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TVを見なくても人は死なない 大マスコミよ 国民に節電を説くならテレビ放送を中止しろ!
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2012/5/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
電力ムダ遣い番組はもう要らない
原発を再稼働できないのであれば、夏場は大幅節電が必要になるという政府、電力会社の“脅し”を大新聞・テレビは連日、タレ流している。電力会社は昼間のピーク時の電気料金を夜の数倍にする計画で、大メディアはこれも無批判に報じている。政、財、マスコミが一体化した“ドーカツ”だが、ちょっと待った! そんなに夏場の昼間の電力不足が心配ならば、手っ取り早く節電する方法がある。テレビ放送をやめればいいのだ。
資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2011年夏版」を基に計算したところ、夏場に6〜9畳用のエアコンが消費する電力は1時間あたり平均83ワット。一方、液晶テレビは主流の42型で平均81ワットという数字が出た。もちろん、画面を明るくし、ボリュームを上げればもっと電力を食う。しかもテレビは待機中も電気を使う。それやこれやを含めると消費電力はエアコンとどっこいどっこいか、それを上回る可能性があるのだ。
全国で昼間にテレビを見ている世帯は約1500万世帯と推定される。これらの家庭が1日に3時間、テレビを見なければ360万キロワットが浮く計算だ。ちなみに去年夏の東京電力の電力需要量はピーク時で4900万キロワットだった。360万キロワットはその7・3%にあたるから、バカにできない数字だ。
だったら、電力不足になる昼間のテレビ放送を休止すればいい。そうすれば、電力に余裕が生まれ、エアコンを我慢しなくてすむ。しかし、メディアはこうした“不都合な真実”を報じない。大新聞とテレビ局は一体で、テレビ放送をやめれば大幅減収になるからだ。それで原発再稼働賛成の論調になる。「イヤなら国民はガマンしろ」となる。冗談じゃない。
駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授の山口浩氏(経営学)が言う。
「昨年は熱中症の被害者がたくさん出ました。エアコン使用の自粛は人命を危うくする可能性もあるのです。この際、テレビ局は昼間の3時間ほど、放送をやめてはどうかと思います。1時から4時までは『節電しましょう』という文字だけを映し、緊急性のあるニュースのみを報じるのです」
そもそも昼間はくだらない番組ばかりだ。作家の吉川潮氏もこう言った。
「テレビ局の放送休止には私も賛成です。昼間はドラマの再放送や映画、ワイドショーなどで見るべき番組がない。エアコンがないと死者が出る危険性があるが、テレビを見なくても人は死にません。広告収入が減った分はテレビ局の役員や社員の給料を削ればいいのです」
吉川氏に不要な番組を挙げてもらった(別表)。電力を無駄遣いしている番組は山ほどある。しかし、自分たちの都合でやめない。ホント、この国のメディアは自分勝手だ。
[番組名(テレビ局)]
[ひと口コメント]
◆大相撲中継(NHK)
午後3時から放送する必要はない。5時からにして幕下はダイジェスト版に
◆徹子の部屋(テレビ朝日)大いなるマンネリ。局もやめたがっているそうだから、節電を口実に打ち切ってはどうか
◆知りたがり!(フジテレビ)
午後2時に放送する意味がない。「笑っていいとも!」を打ち切って正午に移す手もある
◆ヒルナンデス!(日本テレビ)
毎回同じような食べ歩き情報ばかり。5時のニュースでも同じようなコーナーがある
◆お元気ですか日本列島(NHK)
全国の情報、ニュースを放送する意味が分からない。地方局で報じればそれで十分
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