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毎日新聞の与良正男は、橋下徹市長の女性スキャンダル暴露の総選挙への影響をコメントせず、職務怠慢!
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/0241e2b7d1afe824a591c02914c0208b
2012年07月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆大阪市の橋下徹市長の女性スキャンダルが週刊文春(7月26日号)に暴露され、「大阪維新の会」に与える影響のみならず、今後の政局、あるいは次期総選挙への影響などが関心の的となった。にもかかわらず、毎日新聞の与良正男論説委員(名古屋大学文学部卒、早稲田大学政治経済学術院公共経営研究科客員教授)は7月20日朝、TBS番組『みのもんた朝ズバ!』(月曜日〜金曜日午前5時30分〜8時30分)にコメンテイターとして出演していながら、気の利いたコメントらしいコメントをしていなかった。下半身のことは、天下国家を論ずる新聞紙面には書けなくても、民放テレビのコメントは許されるはずだ。それを放棄していた。これでは、政治部出身の論説委員、ましてや民放テレビのコメンテイターとは言い難い。職務怠慢も甚だしい。
マスメディアのなかでも、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞など全国紙の紙面では、まだ総選挙一色からは程遠いけれど、夕刊紙や週刊誌は、いち早く、「総選挙モード」になっている。
◇「戦慄予測 民主60 自民140」「小沢新党と総選挙の行方」「もし民主党と自民党の間に立つ小政党が合わせて勝利という選挙結果になったら」「小沢勝利か敗北かのそれから」(日刊ゲンダイ=7月20日付け)
◇「小沢抜き民主選挙壊滅」「造反に刺客の余裕なし」「”全敗”執行部の力量不足明らか」(夕刊フジ=7月20日付け)
◇「[政界深層レポート]『次の選挙は圧勝する]と断言した小沢の”自信の根拠―『これでいよいよ消える』『新党は全員落選』の大合唱の中」「河村たかし『総選挙後には橋下総務相、わしゃ財務相』」「ジャーナリスト鳥越俊太郎 ジャーナリスト長谷川幸洋 世論調査は世論操作である」(週刊ポスト=8月3日号)
◇9月解散総選挙へ 全選挙区の当落を完全予測 民主94議席 自民113議席そして橋下『維新の会』が203議席の大勝利」●民主第3党へ転落●鳩山、菅ほか大物続々落選●近畿ブロックの小選挙区は維新の会が48議席中29議席を獲得●小沢新党は29議席から3議席へほか」(週刊現代=8月4日号)
いずれにしても、橋下徹市長率いる「大阪維新の会」の大勝利の下馬評が高いだけに、橋下徹市長の女性スキャンダルの暴露について、コメントは必要だった。
◆次に、小沢一郎党首の「選挙戦術」について、週刊ポストは「[政界深層レポート]『次の選挙は圧勝する]と断言した小沢の”自信の根拠『これでいよいよ消える』『新党は全員落選』の大合唱の中」という見出しの記事で詳しく分析しており、次期総選挙での小沢一郎党首の戦いぶりが、実に楽しみである。
私は、小沢一郎党首の「選挙戦術」について、週刊ポストは「総理大臣 小沢一郎」(サンガ刊)で詳しく書いた。この本の帯には、こう記述してある。
「小沢一郎、悲願の『政権交代』。そして、『内閣総理大臣』へ! 2007年9月、安倍首相退陣、福田内閣発足―急転する政局のなかで、小沢一郎が政治生命を掛けた戦いは、ついに最終章に突入した!」
この本の「第六章 田中角栄直伝・選挙必勝のセオリー」「第七章 心を震わせる『檄文』集」のなかで、具体的な戦術を解説した。
2009年8月30日の総選挙でも、「小沢一郎流選挙戦術」は、見事に威力を発揮して、念願の「政権広大」を実現できたのである。
鳩山由紀夫政権が誕生してからは、小沢一郎党首は、国政選挙の指揮を取っていない。そのせいか、民主党は2010年7月、菅直人首相の下で行われた参院議員選挙で大敗北して、衆参ねじれ現象を起こして以後、党勢は衰退の一途をたどってきた。その挙句の果てに、民主党は壊滅の道をころがり落ちているのである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎党首が、橋下徹市長の女性スキャンダルを契機に、あら不思議、政権取りと安倍晋三政権樹立の可能性が大となってきた
◆〔特別情報@〕
大阪市の橋下徹市長の発言が、ここ3か月余り、大きくブレてきた。「民主党を倒す→大飯原発再稼動反対→再稼動容認→原発全廃の株主提案→野田佳彦首相は『すごい』」とブレ方は、極端だった。その度に、熱烈ファンや支持者を戸惑わせ、失望させてきた。それにもかかわらず、マスメディアの「期待度」は50%を超えて衰えることはなかったが、「女性スキャンダル」の衝撃は、超ど級だ。仕掛け人たちの思惑をはるかに超えており、「大阪維新の会」の前途に暗雲が垂れ込め、黄色信号が点滅!
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