未信仰者にとって凶暴と見られる神の罪への審判を思う時、
どんな小さな罪をも許さず受け入れることの出来ない、
聖なる父をより深く知り、畏れ、敬う理由です。

父なる神とは距離を置こうなどとキリスト者が言い出せば、
神をとても悲しませることになるでしょう。
神は、私達と親しい関係を持ちたいと願っています。

「良識的なキリスト教徒」とは一体どのような人を指しているのでしょうか。

イエスが神の受肉したかたちであるとするならば、神は自らを限定せしめた事になる、と、ミルチア・エリアーデの文章が記憶の底から浮かんできたのですが（確か｢神話と夢想と秘儀」だったかと思います、なにせ、何十年も前のことで朦朧としています、すみません。）全知全能の神が限定せしめられたものになるとは、これは、ヤバイですなぁ。

本当に信仰心のある人は、別にどこか名前の知れた教団に属する必要もなければ、他人に信仰心の深さをアピールする必要もないはずだ。　

で、ヤハウェとイエスは別個のものとして考えられるんですよ。

だいたい、三位一体、ニケーア公会議などは、イエスが死んでから３００年後くらいに作られて認められたものですから、

「ヤハウェとイエスは違うもの」として考えることはできるんです。

私の考えとはすこし違うんですが、実際、それに近い考えをもったキリスト教の宗派もあるんですよ。

だいたい近代文明社会においての信仰というものは、どれだけ異教徒をころしたとか、信者を獲得したとか、お金を手に入れたとかとかの、神に対しての努力を考慮するものではないですよね。何にも祈らなくてもいいし、教会にいかなくてもいい。ただただ、全てを神に任せることでしょう。全て全能の神に身をまかす。努力なんてなにもいらない。

男女間の愛に似てる。すべてを相手にまかす。全面的に信頼する。金をくれなくても働かなくても餓死しても全然問題ない。そうすれば完全な幸福感がおとずれる。

あなたの疑問には、約1600年前に、アウグスティヌスが明確に答えてくれています。ぜひ『告白』と『神の国』をお読みになることをおすすめします。

この方のビデオの説明は解りやすいです。

http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/278146739.html

人間は、神が自分の似姿をイメージして創られた生き物。(創世記１：２６）

知人で、家庭を持つようなタイプに見えなかった人が、自分の家庭を築き、立派な親になったのを知り、興味で子供を持つという事はどんなことかと聞いた事があります。
「自分を見ているようだ。何を考えているのか分かり、見ていて面白い。」と、二人の男性が同じことを言いました。神様も人間に対してそのように思っておられるのかと想像します。