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パリを本拠とする国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は1月30日、世界各国の報道の自由度ランキング2013を発表した。日本は福島原発事故の隠蔽体質などが指摘され53位であった。
報道自由ランキングは、世界179カ国について、メディアの独立性、透明性、自己検閲など6つの視点で調査を行ったもの。
1位はフィンランド、2位はオランダ、3位はノルウェーとなり、北欧やその周辺地域にあるプロテスタント−ゲルマン圏諸国が上位にランキングされた。公務員の汚職防止など市民生活の水準を評価するランキングでは、プロテスタント−ゲルマン諸国は上位にランクされることが多いが、報道の自由においても同様の結果だった。
いわゆる先進大国では、ドイツ(17位)、英国(29位)、米国(32位)、フランス(37位)の順となっている。日本は53位とかなり低く、周囲には韓国やハイチ、アルゼンチンなどが並ぶ。
日本については「原発事故に関わる情報へのアクセスが極端に制限され透明性を欠いている」「閉鎖的な記者クラブ制度の存在が日本のランキング上位進出を阻んでいる」などの指摘が見られる。しかも不名誉なことに記者クラブは「kisha-clubs」と記載されている。ケイレツやゲイシャと同じようにもはや国際語になっているようである。
さらに重大な指摘もある。「日本のフリージャーナリストは、国家から検閲を受け、警察からの脅迫、司法からの嫌がらせを受けていると」されている。
日本人の多くは日本を民主的な先進国と思っているが、海外はそう見ていない。日本はジャーナリストが国家から弾圧され、警察から脅迫を受ける国として認識されている。悲しいことに、ジャーナリストが脅迫を受けているのは事実であり、この評価は甘んじて受け入れるしかないだろう。
もちろん下を見ればキリがない。中国は173位、イランは174位、北朝鮮は178位であった。最下位の179位はアフリカの小国エリトリアで、外国メディアの入国そのものが禁止されている。
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