http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/388.html
Tweet |
「言論の自由を抑圧しているのは、日本では巨大メディア自体なのである:森田実氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/8658.html
2012/9/23 晴耕雨読
https://twitter.com/minorumorita
[日本のマスコミファシズム論]
日本はファシズムの道に進もうとしているのではないかとの疑念が世界に広がりつつある。
これは日本がさらなる孤立への道に堕していく兆候である。
日本はファシズムの道に進み始めたが、これを煽動しているのが東京・大阪の巨大メディアである
[以下は、最近、海外メディアから取材を受けたときに私が語った日本の大メディア批判である]
日本のマスコミは団結して一つの方向に進んでいる。
東京の中央紙(朝日、毎日、読売、産経、日経の5大紙)と系列のテレビ局は、NHKを含めて、事実上一つの意思で動いている。
巨大メディア間の相互批判はない。
このため、東京・大阪に巨大な影響力をもつ大メディアは一体である。
批判者は一掃された。
ただ一つの例外は、大阪に本社のある関西テレビ放送である。
関西テレビ放送は、真面目に誠実に言論の自由を守っている。
良心的報道を保っている。
大阪市長の橋下徹氏を「英雄」に仕立て上げたのは東京と大阪の大マスコミである。
大マスコミには、橋下徹氏の政治への批判者は登場しない。
大阪市民のなかの橋下批判の声は、大メディアでは報道されない。
大メディアの報道しか知らない人々は、橋下徹氏がすべての大阪市民、すべての日本国民から支持されているように見えてしまう。
だが、これは錯覚にすぎない。
東京都知事の石原慎太郎氏の場合も同様だ。
石原都知事の乱暴な反中国の言動に対して多くの都民は批判的であるにもかかわらず、大メディアで石原批判の声が報道されることはない。
大新聞と地上波テレビだけを見ている人々は、全国民が石原慎太郎氏を支持しているような錯覚に陥る。
日本においては、大メディアが言論を統制しているのである。
言論の自由を抑圧しているのは、日本では巨大メディア自体なのである。
この巨大メディア連合が日本ファシズムの先導者なのである。
石原慎太郎氏の乱暴な反中国の言動を支えたのは東京のメディアである。
日本国内に偏狭なナショナリズムを拡大させているのも大メディアである。
団結した大メディアの力は巨大である。
団結した大メディアには日本の世論を操る力がある。
この大メディアが、自ら言論統制を行い、偏狭なナショナリズムを煽り日本を危険な孤立の道に進ませようとしている。
おそろしいことである。
大新聞と大テレビ局は一体である。
その上、記者クラブを通じて、大マスコミが団結している。
相互批判も自己批判もない団結した大メディア連合ほど危険なものはない。
国民の多くは、いまだ、このからくりに気づいていない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評13掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。