http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/211.html
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レアアースが見つかった場所と日本が主張する排他的経済水域
電気自動車などのハイテク製品の部品に必要な鉱物資源レアアース(希土類)が、日本の排他的経済水域(EEZ)である小笠原諸島・南鳥島周辺の海底に多く存在することを、東京大などの研究チームが発見した。同チームは昨年、太平洋の公海で広範囲に分布することを突き止めていたが、日本のEEZで大量に確認されたのは初めて。埋蔵量は国内需要の200年分以上と推定される。
東京大の加藤泰浩教授(地球資源学)らは、南鳥島周辺の深さ約5600〜5800メートルの海底4カ所で、掘削によって得られた泥を採取し、分析した。
その結果、日本のEEZにあたる南鳥島の南西約310キロの海底で、厚さ30メートル分の泥に最高1700ppmという高濃度のレアアースが含まれていた。同島の北約200キロのEEZ内やEEZ外の1カ所でも平均1千ppmを超えていた。レアアースの中でも重要な元素は、陸上の鉱床より3〜4倍多く含まれていた。
こうしたことから、この海域には1千平方キロの広範囲にレアアースの泥の鉱床があると推定され、埋蔵量は680万トンに上ると推定されるという。2010年現在、日本のレアアースの国内需要は約2万7千トン。
http://www.asahi.com/business/update/0629/TKY201206290256.html
日本の他に権利を主張するのはどこだろうなぁ…
どこが日本が「主張」する排他的経済水域だ。マーカスに付随する排他的経済水域は確定した水域だ。排他的経済水域については国連海洋法条約第五部五十五条以下にきちんと規定されており、日本はこの条約を批准している。
日本が主張しているんじゃなくて、国際法で規定される水域であって、日本領土に自動的に
付随する領域だ。
アサピはそれともマーカスは日本領土じゃ無いとでも言うのかえ?それだと1968年の小笠原返還からの論議になるんだが?つまり米国は日本領土では無い島を日本に返還したという話になる。
また、沖ノ鳥島のように、島の定義に疑義がある場所でもない。実際に自衛隊基地と気象庁、
海上保安庁の出張所が設営され、滑走路も設置されている。また伊豆半島などから漁船がこの海域に出漁し、相当に盛んに商業活動も行われている。(皆さんが食べるキンメダイのうち、幾ばくかはこの海域で漁獲されたモノ。)
そして、1968年以降、この島への領土権を主張する国は無く、これまで日本の領有に疑義を呈された事も無い。
これまで全く疑義のない日本領土を基線として、国際条約に則って規定される排他的経済水域を、あたかも日本が単独で主張しているかのような「日本が主張する」という書き方をする朝日新聞は、一体どこの法体系の元にあるのであろうか。一度、公式な見解を拝聴したいモノだ。
朝日お得意の報道ですね ♪
参考
南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初 2012.6.28 19:07
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120628/scn12062819070002-n1.htm
日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底に、ハイテク製品に欠かせない
レアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを東京大の研究チームが発見した。
同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかっていたが、日本のEEZ内では初。
国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、採掘が実現すれば中国からの輸入依存を脱却できる可能性がある。
なるほど。
で色々と調べたら、こういうのがあった。
全く新しいタイプのレアアースの大鉱床を太平洋で発見
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/pdf/2011/110704_kato.pdf
これで書いてる”レアアース資源泥”がEEZ内で見つかったっていう話だったのか。
でも、これ
(1)レアアース含有量(注4)が高いこと,
(2)資源量が膨大(陸上埋蔵量(注5)の約1,000 倍)かつ探査が容易なこと,
(3)開発の障害となるウランやトリウムなどの放射性元素をほとんど含まないこと,
(4)レアアースの回収が極めて容易なこと(薄い酸で容易に抽出可能)など,
まさに夢のような海底鉱物資源です.
って凄いじゃないか。(*゚▽゚*)
各元素ごとに酸で抽出した時の各元素毎の回収率なんかも上の Pdf に載ってたわ。
夢がひろがりんぐ。
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