http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/849.html
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▼村野瀬玲奈の秘書課広報室
「自己責任論者」は「自己責任」をとるか? (辛坊治郎氏の例)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4475.html
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辛坊治郎氏という、橋下徹を日本の政界にのさばらせた元凶の一人であるテレビタレントが、自らの冒険旅行で遭難し、同行者とともに無事救助されました。
●スポニチアネックス - Yahoo!ニュース
辛坊治郎氏 コメンテーター休業示唆「どの面下げて…」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130622-00000032-spnannex-ent
スポニチアネックス 2013年6月22日(土)7時1分配信
涙ながらに会見する辛坊氏(右)と岩本氏
◇辛坊治郎氏 小型ヨット太平洋横断断念
神奈川・厚木基地に到着した辛坊氏は「助かった、の一言」と憔悴(しょうすい)した表情で話し、日付が変わった22日に東京都新宿区の吉本興業で会見しあらためて謝罪した。
辛坊治郎氏から突然の連絡「船体放棄しかない」
22日午前0時すぎ。東京都新宿区の吉本興業東京本部で記者会見した辛坊氏は「救助にたくさんの人手や税金を使うことになり、反省しなければいけないことは、きりがないぐらいある」と涙を流しながら、あらためて謝罪。さらに「岩本さんを無事に家族の元に帰せてよかった」と声を震わせた。
ヨット内にはあっという間にくるぶしまで海水が上がってきており「数分間で数十センチ上がってくる勢いで。数分で沈没するだろうと思った」。脱出時には、膝下まで浸水が進んでいた。何とか救命ボートに移ったものの、2人はずぶ濡れ状態。足を重ね合いぬくもりを分け合ったが、21日中に救助されなければ低体温症になると覚悟したという。実際、救助時の体温は35度で低体温症になりかけていた。
取材陣からコメンテーターとして意見発信する立場だが、今回のことで何か心境の変化はあったかと問われると「正直、今後、どの面下げてという思いはする。そういう意味では自らを省みる時間がいるだろう。今後の仕事は白紙」と話し、コメンテーターをしばらく休業することも示唆した。
最終更新:6月22日(土)8時2分
(転載ここまで)
●スポニチ Sponichi Annex 芸能
辛坊治郎さん 声つまらせ救助に感謝「この国の国民で良かった」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/21/kiji/K20130621006060391.html
2013年6月21日 22:52
太平洋横断中に海上自衛隊に救助され、記者会見で頭を下げる(左から)岩本光弘さんとニュースキャスター辛坊治郎さん=22日午前0時16分、東京都新宿区の吉本興業東京本部
ニュースキャスター辛坊治郎さん(57)と全盲のセーラー岩本光弘さん(46)の乗った小型ヨットが太平洋横断中に遭難した事故で、海上自衛隊の航空機に救助された2人が午後10時半ごろ、神奈川県の海自厚木基地に着き、会見を行った。
辛坊さんはまず「本当にたくさんの方にご迷惑をおかけいたしました。たった二人の命を何百人で救ってくれた。本当に海上自衛隊、海上保安庁の皆様には感謝しています。4メートルの波の中を助けていただいて本当にありがとうございました」と感謝と謝罪を口にした。「気力はあるし、食料も水も1週間くらいは大丈夫という読みはあったんですけど、体温が下がって明日までもつかなという思いがありました」と状況を振り返り、「“あ、帰れる”もうその一言で。こんな言い方がいいかどうかわかりませんけど、この国の国民であって良かったなと思いました」と救助船がやってきたときの心境を声をつまらせながら告白した。
岩本さんも「本当に助けていただいてありがとうございます。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。あのゴムボートが来たときは本当にほっとしましたし、来ていなかったらどうなっていたんだろう」と感謝を口にした。
船内に海水が浸入した状況について、「(午前)5時までウォッチで、8時くらいまで寝ようと思ったらゴーンゴーンゴーンと3回右舷の方で、下から突き上げるような感じ」(岩本さん)「もしかしたらクジラだったかも」(辛坊さん)と船底が障害物に当たったという。「(岩本)ひろさんが“浸水している”と叫び声があって、船内のキャビンに足を下ろしたら床に水が来ていて。緊急の排水をしたんですが、とても水が入ってくるスピードに追いつかなくて。あっという間にくるぶしくらいまで水がきて、脱出するときは膝下くらいまで(きていた)」(辛坊さん)とみるみるうちに浸水していった様子を描写した。
救助を待っている最中は「何回も上空で(航空機)が旋回してくださっていて。厚木から来てこれくらい旋回してくださるということは助けたいという気持ちがあるとわかったので。とにかく生きようという話をラフト(救命ボート)の中で2人でしていました」(辛坊さん)と、気持ちを切らさずに耐えていたことを明かした。
(転載ここまで)
二人の人命が救助されたことに安堵するとともに、「この国の国民であったためにイラクで日本政府やテレビ局がつくった『自己責任論』の世論によって見殺しにされた青年」がいたことを私は決して忘れません。彼に危機に陥った何らかの責任があるとしても、彼を救助せず見殺しにする理由には全くならないからです。
ところで、辛坊治郎氏が自分で自分の名誉を回復する手段がいくつかあると思います。
その一。他人からあれこれ言われる前に自分で救助費を全額日本政府に払う。
その二。極端な自己責任論をテレビで流すことによって日本政府がイラクで見殺しにすることに辛坊氏自身が手を貸したことになる日本人青年の遺族に謝罪に行く。
その三。海外で危機に陥って「救助費」を日本政府から「請求」されて払わされた人々に対しては辛坊氏が自腹で補償し、納税者である国民なのだから救助費を政府に払う必要はなかったことを公の場で表明する。
その四。テレビで自らが流してきた「自己責任論」は誤りであったことを認め、謝罪する。
その五。「自己責任をとらない自己責任論者」橋下徹を自ら世に送り出したことを悔い、謝罪するメッセージを出す。
その六。テレビ界から完全に引退し、本を書くなどの手段で「自己責任論」の誤りを伝道することに残りの人生を捧げる。
その七。自分を救助したのは直接には海上自衛隊、海上保安庁ではあったが、それらの政府組織は日本国民が払う税金で運営されており、日本国民全員によって救助されたものであることを表明する。
辛坊治郎さん。私には私個人があなたに迷惑をかけられたという意識はありません。いろいろな場面で危機にあるほかの多くの人の生命や生活を救うために本来使われるべき税金が生きるか死ぬかの状況に陥ったあなたのために使われたということは、正しい税金の使い方だからです。
しかし、「自己責任論者」がどうやって「自己責任」をとるか、多くの人が、日本に大勢いるあなた同様の冷酷な自己責任論者たちを代表するあなたに注目しています。私個人は過去のあなたを尊敬することは全然できませんが、あなたの今後の言動によってあなたが尊敬の対象となるかどうかが決まるでしょう。どうぞ彼らの手本をお示しくださるよう、お願いいたします。
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