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毎日新聞の与良正男は、野田佳彦内閣不信任案がまとめられている政局に、何のコメントも言えないオソマツ
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2012年08月04日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆ロンドン・オリンピックが半ばまで進んだところで、日本の政局が、大きく動き始めた。参院における消費税増税法案をめぐって、自民党が8月10日採決を民主党に求めたの対して、民主党が、ようやくこれに応じる姿勢を示したからである。
野田佳彦首相は、政権維持への欲望から、極力、採決を8月20日前後に延ばしたい意向だった。
輿石東幹事長もこれわ受けて、「ノラリクラリ作戦」を続けていた。だが、自民党、公明党以外の中小野党が、「野田佳彦内閣不信任決議案」をまとめて、衆院に提出の動きを示し、「国民の生活が第一党」の小沢一郎代表も、同調の構えを示したことから、政局がにわかに緊迫の度を強めてきた。
民主党内に留まっている鳩山由紀夫元首相のグループ15人がこの不信任決議案に賛成し、いまは反対姿勢の公明党が同調すれば、可決の可能性が大となる。もし、この不信任決議案を否決すれば、野田佳彦内閣を「信任」したことになるので、民主党を打倒して、政局を大きく変えたいと考えているとくに自民党や公明党にとっては、非常に難しい決断を迫られる。まさか、民主党を支持する結末になったのでは、不本意なことになりかねないからである。
◆野田佳彦首相にとっては、これまで「反野田派」を切り捨ててきたいわゆる「純化路線」が、自らの政局の首をしめることになりつつある。
野田佳彦首相に背く勢力を切り捨てることは、「選挙互助会」としてスタートしてきた民主党を根本から変えることであった。だが、この「純化路線」を貫いて行くと、各政策ごとに、反対者を切り捨てざるを得ないというジレンマに陥ってしまう。現実的には、原子力規制委員長の国会同意人事をめぐって、田中俊一・前内閣府原子力委員長代理を起用する「同意人事案」に対して、民主党内に反対者が多く、これを強行すれば、輿石東執行部は、反対者ほ「除名処分」にしなくてはならない事態に追い込まれる。もし、処分を甘くすれば、野田佳彦首相の方針に対する造反者を「政策テーマ」ごとに増やすことになり、所属議員を次々に減らして行くことになる。
反対者がいかなくなれば「スッキリする」半面、政権維持は、ますます難しくなるという「バカげた」結果を現出してしまいかねないのである。
マスメデイアのなかでは、毎日新聞の与良正男論説委員らが、消費税増税法案反対の小沢一郎代表を「切ってスッキリした」と公言していたが、あまりにもスッキリしすぎるとどういうことになるかの想像力が欠落していたことを、いまになって、暴露してしまうことになっている。
この結果、与良正男論説委員らは、TBS番組「朝ズバ!」に出演しても、またもや、何のコメントも言い出せない惨状に陥っているのだ。
ロンドン・オリンピック報道の影に隠れて、いまの政局、とりわけ、野田佳彦内閣不信任決議案がまとめられて、現実に提出されそうな状況になっているにもかかわらず、コメントの1つも言えないというのであれば、毎日新聞を代表して、コメンティターをする資格はない。即刻辞任すべきである。ロンドン市長が宙吊りになった映像を見て、「おちゃめなのは、好きだ」と感想を述べていたが、この男は一体、何のコメンティターなのかと、根本的な疑いが、湧き上がるのを抑え切れなかった。
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