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なかなか面白い辛口批評である。佐高氏をテレビではよく目にするが、ここまで辛辣に書く人とは知らなかった。メディアに登場する政治家、タレント、批評家、作家、経営者など大衆に知名度が高い人々を「メッタ切り」である。特に、マスコミに持て囃されてきた人々に対しては容赦ない。当然、反発も強く誌上で戦われる論争もなかなか面白い。誌上で争わず、陰でボソボソと悪口を言う輩は特に許せないという。
著者の一貫した批判する対象者は
@ 信念の薄い政治家
A 権威に弱い卑屈なタレント(そんな奴ほど他人に威張る)
B 権威や権力をひけらかす文化人
C 広告に出る批評家やジャーナリスト
D 過去に栄光、しかし言動がブレル人
E 末端の苦労を知らない経営者、経済人
一例として、
野田佳彦:姿勢が低いだけ、政治家としての中身がない
小沢一郎:後継者を育てない政治家は信じない
石原慎太郎:弱い者には強く、強いものには弱い
竹中平蔵:「みんなの経済学」は「自分だけがトクをする」詐欺
堺屋太一:社会の変革ができない根性なしのエリート官僚上がり
舛添要一:人間、特に女を全然理解していない
橋下徹:人間も軽いベニヤ板(浅い、薄い)
猪瀬直樹:権力、権威を批判するように見せて、実はべったりのいやらしさ
渡辺恒雄:節操のない世渡り術、自分に甘く他人に辛い
田原総一郎:チョーチン屋、どんどん劣化している
池上彰:受験勉強の「わかった」の延長線
立花隆:自ら取材をしないで記事を書く
桜井よしこ:「分かってますよ」のしたり顔が生理的に受け付けない
鈴木健二:「気くばりのすすめ」は自分への「気くばり」の押し付け
五木寛之:感性が枯れ、ヒモノになった(私は以前から変わらないと思う)
瀬戸内寂聴:燃えカスしか残っていない
司馬遼太郎:俯瞰の目はいいが、多くの勘違いトップから支持される
曽野綾子:「自己責任教」は権力を助けるだけ
村上春樹:人、人種、国家の内で一番ドロドロした「種」、即ち政治や社会を感じない
山本夏彦:毒舌だが、自分で消毒したものは「毒」とは言わない
ビートたけし:「凶暴」というより、臆病な「凶獣」、下半身だけ下品
瀬島龍三:「大本営参謀」は物を見る眼があっても、先を見る眼はなかった
広岡達郎:自己完結で終わり、人に説教垂れる資格なし
池田大作:自ら「名誉会長」の権威をせっせと築き上げる
中西輝政:典型的な男娼学者のひとり
西部邁:別れた女の悪口を言うサイテー男
松下幸之助:未熟塾生は松下電器の最大の「欠陥商品」
長谷川慶太郎:「地上げ 株上げの時代」をあおった"放火魔"、前歴を消すいかがわしさ
著者自ら、「タレント文化人」とは、マスコミに踊る政治家や経済人を含めて傍若無人にふるまう者たちであるという。こういう人たちに対しては、マスコミの評判を鵜呑みにせず、疑い深くなる必要がある。日本や日本人を蝕むのは「軽信」というマスコミ評を鵜呑みにしてしまう性(さが)だと説く。自分の頭で考えないで、他人の言葉を鵜呑みにしてしまうのはよくない。この人(佐信)の言も含めて。
矢津陌生ブログ http://yazumichio.blog.fc2.com/blog-entry-219.html より転載
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