http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/560.html
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TPP参加の旗を熱心に振ることは自由だが、ためにする記事だとしても、日本を貶める内容の記事はとうてい容認できない。
日経新聞記事は、「参加表明で煮え切らない日本にいら立つ雰囲気も垣間見えた」とか、「9月の米国での前回会合後の会見ではワイゼル米首席交渉官が「まず日本が決定を示さなければならない」とTPP交渉への正式な参加表明を促した」とか、平然と書いているが、事実に反するものである。
日本は、昨年11月のホノルルAPECでTPP交渉への参加を正式に表明し、それを受けて、既参加国と事前協議を行ってきた。その結果、米国・豪州・NZを除く国々からは、交渉参加のOKを得ている。
日本がTPP交渉に参加しない(参加できない)のは、米国など3ヶ国がOKを出さないからである。日本がTPP交渉に参加するのを止めているのは、米国自身なのである。
日本に基盤を置き、日本の国益を尊重するメディアであれば、外国政府関係者の言動を質すのが本来の姿である。
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TPP11カ国「来年中に妥結」 日本の態度にいら立ち
【オークランド=柳迫勇人】ニュージーランドのオークランドで12日、環太平洋経済連携協定(TPP)の第15回交渉会合が閉幕した。参加国が11カ国に拡大後の初会合。終了後の記者会見では新たに参加したカナダとメキシコへの称賛が相次ぐ一方、参加表明で煮え切らない日本にいら立つ雰囲気も垣間見えた。
11カ国は2013年中の交渉妥結をめざし交渉を加速する方針を確認した。早ければ来年10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合で妥結する可能性もある。
「交渉の勢いに貢献できることを示した」。記者会見でニュージーランドのウオーカー首席交渉官はカナダとメキシコをこう称賛。そのうえで「そうできると思う国には(TPPは)開かれている」と述べ、日本を念頭にやんわり決断を促した。日本のTPP交渉参加を巡る質問には直接の回答を避けた。
「米議会の承認手続きも考慮すると来年10月までに日本が交渉参加する時間的余裕は乏しい」(オークランド大のジェーン・ケルシー教授)との指摘もある。9月の米国での前回会合後の会見ではワイゼル米首席交渉官が「まず日本が決定を示さなければならない」とTPP交渉への正式な参加表明を促した。
[日経新聞12月13日朝刊P.3]
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