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物証なく逮捕する警察、違法な取調べの検察、追認する裁判所は人権蹂躙と言わずしてなんというのだろう。容疑者は警察や検察には可視化を了承すれば、黙秘はしないで取り調べに応じると言い続けている。しかし、可視化に絶対応じない検察、40日間の異常な勾留に対し、弁護側の不当な勾留と裁判所に上申、それでも検察の言い分を追認した。取り調べを行わないまま、勾留し続け、暗黙の拷問で「自白」を待っているとしか思えない。
東京地裁は「被疑者による証拠隠滅や逃亡のおそれがある」などとして勾留の必要性を認めたそうだ。検察官は容疑者の13件の容疑すべてで逮捕することも仄めかして、
「証拠の評価からすると君は有罪だ。複数の事件があるけれど、起訴できる事件については起訴していくつもりだ。このままあなたが否認や黙秘を続けていても起訴できるよ。とにかく今のように取り調べを拒否し続けているといつまでも出られない。早く出たいなら、取り調べを受けて、自分が犯人ではないと証明してよ。そうでなければ君に不利になるだけ、このままでは必ず起訴だ。君はどうするのが得か、よく考えてみなさい」
といったらしい。
容疑者は勾留がこれ以上続くのであれば「限界だ」とも漏らしたといわれる。東京地裁は勾留の必要性を認め、期限いっぱいまでの留置場生活が決定した。さらに検察は容疑者の勾留期限を迎える3月24日までに起訴する方針を固めたらしい。
3月21日、東京地裁には定員の3倍近い83名メディア関係者が、この裁判の傍聴に詰めかけたらしい。決定的証拠は全く示されていない。当初はいつものように新聞やテレビは逮捕直後から記者クラブで流される情報のみを報道している。冤罪の可能性を一部の雑誌やネットメに指摘されてから沈黙している。記者は取材しても、この事件の問題点の報道をしない。
彼らはいったい何をしているのだろう。可視化以前の人権問題を報道する勇気もないのだろうか?大手メディアの記者たちは、司法の腐敗を報道する資格もないようだ。それとも上司がとめているのか。信じがたいことが次々と起きている。劣化はどこまで進むのだろう。
矢津陌生ブログhttp://yazumichio.blog.fc2.com/blog-entry-373.htmlより転載
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