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日本人が、今、どれだけメディアに対して無防備でいるか それをわかりやすく説明したいと思います
この物語りには、二人の登場人物が出てきます。
一人は、主婦で、これは「一般国民」です。
もう一人は、セールスマンで、これは「マスコミ」です。
では、ご覧ください。
○○奈央子。石田ゆり子似の35歳の専業主婦である。
夫は中堅企業に勤めるサラリーマンで、家庭は順風満帆な生活を送っていた。
とある日、奈央子がコーヒーを飲んで、くつろいでる時だった。
ピンポーン
チャイムの音がしたので、奈央子は玄関に行った。
奈央子 「はぁ〜い。」
セールスマン 「あ、わたくし、S製薬の営業をしています○○と申します。」
奈央子 「S製薬って、あのCMでやっている?」
セールスマン 「ご存知でしたか。光栄でございます。」
奈央子 「どのようなご用件なの?」
セールスマン 「あ、あのですね。この度、我が社は、新商品の開発に成功致しまして、
小売店に出す前に、ご家庭に訪問して、その新商品のサンプルを配布している最中なんですね。」
奈央子 「そうなんですか。」
セールスマン 「ええ、それで正しいご使用の方法と、フェイシャルマッサージの無料サービスも行っているのですが、
もし、奥様がよろしければ、お試しされてみてはいかがと思いまして。」
男はスーツとネクタイが似合う、凛とした、大手化粧品会社の営業マンらしいセールスマンだった。
奈央子 「そうですか。じゃ、とりあえずお上がりください。」
セールスマン 「あ、よろしいですか。」
奈央子は営業マンをリビングに入れた。リビングは12畳と比較的広く、カーペットが敷かれ、大きな鏡台があった。
奈央子 「お茶いれますね。」
セールスマン 「あ、おかまいなく。ところで、鏡台がありますね。あの、椅子を用意して頂くと、ちょうどいいのですが・・・ございますでしょうか。」
奈央子は、折りたたみの椅子を用意した。
奈央子 「これでいいですか。」
セールスマン 「はい。では、さっそく準備に入りますので、椅子におかけになってください。」
男は、バッグから数種類の化粧品を取り出した。
セールスマン 「こちらが、先ほど説明しました新商品のサンプルになります。では、さっそく有効な方法を致しますね。」
男の手はきれいだった。無毛で、指が細長く、ロッカーのような手であった。
奈央子 「CMでやってるのとはちがいますね。」
セールスマン 「そうですね。ご家庭訪問の場合、リピーター様を増やすために、特別な方法を致しております。」
時間が経つに連れて、男の滑らかで巧いフェザータッチが、奈央子の心身を心地よくさせていった。
セールスマン 「はい、終わりました。どうですか、奥様はもともとお顔立ちがよろしいのですが、さらに変わられてないでしょうか。」
男が言うように、もともと美貌の持ち主だった奈央子であったが、化粧品の質の良さと、男のテクニックによって、10代のようなきめ細かい肌に変わったことを実感した。
奈央子 「すごーい。これ、おいくらなんですか。」
セールスマン 「あ、お気に召されましたか。では、サンプル品の他に、本品を2本ほど、提供させて頂きます。」
奈央子 「でも、これ高いんでしょ。」
セールスマン 「いえ、本日は無料とさせて頂きます。それでですね、奥様をより美しくさせて頂くために、マッサージのほうを続けさせて頂いても、よろしいでしょうか。」
気分のいい奈央子は、二つ返事でOKした。
セールスマン 「ではですね、恐れ入りますが、こちらのカーペットにうつぶせになって頂けますでしょうか。」
奈央子 「うつぶせになるの?」
セールスマン 「ええ、美しさも健康も、まずは腰なんですね。そちらのマッサージをさせて頂きます。」
どの動きをするにしても、腰は要である。35歳ともなれば、腰をもまれて楽になった経験くらいはある。
奈央子は、そのままカーペットにうつぶせになった。
男の腰のもみ方は、やはり巧かった。奈央子の腰が楽になっていった。
マッサージは続いた。
奈央子の日頃の主婦業の疲れが、解かれていく。
しかし、指圧の心は母心というが、男の心はちがう所にあった。
セールスマン 「ではですね。おみ足のマッサージに移りますね。」
男は、そういって足首から、再びマッサージをし始めた。
そして、徐々に、徐々に、上に行く。
奈央子の足の筋肉の乳酸が溶けていくように、男のマッサージは巧かった。
