだ。
しかも、TPPは農業だけじゃない。
農業と同じように破壊されるのは、医療だ。
混合医療が容認され、国民皆保険は崩壊される。
金持ちはいいが、貧乏人は今までのようなまともな医療は受けられなくなってしまうのだ。
TPPの破壊力は、小泉改革の100倍。と言われてるのはそういうことなのです。
先に述べたように、残念なことだが、総選挙は、4月か7月になるだろう。
その間に、野田がTPPを締結しないことを、願うばかりだが、
大変恐ろしいことだが、対米追従の野田佳彦が、TPPを締結してしまう可能性は高いといえるだろう。
「デフレの下での、消費税増税」
そして、「TPP締結」
そうなれば、
野田佳彦は、戦後最悪の首相として、後世に名を残すことになるでしょう。
ちなみに、最後に申し上げときますが、
私は、自民党や公明党の支持者ではありません。
むしろ、今までずっと、反自民・反公明であったのですが、
それに加えて、今では、強烈な反民主党になりました。
では、これで。
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