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「読売新聞」もイエローペーパーか。なりふり構わず「小沢殺し」に加担する愚か者。
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2012/06/23 07:05 日々雑感
読売新聞には驚いた。野球球団の役員人事を巡って低次元のヤシリ合戦を朝日新聞と演じていたかと思ったら、今度は真偽のほども疑わしい週刊誌が掲載した「小沢氏のご婦人の手紙」と称するモノの論評記事を掲載した。しかも見開きの2面に堂々と「小沢氏資質 妻が告発」大見出しを掲げ、小見出しでは「放射能怖くて逃げた」「新党の動向にも影響か」と、ゲスの穿った見方まで掲載している。御丁寧に4面にも『「小沢新党」に打撃』として『妻の告発手紙』と黒地に白抜きで目立つように掲げている。ここに到っては知性も教養もない単なるスキャンダル新聞でしかない。読売新聞も堕ちたものだ。
これまで全国紙が政治家に関する個人的な情報を報じる場合には一定の見識があった。家族に関することは極力控えて、政治家は政治的なマターに限定して報道することにしていたはずだ。それが「妻の手紙」を新党の動向に絡めてこの23日に報道することに読売新聞の底意地を感じる。地方の選挙区へ帰った「態度未定」の国会議員に有権者から「小沢氏は妻に後ろ足で砂を掛けられる人物だよ」と言わしたいのだろう。既に先週週刊誌が報じたガセネタに近い記事を後追いで恥も外聞もなく紙面に掲載する動機はそれしか思い浮かばない。読売新聞は政局を誘導する誘惑に駆られて報道機関の正道を踏み外しているようだ。
5年もこの国の首相を勤めた人物が家庭では生活破綻者だったことは週刊誌で何度も報じられたが、読売新聞は一度として掲載しなかった。つまり小沢氏の「妻の手紙」の転載に近い記事は読売新聞にとっても「特別」なことなのだ。「政治とカネ」で散々人格攻撃したが小沢氏はヘコタレず政界で屹立した実力を堅持している。それが癪に障るのだろうが、これほどの人物が他にいるだろうか。
小沢氏の資質は「妻の手紙」が決めるのではなく、政治家の評価は彼の政治的言辞と行動と成果を有権者が決める。官僚の御用新聞が政治家に関して変な記事を掲載して貶めないことだ。
それより、嵐のごとく報じた「政治とカネ」の自己反省や総括を報道機関として行ったとは寡聞にして知らないが、読売新聞は傘下のテレビ局も含めて頬被りして素知らぬ顔をして済ますつもりなのだろうか。
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