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「堀アナのような人が活躍できることが、NHKの公共性そのものである:想田和弘氏」 (晴耕雨読) 
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/732.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 25 日 13:16:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://sun.ap.teacup.com/souun/10412.html
2013/3/25 晴耕雨読


https://twitter.com/KazuhiroSoda

孫崎氏に対する自民党議員による明らかな言論弾圧。

大西という人はNHKという公共放送が国家権力から独立するために作られたことも知らない。

無知と不見識にも程がある。

→「大西英男議員の衆議院での私への批判」 http://t.co/LfDw4TAizg

大西という議員のように勘違いしている人が多いんですけど、NHKに公共性があるのだとすれば、それは国家権力や政党や企業などからの独立性によって担保されるものです。

日本政府の見解を無批判に垂れ流すのは、公共性でもなんでもありません。

ただの政府広報放送です。

> 公共は政府より、むしろ国民側であるべき。

TPPに入ると日本のメディアも外資に買われて日本の利益に反するプロパガンダを始めるから危険だと言われてるけど今のTPP報道を見てるとすでに買われちゃってるのとおんなじだよね地方紙以外は。

でもまだTPPには入ってないわけだから日本のメディアも外資に買われちゃってるわけではないのにすでに買われちゃってるような振る舞いをするのはなぜなのかがもう一つよく分からないでいる。

マスコミが一斉にTPP賛成報道をし、世論もその影響を素直に受けて賛成してしまう現象は極めて危険だが、受け手の側のリテラシーを鍛えればかなりの程度解決できる問題でもある。

メディア・リテラシーの授業を中学生くらいから必修にすべきだと思う。

> そのメディアリテラシー教育を誰がするのかが問題です。現行義務教育ではネット=デマと教えているようです。「噂はNHKで確認しましょう」では困りますからね。

ええ、まずは教える人を養成しないと無理ですので長い道のりです。

NHK堀アナ 退局の裏側にNHK現会長の“力”(東スポWeb) - Y!ニュース http://bit.ly/ZLNPWP

NHKが組織として堀アナの排除に向かったことは、番組キャンセルなどの事実から動かしようがない。

そしてその背景に原発問題と氏の発言や行動があることは、一連の経緯からしてたぶん間違いないだろう。

堀アナの存在はNHKの評価を上げていたと思うが、これで一気に下がると思う。

堀さんがNHKの報道姿勢を批判したり原発問題の映画を作ったりしても、それをNHKの公式見解だと思う人はいない。

仮に堀さんが原発に批判的な姿勢で番組を作ったとしても、その姿勢がおかしいと思う局内の作り手は異なる番組を作ればよい。

要は堀アナはNHKを揺るがす存在ではなかったはずだ。

いや、揺るがすどころか組織の活性化に貢献していたと思う。

そういう堀さんを「NHKを揺るがす存在」として誤って認定し免疫機能を発揮してしまうところに、NHKの本当の病態があるように思う。

免疫機能で排除すべきは堀さんではなく、彼を排除しようとした細胞であるはずだ。

あべこべだ。

しかしこの病態は今に始まったことではない。

僕のささやかな番組制作経験では、局側との試写では僕が面白いと思う場面ほど物言いがつき、削られそうになることが多かった。

面白いってことは物議を醸しかねないってことだ。

しかしそれが最も嫌われた。

面白いことより、平穏であることが好まれた。

今回の堀さん排除の動きは、組織として「平穏であること」を望んだ結果なのだと思う。

皮肉なのは、実はその排除の行為は全く平穏ではなく、実は公共放送としてのNHKにとって大きなリスクを孕んでいるということだ。

そしてたぶん排除した側は、そのリスクの大きさに気がついていないということだ。

なぜそんな倒錯が起きるのか。

NHKの組織を構成する人々が、「公共」の意味をはき違えていることに根本の原因があるように思う。

NHKの公共性は、政府や党や業界から独立し自由な報道を行うことによって担保される。

つまり堀アナのような人が活躍できることが、NHKの公共性そのものである。

ところがNHK上層部は「公共=政府見解に寄り添うこと」だと勘違いしているようだ。

でないと、堀さんを排除したりはしないはずだ。

普通に考えれば分かる筈なのだが、本来「公共性」の重要な要素は、包容力であるはずだ。

なぜなら、世の中にはいろんな考えの、いろんな事情を持った、いろんな人がいる。

そのすべてを包摂するのが「公共」だからである。

つまり異分子を排除するような動きは、まったくもって、反・公共なのである。

街の広場は公共の場である。

誰も入れるのが基本だ。

それが「公共」の概念だからだ。

ところが広場の入り口で入れる者と入れない者を選別し始めたらどうか。

当然、広場の公共性は薄まる。

NHKは受信料で運営される公共放送である。

だから本来、誰でも入れる広場を目指すべきなのだ。

> NHKの中にも想田監督のよーな、まっとうな考え方持ってる人がいるとは思うんだけど。。堀さんを助けたり応援する動きもなかったのかな?一体日本のエリートたちはどうなっちゃってる 

声を挙げると自分も排除されてしまうのでは。

> 堀アナの存在が「評価をあげていた」と言うより「下るのを、何とか押し留めていた」と言う感じですね。

そうですね、そのほうがしっくりきます。

> まあでも、NHK上層部のそうした体質は何も今回に始まったことじゃありませんけどね。従軍慰安婦の件もありましたし。

そうですね。

しかし看過できる問題でもありません。


 

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コメント
 
01. 2013年3月30日 19:49:41 : YxpFguEt7k
パックイン・ニュースのあとがまのようです。

デモクラTV
http://dmcr.tv/declaration.html

民主主義にはジャーナリズムが必要です。NHKに受信料を払うくらいなら、月525円をネット放送局に払いましょう。


02. 2013年4月03日 23:45:56 : YxpFguEt7k
IWJも相変わらず素晴らしい。

緊急講演会! 孫崎享氏×安部芳裕氏
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/71532

特に対談が面白いです。(対談というより、孫崎氏への質問コーナーのようではありましたが)


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