http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/638.html
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国政選挙で、マスコミが有権者は投票行動真っ最中に行う「出口調査」なるものにはよこしまな意図があることが判明しました。報道機関は少しでも早く当選者予測をTV視聴者に届けたいと言い訳します.しかし、其の隠された真の狙いは、時の権力者に投票推移を知らせ、国民の民意を損ねる選挙結果に導くことなのです。其のことを、かって権力中枢に居た人物が下であけすけに語っています。報道機関が投票最中には何人にも「出口調査」途中経過は漏らしませんなぞの言明も信じられないことが下の記事でわかります。
実際、下の記事で、政府幹部からそれを聴取したジャーナリストもそのことに何の異義の声を上げていません。いまさらマスコミの政治的不偏・中立なぞの幻想は抱きませんが、こうなれば、有権者の側が、何がしかの防衛策を講ずるべきと思っています。
以下はそれを紹介するブログ記事です。
ブログ:法螺と戯言より
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51831705.html
意図したわけではありませんが、このところ立て続けに3名の回想記を読みました。先ずは「野中広務 差別と権力」(魚住昭著、講談社、2004年)です。野中氏による自己顕示臭がやや鼻につきます。ジャーナリストには興味深いのでしょう。個々の政局での氏の挙動は語られるが、そこに氏の国を経営するに当たっての大局的な視点が見えてきません。しかし、私が永田町の国会図書館にまで行って探していた「記事」がこの本に収められていました。2012年12月21日付け記事「出口調査は違法だ!!、倭の五王(25、三輪王朝)」
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51824760.html
で、選挙での有権者の投票行動の最中にマスコミが行う「出口調査」が有権者の政治意志をゆがめていると書きました。それは、2004年ごろの月刊誌「現代」の記事と記憶していたのですがどうも違っていたらしい。ところが、其の記事、この本に所収されていたのです。以下は其の部分の抜粋です:
%%%%%引用はじめ
第14章「恐怖の絆」中の「京都会談」から抜粋(292−293頁)
前出の元学会幹部・岡本勇氏の証言:「この席で西口さんが野中さんの求めに応じて枡本候補支援の約束をしたんですが、投票日の午前中の段階では未だ学会員たちの動きは鈍かった。(マスコミ)の出口調査の結果では共産党が未だリードしていました。それを知った野中さんが慌てて西口さんに電話をいれた。西口さんの緊急指令でようやく学会がしゃかりきになって動き出し、共産党のリードをひっくり返すことが出来たんです」
桝本は最終的に22万2500表余りを獲得して約4000表差で井上に競り勝った。野中は西口のおかげでかろうじて自民党の幹事長代理選挙対策局長としての面目を保つことが出来たといって言いだろう。」
%%%%%引用終わり
「投票がされている最中は、何人といえどもその結果が予測できない」。これが最低限守られるべき選挙の公平性です。それが、時の与党幹部によって蹂躙され、結果として幹部の望む方向に選挙結果は導かれたのです。結果操作に本質的役割を果たす情報が、選挙を争う一方の側の陣営たる与党幹部に供与されていたのです。「マスコミによる出口調査」です。誠に怪しからぬ話です。今更、大手報道機関に政治的中立を期待しません。気に食わない候補を悪し様にののしる記事掲載を国民は防げない。しかし、今後一切の出口調査だけは禁止すべきと思います。有権者の側も安易にマスコミの問いに応ずることが結果の捻じ曲げになりかねないことに思いを致し、それを拒否すべきです。我々は、投票終了後、直ぐに結果が知りたいとは思ってません。それよりは、各候補の主張其の論理等をじっくりと有権者に知らせるための方途(ネット解禁、戸別訪問解禁など)など、公職選挙法の改正を望みます。改正では開票作業の厳正執行の保障措置をも一項含めるべきです。その具体的措置も省令やら告示やらでするのではなく、法律に具体的に書き込むべきと思います。
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