http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/216.html
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20120629 大飯原発再稼働 官邸前で反対デモ拡大 投稿者 PMG5
上の動画、2分30秒付近から鳥越俊太郎さんのコメントが始まる。しかし、このコメント、鳥越さんは一般市民が立ち上がったことにあまりにも感動したせいか、内容がきわめて荒く不正確。例えば、60年安保の街頭デモに労働組合など参加者自らが所属する団体の旗などがなかったかのように、鳥越さんは論評するが…。
「共産主義者同盟」(Wikipeia)の項を見てみよう。
1959年、岸信介内閣による、日米安全保障条約という国際政治における占領体制の総決算が行われようとしていた。改定反対派、改定推進派ともに、次第に、条約改定点の具体的争点[12]ではなく、「平和」「民主主義」「ヒューマニズム」「進歩主義」といった戦後体制の理念そのものが争われる場となっていった[13]。ブントは、1959年8月第三回大会において「ブントのすべてをぶちこんで戦う」ことを決議した[7]。59年11月27日には、総評・社会党などからなる二万数千人の国民会議と全学連5千人[14]が統一行動をとり、全学連は正門を突き破り[15]、国会構内に入った。構内は一万余のデモ隊と組合旗や自治会旗に埋め尽くされた(11・27国会構内大抗議集会)。これは周囲を驚愕させた。
とある。
このほか、色んな立場から書かれたものを見ても ⇒
2.出版労協時代/2.3 三井三池と安保闘争
http://www.syuppan.net/mura_HP/narahp/rokyo/n_203.html
「60年安保」闘争の主役は誰だったのか
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765/32805467.html
60年安保闘争考
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/toshi/nihonkiyosanto_nokenkiyu_toshi_60annpoco.htm
鳥越さんの言説が誤解に満ちたものであることはほぼ間違いのないところだ。
私自身も当時、高校生として御堂筋の街頭デモに何回か参加した。その記憶からして60年安保デモに組合の旗がなかったなんてことはまったくのデマだと、すぐ気がついた。高校生だっていくつかの学校はちゃんと生徒会旗を先頭にデモっていた。私が通っていた高校には同志社大学の田畑忍さんが来られて、日米安保改定」反対の立場で講演(生徒会主催)された。その結果、私も御堂筋デモに繰り出したというわけだ。このことは同窓会報にきちんと記録されている。
鳥越さん、いくら昔のことだからといって、出任せコメントは行けません。
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http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/e83615f079ba0c0cb15a3ced0208b880
参考・鳥越俊太郎さんへ質問です。長崎 広(全国一般東京東部労組)さんから(薔薇、または陽だまりの猫)
2012-07-06 10:47:50
レイバーネットML
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鳥越俊太郎さんへ質問です。
一言だけ言わせてください。
東部労組は結成以来、組合員に動員費の支給は一切ありません。交通費支給も一円もありません。東部労組内の争議支援も友好労組争議支援でも全部自腹です。もちろん互いの真剣な訴えと組合員ひとりひとりの積極的な自覚と思いがなければできないことです。毎年100名ほどの組合員が参加する5月1日の日比谷メーデーも、有給休暇やストライキでの参加です。何回か弁当支給だけはありましたが、それも無い時のほうが多いです。組合財政上の事情もありますが、44年前の結成以来「手弁当」を誇りにするような伝統があります。
これをみなさんに伝える目的は、動員費や交通費を支給している労組への非難が目的では決してありません。動員費や交通費を支給している労組だって互いの真剣な訴えと組合員みんなの一人ひとりの自覚と思いがなければ駆けつけてこないのではないでしょうか。
鳥越俊太郎さん、あなたも使用していましたが、今、マスコミやツイッターで流行っている「普通の人」「一般の人」という嫌な言葉があります。多くの仲間が中小零細で働く私たち東京東部労組の派遣、非正規の仲間、紳士服のコナカの仲間、地下鉄メトロの売店で働く女性たち、添乗員の仲間、重いガスボンベを配達して借金づけで苦しんでいる仲間・・・・青年ユニオンのすき家の仲間、神奈川シティユニオンの外国人労働者・・・みんな普通の人じゃないですか。この人たち労働組合員と「普通の人」「一般の人」を対立させよう、労働組合員があたかも「普通の人」「一般の人」でないかのようなデマゴギーを拡散するマスコミや心無い人にガマンできません。
先日の報道ステーションの鳥越俊太郎さんの発言もひどいものでした。労組の旗が無いことがいいことのように嬉々して得々と発言していました。日ごろ尊敬している鳥越さんだけにショックでした。鳥越さん!「普通の人」「一般の人」ってどこにいる人を指して言っているのですか。地下鉄メトロの売店で働く女性組合員は「普通の人」「一般の人」ではないのですか。水道局で汗水流して働いている労働組合員は「普通の人」「一般の人」ではないのですか。清掃労働者は「普通の人」「一般の人」ではないのですか。なんども言いますが、鳥越さん!「普通の人」「一般の人」ってどこにいるのですか。教えてください。ついでに「市民」もどこにいるのですか。
いずれにしても組合員ひとりひとりに、真剣に呼び掛けて深刻な討論をして反原発を闘おうじゃないかと決めることが「動員」でしょう。反原発に「動員」できない労組が問題であって、まして逆に積極的に原発を推進している偽労組、御用労組こそを非難すべきです。本当に原発を無くしたいのであれば、ひとつでも多くの労組が立ち上がることこそが求められているはずです。鳥越俊太郎さんは嬉々として「労組の旗が無いでしょう」と言っておられました。これでは逆でしょう。
旗に関してですが、圧倒的に低賃金の中小企業労働者で構成されている東部労組に私は心から誇りを持って参加しているのです。ほめられこそすれ後ろめたい気持ちなど微塵もありませんし、「敢然と闘い、敢然と勝利しよう」の旗は経営者や権力から言われても絶対に降ろす訳にはいかないのです。
反原発で集まる労組に「アリバイ」。そんな労組がいる訳がないじゃありませんか。みんな仲間です。団結しましょう。ひとりで立ち上がり、みんなと団結するのです。ひとりで立ち上がることは素晴らしい事ですが、その強調は、決して「団結」を否定していることではないはずです。本当に勝ちたいのであれば団結すること抜きでは考えられません。労働組合の場合は、団結とは職場で地域で組合員を増やすことです。組織化です。
反原発の闘争も、反原発をテーマにもっともっと強固な団結が求められているし、すでに実際お互いに「デモ」に「組織化」されていると言えます。
以上、「鳥越俊太郎さんへ質問です」を紹介させて頂きました。
「3.11」以前から反原発運動を頑張ってこられたみなさん、首相官邸前のかつてない歴史的反原発運動を呼び掛け苦労なさっている主催者のみなさん、大飯原発現地で非暴力直接行動で奮闘したみなさん、反・脱原発で奮闘しているすべてのみなさんを心から尊敬しています。
私たちも先日の執行委員会で明日の金曜日も首相官邸に行こうと呼びかけられました。
また、7.1610万人集会、8.12小出裕章講演反原発労働者集会の成功のため頑張ります。
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