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起訴以前の逮捕段階で有罪と決めつけた報道の証拠 「朝日新聞 読後雑記帳」より
朝日新聞 陸山会事件担当記者の珍妙な言い分
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5846.html
2012/5/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
今さら「元秘書の逮捕は疑問」だと
◆なぜ「正論」を紙面作りにブツけないか
〈刑事裁判は証拠がすべてであり、無罪という結果は尊重すべきだ〉
〈控訴に踏み切った指定弁護士が今後、小沢氏本人に結びつく新たな動機を立証できなければ、控訴審でも有罪判決を得るのは難しいと思う〉
まったくの正論だが、この記事を掲載したメディアの“罪”を考えると、「何を今さら」という気がしてくる。先週18日の朝日新聞に掲載された「記者有論」なる署名コラム。一連の捜査と裁判を取材してきた特別報道部の久木良太記者(35)が、約4年間の小沢事件を振り返った。
朝日は検察と一体になって、国民に「小沢=悪党」のイメージを植え付けた張本人だ。今回のコラムで久木記者は検察のデタラメ捜査について、〈土地取引事件で、元秘書を逮捕したことへの疑問が今も私にはある〉〈裏金捜査に失敗した特捜部が、なかば無理して作ったのが「報告・了承」の場面で、そのために具体的な中身までは描けなかった――との思いが、当時から私には強かった〉と書いた。ならば、その「疑問」や「思い」をなぜ紙面にぶつけなかったのか。
朝日新聞広報部は「これまでも、特捜部の捜査が無理を重ねた経緯を詳細に報じています」と回答したが、そんな報道、何人の読者が記憶しているだろう。嵐のような小沢バッシングとは比較の対象にすらならない。〈有罪判決を得るのは難しい〉とまで断定するのなら、指定弁護士にキッパリと控訴を踏みとどまらせるような記事があってもよさそうなもの。当然、そんな記事は1行も見つからない。
小沢裁判で唯一最大の成果といえば、捜査報告書の虚偽記載問題など、検察がひた隠しにしてきた「暗部」が明るみに出たことだ。朝日も無罪判決の翌日の社説で〈この裁判は、検察が抱える深刻な問題もあぶり出した〉と書いたのだが、久木記者は〈元秘書の在宅起訴で決着させる判断をしていれば、その後の検察への信頼を失墜させた事態は避けられたのではないか〉と結論付けた。
検察も小沢に手を出さなければ、でっち上げが当たり前の腐った実態にフタができたのに――そうとしか読めないが、今さら珍妙な理屈で検察をかばってどうするのか。とことん朝日は権力の犬に成り下がっている。
◇
検察審査会の疑惑と地検特捜部の犯罪にいつまで目をつぶるのか
http://60643220.at.webry.info/201205/article_3.html
2012/05/22 18:30 朝日新聞 読後雑記帳
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