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2013年3月22日 神州の泉
新約聖書のマルコ福音書には世界中に知られる有名な次の一節がある。
「まただれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、ぶどう酒は皮袋を張り裂き、そして、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるのです。(第2章22節)。」
NHK堀潤アナの退職騒動は大きな意味がある。神州の泉は正直、このアナウンサーのことはよく知らなかったが、今回の退局騒動で堀潤アナが、古い皮袋に入れてはならないぶどう酒であることがはっきりした。キリスト教ではぶどう酒(ワイン)はイエス・キリストの聖なる血を象徴する非常に重要な意味を持つ。意訳すれば、ぶどう酒とは新生、刷新の象徴なのだが、堀潤アナの考え方や行動指針を見ると、明らかにNHKという電波の魔窟にはふさわしくない新生世代の意志を持っている。
NHKを牛耳る原発村の権威の中にあって、物怖じせずに原発行政とNHKの報道姿勢を批判し続けた堀潤アナは立派な志を持っている。というか、古い大脳皮質でものを考えない新世代の良心というべき男である。彼の退局騒動を見たとき、日本もまだ捨てたものではないと痛感した。唐突だが、「ハインリッヒの法則」は、労働災害における経験則の一つであり、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものである。
この法則は、逆説的な意味でもある程度は成り立つ。堀潤アナのような有意の若者の存在が、実は同時発生的にこの社会に多く出ていることを示している。他のジャーナリズムにも同じような意識の若者が出ていることは間違いない。堀潤アナのできごとは、今、古い体質の既得権益グループや対米隷属グループに反旗を翻し、日本をまともな社会に変革しようとする若者が出始めていることを端的に示している。神州の泉は少し感動している。若者が覚醒して自分の意見を貫いて行けば世の中は変わる。
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