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★経済学者では死んでも分からない現代日本の神的経済
現代日本の常態は、騙し経済である。だから選挙の投票に行かせるにもそれが有効な消費行動になる必要がある。
キーワードは
@安心
Aお得
B便利
C気持ちいい
そして、価値を形成するのは、AとBの合わせ技である。
成長期では、安くて良い物を作れば売れた。使えば分かったからである。新商品を作れば売れた。実際生活がそれにより向上したからである。それぞれ単独でも意味をなした。現在でもその残滓はあるが最早主流ではない。
翻って現代のAmazonの商売はどうなっているのか?内部経営の問題は除外する。
Web検索でAmazonは大抵トップに来るし安い。これが現代のお得の強固な一例である。そして買う前からsuggestしてくれる。送料を考えなくて良く、直ぐに届く。これが便利ということだ。この2つのコンビネーションがAmazonの磐石さの理由であり価値を作り出す。
お得により、リアル前を押さえる。便利によりリアル後を預言し獲得する。考慮と行動をスマートに排除する。リアルタイム経済を無視しているが、リアル需要は払底状態なのだから大儲けを狙うなら基本、騙すしかないのは当然である。(リアルでは単独技になる)
実体経済では等価交換が基本となるが、騙し経済では非等価交換が普通である。Aにおいてマイナスの消費を行いBではご当人は気付かないどころか満足のうちに3倍位を後ろから持って行かれる。
"死んでも幸せならそれでいい"
現代の"お得"とは何か?それは無料であり、ポイントであり感情消費である。目的は所謂ロイヤルマーケットィングであり教団のメンバーに入れる事である。
メンバー獲得に最も有効なのはマスメディアによる宣伝である。
そして、晴れて教団員になれば、考えるよりも早い電子的スピードで"便利"でスマートな生活に導いてくれる。
当人はフツーに等価交換を行っているつもりだが要点は満足感にある。収支は教団単位で考えられている。
マスメディアやWebを支配できない場合、買い物行動を起こさせるのはかなり困難となる。だから皆大手の"同じ"になる。
少なくとも一度目はABの合わせ技を使えないのでAもしくはBでかなり無理をする事になる。
例えばAで如何に安いかをPRして安売り後にメンバー獲得に成功すれば良いが失敗すると消えてゆくことになるだろう。
成功するには、マスコミ宣伝の一部を利用して(騙しだが)私達はこんなにも貴方のことを大事にしています、といった雰囲気を打ち出しメンバーを獲得という方法をとることが考えられる。子宮頸がんPRの一部の病院のサイトを見よ!
ここでは、騙し経済の前提となる@安心と、後始末のCには触れなかった。
医療が騙し消費の尖兵である。医療で騙されている者は政治でも必ず騙される。
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