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2013年1月11日0時19分 朝日新聞
【ワシントン=山川一基】「政府債務上限」の引き上げを巡って米与野党の協議が難航すると予想されるなか、米政府が額面1兆ドル(約88兆円)のプラチナ硬貨を発行し、予算を水増ししてデフォルト(債務不履行)を回避しようという奇策が浮上している。
米国の国債発行残高は昨年末、現在法律で定められている上限の約16兆4千億ドルに達してしまった。米議会が速やかに上限を引き上げなければ、米国がデフォルトに陥る恐れがある。
紙幣の発行は連邦準備制度理事会(FRB)が独占しているが、記念硬貨に関する法律によると、財務省は適切な額面と量のプラチナ硬貨を発行できる。ならば額面1兆ドルの硬貨を発行してFRBに預け、財務省の口座に計上して決済に使ってしまおうという案だ。
アイデアは一部の与党民主党議員やノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン・プリンストン大教授らが支持している。カーニー大統領報道官は9日の会見で可能性について問われ「様々な臆測がある」と否定も肯定もしなかった。
実現すれば、政府が巨額のお金を市中に供給することになり、FRBの権限侵害につながりかねない。ただ、野党共和党は歳出削減などを巡る今後の交渉で、債務上限の引き上げを材料に使うとみられる。提唱者らには、国のデフォルトを交渉の手段に使うなら奇策で対抗すべきだとの考えがあるようだ。
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