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浮かれる政治家連中タジタジ 池上彰「ジャーナリスト」の面目躍如
http://gendai.net/articles/view/geino/140155
2012年12月18日 日刊ゲンダイ
<視聴率8.6% 宗教、組織票、世襲もタブーなし>
「パプアニューギニアやフィリピンを北朝鮮と同じように呼ぶから“暴走老人”と呼ばれると思うのですがいかがですか」
「失敬だね、君は!」
日本維新の会代表の石原慎太郎と生中継で丁々発止のやりとりを行い、気色ばませたのはジャーナリストの池上彰(62)。選挙戦当日、4時間半にわたって生放送されたテレビ東京「池上彰の総選挙ライブ」でのひとコマだ。
しばらくして再び中継がつながった石原が、「先ほどはあなたと知らずに怒鳴ってすみませんでした」と謝罪。すると、「どうも石原さんは、相手によって態度を変えるようです」と視聴者に向けて“解説”する。視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と民放4位だが、ほかにも顔を引きつらせる質問を連発し、数字以上に大きなインパクトを残した。
世襲議員の自民党・小渕優子に対しては「お父さんが議員じゃなかったら、あなたは政治家にはならなかったのでしょうか?」と切り込む。復活を果たした公明党元代表の太田昭宏にも「山口代表と元代表と。なんか山口さん、やりにくいということはないですかね」と直球勝負だ。憲法改正と自衛隊を国防軍に改称することを掲げる安倍晋三に対しては「戦争もする、交戦規定もあるということは、国防軍の兵士に死者が出ることもある。そういうことを命令するお立場になるということでよろしいんですか?」。
とにかく、視聴者が「よくぞ聞いた!」と膝を打つような質問を容赦なくぶつけまくり、当選に浮かれる政治家連中をタジタジにさせたのだからアッパレというほかない。
「番組構成もよかった。候補者を単純に政党で区分けするのではなく、世襲、官僚、組織票など当選要因に分けたのも斬新。そのまんま東のプロフィル紹介に『おそるべき上昇志向 たけし軍団→知事→国会?』と書くなど毒も効いていた。民主党の細野は『スキャンダルを乗り越え党政調会長』でしたからね。よそはタブー視して触れたがらない政治と宗教の問題も積極的に扱っていて独自色を存分に発揮していた」(業界関係者)
まさにジャーナリストの面目躍如。次回の参院選でもテレビ東京は池上を選挙特番の司会に起用する。他局の毒にも薬にもならないキャスター連中は、爪の垢(あか)を煎じて飲むべきだ。
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