セールスマン 「奥様、いかがですか。」
男の巧さに、心地よさに、奈央子は返事を忘れてしまった。
男の手は、さらに上に上がり、太ももまできた。
奈央子は女性であり、人の妻である。ふつうなら、違和感を感じて当たり前なのだが、
羊の皮をかぶった狼の術中にはまると、どうにもならなくなるのだろうか。
男の熟練で巧いマッサージが続くことによって、奈央子は男に身をゆだねるようになってしまった。
甘いひとときが、夢のように・・・・・
そして、これらの行為は、その日に留まらなかった。
回を重ねていく度に、情が深まるばかりで、
数ヵ月後、奈央子はその男の子供を身ごもってしまった。
しかし、幸か不幸か、その男と夫との血液型は同じであり、
奈央子は、無事、出産し、
奈央子と夫と子供の3人で、新たな幸せな生活が始まりました。
そして、その後も、奈央子とその男との関係は続いたのであった。
(終わり)
申し訳ない。
こんな、奇奇怪怪な例えしかできなくて、唖然とされてるでしょう。
でも、そうなんですよ。
これだけ、無防備なんです。
国民(視聴者)は、今の極悪化した大マスコミ(テレビ)に対して、
これだけ、無防備だということなんですよ。
「高度経済成長時代の1973年。田中角栄総理は、福祉元年として、高齢者に手厚い社会保障政策を取った。」
「いわゆる、社会保障のバラマキだ。」
「しかし、少子高齢化などで、国家財政は火の車。」
「ここにきて、高齢者に甘くした社会保障費のツケが、大きな負担となって、国家財政を圧迫しているのだ。」
(by TVタックル)
「福祉のバラマキ」
「福祉のバラマキ」
ちょっと考えてみてください。
もう考えられないですかね。
小泉が出てくるまでの朝日が、
「福祉のバラマキ」なんて言葉を使えたでしょうか。
「福祉のバラマキ」ですよ。
小泉が出てきてから、もう12年経つ。
だから、もう想像できないでしょうか。
だけど、みなさんは、
あの物語りを読んで、ちょっと怖いと思った。
でも、テレビ朝日が、このように、
「福祉のバラマキ」という言葉を使って、新自由主義報道をしたことに対しては、
なにも、怖いと感じなかったでしょ。
怖いどころか、違和感さえ感じなかったでしょ。
でも、人妻奈央子もそれと同じなんですよ。
あの物語りの奈央子も、怖いと感じなかったんです。
では、もう一度、聞きましょう。
あの物語りと、
朝日が、「福祉のバラマキ」と報道したことと、
どちらが怖い?
正解は、どちらも怖いのです。
どちらも怖いんですよ。
でも、それがわからないのが、
今の日本人なんだ。
「私、主婦だけど、進次郎さんの子供なら、身ごもってもいいよ。」
こういうことを言うのもいるんだろうけど、
そんなのが主婦の1割くらいならいいですよ。
だけど、それが、5割とか、6割とか、7割だったら、どうしますか。
ちなみに、あのセールスマンは、進次郎じゃなくて、「マスコミ」なんですけどね。
「おい、そんなに怒るなよ。TVタックルなんか、ただのお笑い番組だろ。」
これも、マスコミ人がよく使う言い訳だ。
あれだけ政治的影響力の強い番組の、どの辺がただのお笑い番組なんだ。
「影響力が強い政治番組を、笑いを混ぜることによって、視聴者を引きつけ、さらに洗脳力をパワーアップさせた政治番組」
それが、TVタックルでしょう。
マスコミ人が言うことは、言い訳の産物である。
言い訳も、一度か二度くらいにしとけばいいのに、
なにかにつけて、何度も、何度も、言い訳するから、
オオカミ少年そのものだ。
あれだけ好き勝手に、新自由主義報道をしまくって、
億単位の高額なサラリーを得るビートたけし。
「福祉のバラマキ」といって新自由主義報道をしてる”朝日”に対して、
未だにその今の朝日を”左派”とか”リベラル”と言う日本人の民度の低さは、、、、、
民度が低いというか、
どう考えたって、頭やられてるだろ。
黒のカラスに向かって、あれは白い。
と言うのだから。
黒いカラスを白いと言う今の日本人。
これだけ白雉化してれば、
そりゃ、マスコミも、豊田商事みたいなことしたくなるわな。
3月4日のTVタックルをそのまま見たい人は、どうぞ。
ビートたけしのTVタックル 「世代間格差を小泉進次郎がぶった切り!」 13年03月04日放送分
http://v.youku.com/v_show/id_XNTIyNTI2NDUy.html
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