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(回答先: Re: 万象は熱烈なる想いより生まれけり 投稿者 金十字架 日時 2012 年 10 月 18 日 02:57:46)
他者の観念を何かしらの情動により"無条件"に受け容れ
それを共有して何か結論づけるといった事は
実はけして"無条件"などではなく
あなた方がそこに期待する他人の評価と云った所に
あなたが「利」としてのものを見出すが故の行為である
「良い事をすれば良い事が在る
悪い事をすれば必ず天罰が下る
だから悪い事はしてはならない」
こうした考えは何かに照らして間違っても居ないが
これは単純にも「誰かが何かを評価しているから」などではなく
自分自身の心がそのまま体験しうる現実を創り出しているが故に
それはその心が変わらぬ限り起きうるのだと云う事であり
そのまま適用されて問題もないと言うだけのこと
あなた方がそうした観念を受け容れて良い事を期待し
そこでいくら「正しい」と"一般的に"いえる事をしているとして言い張っても
そこでは何かしら評価を期待するが為に
内心は不満で膨らんでいく訳である
そしてその不満を表す心が
純粋に現実の体験として反映されるものの中身となる訳である
あなたが満たされないと感じ続けていればそのような日々が生まれ続ける
あなたが限定された科学に傾倒して
あなたの内なる感性の声を無視し
外から齎された情報のみを信ずるに値するものとしていれば
あなたは自分を信じる事を取り戻すきっかけを喪ったままになる
そしてそのように限定された認識に拠った世界をただ彷徨うだけとなるだろう
あなたの細胞もまた全てあなたの信念そして心の声に遵い姿を整えていく
「良い事をしても何も得をしない」というような観念を一度受け入れれば
そこに他人の評価が欲しくなる
あなたの行動の正当性を求める様になれば
他者からその認知してもらう必要性を感じる様になる
つまり共有化された認識というものを欲しがるきっかけとなる訳だ
善悪や罪と罰といった概念はそこにも大きく影響してくる
善である事の正当性を常に世間全般に周知する為には
ひとつの共有された認識が必要だと云う訳である
悪い事は規制して縛り徹底させる為に罰が必要だと云う様になる
「してもらう」心の在り方から
「させる」支配的な在り方へと社会が変わっていったのはその為である
本来はあなたの感性から生まれる純粋な考え方だけが大事な事だ
人の数だけそれらはすべて尊重される考え方として
受け入れるべきなのである
純粋な目が必要不可欠なのであり
ありのままを見る目が何であるのか
純粋な心が何故必要か
それを理解する時が今なのである
それが現在のあなたの感じている事とは正確に一致しないことであるとしても
なんら問題が在る訳ではない
それはあなたの深層に於いてはあなたの闘争本能と云ったものが
そこに同意することを躊躇う訳である
何を求めようがあなたはあなたであると云う事に信頼を持つと云う事に
何ら問題はない
繰り返すが他人の考えを気にするよりも一人一人が自分の心の在り方を問う
それだけでいい
他人をナナメに観ない
あなたは何をどのように観ずるのか
おのおのが自然であることを自覚し行動すれば
全体がどのように生まれ変わるか理解出来る様になる
あなたがもし他者の提供する観念に全く同意しないと云うのであれば
そのように力強く「他者の観念に影響されない」という
新たな観念を手にする事である
あなたの観る世界があなたの現実でありあなたそのものであると言えるのだから
あなたが惰性のまま居ては惰性の日々のあなたが創造される
何を変えたいのかを明確にし
何故変われないと感じているのか
何故そのように感じてしまうようになったのか
それはどのような観念を受け容れて来たからなのか
本当のあなたの姿
本当のあなたの望みはそうした山積した観念の下に潰されていると感じれば
あなたがそれを取り戻そうとすればいい
あなたはそうした体験をいつまでも繰り返したくはないと感じている
ではそのように努力すればいい
何故出来ないと感じるのか
ならばそれを全身を持って感じ取ればいい
その考えにあなたが何故同意しているのか
その先に何が見えると云うのか
それを感じ取ればいい
そしてそれが情報に依るものだと理解すれば
その情報を書き換えればいい
あなたが捉えた事にだけあなたは影響を受けている
その事を思い出し呼び起こせば
他人にはまだ捉えきれていないあなたの力は蘇ってくる
限定された世界を楽しむのも嫌悪するのも
あなたが何かを利用してただそう感じるに過ぎないのだから
自分の力を取り戻して大いに楽しむのが好いのではなかろうか
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